いしが、「岡山・倉敷のケーキの名店」を紹介しているwebサイトを見つけてきた。「いいなー」と言う。
要するにこのお店に行ってみたい、ということだろう。じゃあ、ということで何店舗か回ってみた。
本当はレンタカーを借りて、鬼ノ城(鬼ヶ島のモデルになったという説もある)に行く予定だったのだけど、ケーキ屋巡り+由加山蓮台寺詣でという全く違うことをやってしまった。
洋菓子店巡りをやってみて面白かったのが、この界隈では相当大きな病院の一つ、川崎医科大学附属病院の近くにいくつかケーキの名店とされるお店があることだ。
「お見舞い用かな?でも、患者さんは食事制限されていて、食事の持ち込みは駄目かな?」
「整形の患者さんだったら食事制限はないから、その人用かもしれない。でもそれよりも、医者や看護師とかが食べているんじゃない?」
と夫婦で話し合う。そうか、確かに医療従事者は食いしん坊が多そうなイメージだ。いや、あくまでもイメージだけど。
この日一番びっくりしたのは、倉敷市の美観地区から少し外れたところにあるお店だ。
観光客用ではなく、地元民向け。
近くに倉敷成人病センターとか倉敷平成病院といった大きな病院があるけど。
僕は一度道に迷った。そんな場所。
で、そこで売っている洋菓子は、全部1個300円なのだった。えっ、マジで?ご冗談を。
あまりにびっくりしちゃって、帰省中の家族全員分、8個も買っちゃったよ。これでも2,400円だぞ。信じられるか?
確かに、不二家やコージーコーナーといったよくある洋菓子店のケーキと比べるとちょっと小ぶりだ。でもしっかりフルーツも乗っていて、食材も手間暇もケチっていない。よくこんな値段で出せるものだ。
これは危ない、「全メニュー制覇したいので、ショーケースにあるやつ全部1個ずつください」なんていう無茶なことも現実的にありえる。
(2022.12.31)
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