マメクル食堂@カフエマメヒコ宇田川町店

自分の中での時計を前に進めようと思って、久しぶりにカフエ マメヒコを訪問。

相変わらずマメヒコは意欲的だ。あれやこれやと新しい試みをやっている。 その動きは常にメルマガで確認していたので、開催予定のイベントにすっともぐりこんでみた。

マメクル食堂。

マメヒコと姉妹関係にある西国分寺のカフェ、「クルミドコーヒー」。 クルミドコーヒーのオーナーである影山さんの「食べたいもの」リクエストに対し、マメヒコオーナーの井川さんが料理を作って振舞う、という会。それが「マメクル食堂」。

全8回だったか、毎週開催のイベントで、毎回料理が変わる。

僕が訪れた際は、「酢豚」というお題だった。

久しぶりのマメヒコ。一部の人からは亡霊でも見たかのように「なぜここに?」という顔をされ、一部の人からは「久しぶり!」と歓迎された。

マメヒコは、単なる喫茶店ではない。サークル活動的な側面もある。なので、イベントに何度か顔を出しているうちに、顔なじみになる人が出てくる。 僕なんかは、いまだに「2014年のハタケマメヒコでリーダーだった」といわれる。もう3年も前の話なのによく覚えていてくれるものだ。嬉しいけど、ちょっと恥ずかしい。

ただ、マメヒコは基本的に「オーナーの井川さんの生き様を観察し、軽快な喋りを聞き、それに振り回される場」だ。参加者同士で和気藹々と語らう場ではない。 井川さんと、わたし。その関係が参加者一人ひとりの間にある。「わたし」と「あなた」という参加者のつながりは比較的希薄だ。

井川さんの語りは的を射ていて妙。エラそうな知識ひけらかしがなく、実体験に基づいて感じたことを率直に話す。 だから、「良くぞ言ってくれた」という、自分の代弁者としての尊敬の念が参加者にはある。

部外者からすると、「マメヒコに通う人は信者のようなものだ」 と皮肉を言う人もいるが、そのとおりだと思う。

それはともかく、「酢豚」というお題だったのだけど、肝心のリクエストをしていたクルミドの影山さんが急用により欠席。 そのため、井川さんは「酢豚よりも別のものがいいでしょ」と路線変更し、酢豚の食材を使ったまま別の料理を提供した。

このあたりはかなりアバウトだし、臨機応変に対応ができる人だ。 杓子定規で生きてきた僕とは全然物の考え方が違う。

「ヘルシーにしてみた。薄味のほうがいいでしょ」 と井川さんはしれっという。 「影山くんは濃い味が好きだから。影山くんがいたらこんな味にはしなかったよ。彼は一品料理でご飯をがっと食べるタイプだけど、僕は三角食べ推奨なので、薄味のほうがいい」 だって。

こういう場においては、当然僕に「おかでんどう思う?」と話を振られるわけだが、あまりにくそまじめな話をしてしまい後で自己嫌悪に陥った。 マメヒコは常に自分が試される場だ。

(2017.03.10)

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