初回フルスロットルは次回の機会を奪う

Googleマップで今日の夕ご飯の場所を探していたら、偶然発見したタンメンのお店。

濃厚なスープ、中太麺、炒めたてのシャキシャキの野菜がおいしいらしい。これは楽しみだ。

濃厚タンメン930円。これを唐揚げ3個付きのセットにし、さらに野菜大盛250円のオプションを付けた。ラーメン二郎を愛していた自分の生い立ちから、「野菜マシができる」とわかるとついマシにしてしまう。たとえ有料であっても。

「野菜がたっぷり食べられてヘルシー」という、誤った認識。

今回はヘルシーさを求めて野菜マシにしたというより、タンメンが美味しそうだったのでお腹いっぱい食べよう、と考えたからだ。さあ、満喫しようじゃないか。

でも、自分の席に届けられた野菜大盛の濃厚タンメンを食べて、「過ぎたるは及ばざるがごとし」と思わず呟いてしまった。野菜の量が本当に多かったからだ。

もちろん残さず食べた。最後までおいしく食べた。社交辞令でなく、本当に美味しいタンメンだったと思う。でも、野菜を食べすぎた。お腹いっぱいになってしまい、もうこのお店のタンメンを一生分食べた気になってしまった。

せっかく良いお店を見つけたというのに、1回目で「もうこれ以上はない」と思えるくらい満足し満腹になってしまうと、むしろ一度限りの出会いになってしまう。もったいない話だ。

だから、初回訪問だからこそ、「ほどほどの注文でやめておく」ということが必要だと思った。次もまた来よう、と思わせるだけの余韻を残しておかないと。

(2023.08.24)

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