フルーツ王国の攻勢

ここ10年くらいの傾向だろうか、岡山に足を運ぶたびに、「おっ、ここもか・・・」という場所が増えている。

それは、岡山県産のフルーツを使ったパフェを扱うお店だ。

そもそもここ数年がパフェブームということもあって、その勢いは急激に増えているようだ。

岡山は「晴れの国」と呼ばれるくらい、年間の日照時間が長く雨が少ない。その気候を利用しての果物栽培が盛んだ。

ただ、そういうことを案外東京の人は知らないかもしれない。というのも、東京で果物といえば「山形」とか「山梨」といったイメージがあるからだ。

「でも、岡山といえば桃太郎で有名だし、桃の産地でしょう?」

と思う。その通りなんだけど、桃太郎が岡山由来(という説がある)ことを知っている人自体、日本全国で何割いるか怪しい。さらには、「当然岡山は桃の生産高日本一だろう」と思っていたら、岡山県はベスト3にさえ入っていない。山梨、福島、長野で桃の生産高の6割を占めているのが現実。

とはいえ、岡山の桃は実に美味しい。「清水白桃」に代表される白桃は絶品だ。桃のシーズンは非常に短く、一週間単位で銘柄ごとの収穫時期がコロコロと変わっていくくらいだ。6月~8月上旬くらいまでの間、岡山で白桃を食べる機会があったらぜひ食べてみてほしい。

それ以外の季節なら、マスカット・オブ・アレキサンドリアをはじめとするぶどうがいろいろあるので、それもおすすめ。

それはさておき、岡山駅の駅ビルである「さんすて」内にも、気軽にフルーツパフェを食べることができるお店があったのは嬉しかった。

こちらはぶどうのスムージー。

そしてこちらは岡山ぶどうのパフェ。

鮮度が重要な果物を使った料理なので、値段はいずれも高くなる。お財布事情としては厳しいが、「旬のフルーツは今しか食べられないからなぁ」ということで許せてしまう。お店としては、「客単価がバク上がりする!でも売れ残りによる廃棄ロスは怖い!」というハイリスクハイリターンな商売だ。

(2022.08.11)

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