「エチオピア」で頼むなら70倍辛さカレー!その美味しさと苦い後悔

ちょうど夕ご飯を食べる時間に、秋葉原に滞在していた。

30年くらい前の秋葉原は、レストランが全然無かった。食欲よりも家電や電気部品に興味が全部向かっているような場所だった。それが今では、食べるところに不自由しない場所へと変貌した。

さらにはメイド喫茶が乱立し、中央通り沿いの歩道に至っては、数メートルおきに客引きのかわいいお姉さんがずらっと並んでいるような場所になっている。秋葉原は今でもオタクの町だが、オタク相手の商売ということもあって女性比率が上がったし、美人も多い。

ただ、飲み屋を除く普通の飲食店の場合、営業終了となる時間が早い。なので、夜の秋葉原でのんびりしていると、夕ご飯を食べそびれてしまう。

今回は、秋葉原駅の改札を出てすぐのところにある、カレーの名店「エチオピア」で夕ご飯を食べることにした。

もともとこのお店は神田にあり、辛いカレーが有名で、辛党の間ではとても人気がある。僕もその一人で、このお店を訪れるといつも一番辛い「70倍の辛さのカレー」を注文する。今回は数年ぶりの再訪だけど、つい昔のその癖が出てしまい、70倍カレーを注文してしまった。注文する前に、「辛くする必要、あるか?」と自問自答したんだけど。

「えーい、70倍カレーを頼もう!」という勢いがあるので、当然ライスも大盛りを注文だ。お腹いっぱいになりたいから大盛りを頼むんじゃない。ガツーンと自分に刺激が欲しいから、大盛りを頼む。辛いものをあえて注文するのも同じ理屈だ。食べた後のスッキリした感覚を味わいたい。

久しぶりに食べる70倍カレーは、やっぱり辛かった。でも、たまには辛いものを食べるのはリフレッシュになって良いことだと思った。そのかわり、案の定翌日はお腹を壊してしまい、ちょっとつらい思いをすることになった。

それでも、美味しいカレーを食べた満足感は、お腹を壊すくらいの価値があったと僕は思う。

「エチオピア」の70倍カレーを食べたことがない人は、ぜひ一度挑戦してみて欲しい。世の中にたくさんある「辛いカレー」で、「これは罰ゲームなのか?」と感じるほど激痛を感じるものがある。しかしエチオピアの場合、その罰ゲーム感覚が比較的少ない辛さだと思う(おかでんの個人的感想)。

ライスは普通盛りでも十分だと思う。僕のように大盛りにするかどうかで悩むこともなく、美味しいカレーを楽しんで欲しい。

(2023.03.23)

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