岡山駅新幹線ホームのぶっかけうどんを食べる

よく「名古屋駅新幹線ホームのきしめんは、途中下車して食べる価値があるほどうまい」と言われる。

僕は「そうかなあ?そんなに言うほどうまいかなあ?」と首を捻りながら、機会があればきしめんを食べている。きしめんの良し悪しを語るだけの経験値がまだ足りない。

きしめんについてはそんな口コミがある一方で、「立ち食いうどんで途中下車する価値がある」と語られるお店って果たしてどれほどあるのだろうか。思い出話として、ご年配の方が「宇高連絡船で高松と岡山を船で移動している間に食べたさぬきうどんはうまかった」などと語るけど、現在は運行されていないのでその旨さを確認するすべがない。

僕自身は、岡山駅新幹線ホームにある「ぶっかけうどん」がとても美味しいと思う。こんなうどんが新幹線を待っている間にサッと出てきてスッと食べられるのはハッピーだ。

冷やしのぶっかけうどんなら、食べるのにさほど時間はかからない。新幹線の到着時刻が迫ってソワソワしている人でも大丈夫。ただし、麺のコシが強いので、思った以上にモグモグすることになる。なので、一気に食べ終えることはできないので注意。

弊息子タケもこのうどんは好む。まだ歯が生え揃っていないこともあって、硬いものや弾力がある食材には消極的だ。でも、このうどんはよく食べる。「すする」という技術は身につけていないので、手で握りしめたうどんをちょっとずつ指の隙間から食べている。

前日夜に高熱を出したばかりだけど、このうどんなら食が進んだ。ただし、生のネギは辛くてイヤらしい。ネギがうどんについていると、露骨に不快な顔をする。とてもわかりやすい。「具がなくてもいいの?」と聞いてみたけど、タケは黙々とうどんを噛んでいた。

(2022.08.13)

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