上野公園で「カンボジア ナショナル フェスティバル」というイベントが開催されている話を聞き、行ってみることにした。フードトラックが並ぶのだという。
カンボジア料理を食べる機会はとても少ないので、楽しみだ。
行ってみて、困惑した。確かにフードトラックは並んでいるのだが、「フェスティバル」感がないからだ。
敷地入口に看板もゲートもない。ただ単にお昼時なので屋台が集まってきました、というだけのように見える。
しかも、出店しているお店が全然カンボジアと関係ない。
一番手前にあるお店に至っては、カンボジアから見て地球の真逆にある、メキシコの料理を売るお店だった。
メキシコ料理の隣は、アメリカンロングポテトを売るお店。・・・いや、アメリカンロングポテトを売りつつ、ドネルケバブも売っている。ワールドワイドな商売だ。
他の屋台は、中華料理、タイ料理、フレンチフライドポテトのお店だった。
カンボジアのお店が何一つない。
カンボジアの独立記念日を祝うイベントなのに、このお店の構成にはびっくりだ。
しょうがないので、タイ料理を2品と、
メキシコ料理を1品頼んで、家族で食べた。
これはこれで美味しかったから良かったけど、「一体これはなんのイベントなんだ？」と最後まで居心地の悪い時間を過ごした。
(2023.12.02)
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