春に開催された「利きバゲット祭り」が大人気につき第三回目の開催。
相変わらず満員御礼で、普段は机なんてない僅かなスペースまで長机と椅子を並べて、お客を入れていた。過去何度もこの施設は利用してきたが、見たことがない大盛況。
東京カルチャーカルチャーのイベントは、内容に応じて客層が変わるのが面白い。ベースとして、サブカル的なものが好きな「ちょっとしたくせ者」系の人が多そうな印象だが(僕を含めて)、このイベントは30代くらいの女性の姿が目立った。
数日前に同じ場所で行われた「永谷園食べ放題祭り」と結構人種が違っていて、見ていてとても興味深い。
PAUL、ジャンゴ、ブーランジェリーセイジアサクラ、Himmel、ル・ルソールの5店舗のバゲットをブラインドで食べ比べ。
- 何も付けないで食べてみる
- バター、オリーブオイルを付けて食べてみる
- マリネやチーズなどのおかず類とあわせてみる
の3通りで食べ比べると、それぞれのバゲットの特徴がはっきりと見えてものすごく面白い。
おしっこちびりそうなくらい面白いし、楽しい。
同伴者と、「これはスモークハムとあわせると多分うまい」「酸味のきいたトマトなんかと」なんて会話が弾む。 僕は前回のバゲット祭りでバゲットにはまって以降、いろいろ食べてきたが、やはり「セイジアサクラ」はその中でも相変わらず最高だ。今回もそう。なんだろうあの皮の旨さは。
・・・と感心して食べていたら、20年来の戦友である前歯の差し歯をバギっと言わせてしまい、以降テンションダウン。差し歯者にとってバゲットというのは鬼門、ということをすっかり忘れていた。
後日、歯のレントゲンをとってみたところ、歯根にひびが入ってしまっていた。インプラントに差し替えするなら、30万円なり。なんてこったい。
(2014.09.21)
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