これは嬉しい!ベトナム料理バイキングのお店が八重洲にあったとは

先日、銀座から八重洲に向けて歩いている最中に偶然見つけたお店。

八重洲ブックセンターの裏側あたり、といえばわかりやすいだろうか。そんな場所に「ベトナム料理本場バイキング」と書かれた看板があった。えっ、ベトナム料理でビュッフェ形式のお店ってあるの!?

最近の僕は、週末のお昼ごはんとして食べ放題のお店に行くことを愛してやまない。

お腹がはちきれるまで食べたい、というわけじゃない。週末はスカッとしてぇなあ、という気持ちの発散場所が食べ放題に向かっている。

平日はほとんどテレワークで家にいる。昼休み前後に打ち合わせが入ることが多く、そのせいもあって昼食は家で柿の種とかお菓子を食べて鬱屈している。夕食は1歳になる弊息子がいるので、外食することはまずない。お風呂に入れたり、寝かせたりすることを考えると夜間外出は難しい。

そこで週末は食べ放題ですよ。

いや、他にスカッとすることがあるならそれでもいいんだけど、思いつかないんだよ。おかしいなあ、コロナでテレワーク時代に突入したときは、テレワークってもっと鼻くそほじって楽な時間だと思ったのに、週末の計画を立てる余裕すらないくらい平日は慌ただしいぞ?

で、山に行くでもなく、美術館に行くでもなく、食べ放題のお店が見つかったらそこに行くことをやっている。食べ放題は「おっ、じゃあそこに行ってみるか!」と重たい腰を上げる動機づけになる。

とはいえ、ありきたりな食べ放題はいらない。インド料理店の「ナン・ライス食べ放題」とか。もっと違う食べ放題がいい。

そんなときに発見したのがこのお店。そりゃあもう嬉しかったですよ、ええ。

店頭に掲げられたメニューとお値段表。大変わかりやすく、シンプルに書かれていて好印象だ。

エスニック系のお店というのは、日本人のセンスと違うのか「店に入りづらい」「店の仕組みがわかりづらい」ということがあるけど、ここならバキッと単純明快だ。

昼は2,150円、夜は2,750円のビュッフェ。これに飲み放題をプラスすることができる。

実はこのお店の前にやってくるのはこれで二度目だ。一回目、このお店を発見したときはスルーした。というのも、いくら食べ放題とはいえ、お昼ごはんで2,150円というのはさすがに躊躇したからだ。昼食兼夕食だ!という割り切りをしないと、そうやすやすと出せる金額じゃない。

八重洲という場所代が高く付く場所なので、この値段は仕方がないんだけど。

今回は予め腹をくくっておいたので、お店に潜入。

潜入、という言葉にふさわしく地下に潜っていく。お店は地下一階。

店内中央に並べられた料理は素晴らしかった。

「おお!これは知らない!」という料理がずらりと並んでいたからだ。これぞ、ビュッフェ形式の意味がある。ちょっとずつあれこれ食べることができる幸せよ。

だいたい、僕らはあまりベトナム料理について詳しくない。フォー、生春巻きは常識レベルだとして、バインミー、バインセオ、ブンボーフエ、ベトナムコーヒー、ええと他に何かあったっけ、というレベル。なので、今目の前に広がっている光景はフロンティアだった。

お国の場所柄、中華風の料理もあるけれど「これは中華じゃ見たことないな」というものもいっぱいある。

写真の中央にある太巻きみたいなものは、この日一番のびっくりだ。

手にした時点では、これがなんだかわからない。ぐにょっとして薄気味悪い。そして、どうも外側の緑っぽいのは何かの葉っぱで、その硬さからして食べるものではなさそうだ。

身構えながら食べてみて、なんとなく素性がわかった。あ、これ、もち米だ。

メニューを確認すると、「ベトナムお正月餅」と書いてある。どうやら、お正月に食べるちまきらしい。へえ、こんなものがあるのは全く知らなかった。

一つずつの料理の説明は省略するけど、とにかく楽しむことができた。これだけ「おっ、なんだこれは」選ぶ楽しみを感じたのは久しぶりだ。よいお店、よい時間だった。

(2022.04.10)

コメント

コメント一覧 (2件)

  • テレワーク中はzoom会議してない限り、
    鼻くそほり放題ですよーー(笑)
    普通ならトイレに行かないと難しいですもん。

  • ネーマさん>
    確かに鼻をほじるなら可能ですね。
    でも、「下半身パンツ一丁」のエクストリームテレワーク/オンライン会議はまだやったことがないです。

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