「台湾まぜそば」と「汁なし担々麺」の違いについて悩む

「台湾まぜそば」を実店舗で初めて食べた。

最後、丼の中に具をわざと少し残した状態で、店員さんに「追い飯ください」というと少量のご飯をよそってくれる。そのご飯と残された具をまぜて食べるととても美味しい。

・・・って、これは広島でよく食べられている「汁なし担々麺」と同じパターンだ。

じゃあ、お互い何が違うんだろう?

そもそも、広島の「汁なし担々麺」は言うまでもなく中国の四川料理がルーツとなる、ご当地カスタマイズされた料理だ。一方、名古屋発祥の「台湾まぜそば」は台湾に全然関係のない料理だ。元々は「台湾ラーメン」と呼ばれる辛いそぼろ肉が入った麺料理が名古屋では人気なので、そのアイディアを転用したものだ。だから、どちらが元祖で、どちらがマネをしているとという関係性はない。

それでも、結果的に似た料理になっているというのは面白い。ちなみに僕はどちらも好きだ。

台湾まぜそばの方が、いろいろな具が乗っていて色気を出しているように見える。

これまで、スーパーやコンビニで冷凍麺の「台湾まぜそば」は何度も買ってきた。でも、冷凍されているものを電子レンジで温めてそのまま食べていたので、本物がどういうものなのか、考えたことがなかった。

今回、実物を見ることができてよかった。追い飯も美味しかった。今度は汁なし担々麺を食べたくなった。暇を見つけて、汁なし担々麺を食べに行こう。

(2023.05.19)

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