上野駅で「セルフ駅そば」のお店を見つけた

上野駅常磐線ホームを歩いていたら、コンコースから下りてくる階段の裏側の隙間に、セルフ駅そばを標榜するお店を見つけた。

ああ、そういえばそんなニュースリリースをいつか、見た記憶があったような・・・という薄い記憶が蘇った。

ちなみに、四国・香川県が発祥の「セルフうどん」というものが存在するが、それとはまったく関係がない。「セルフうどん」というのは、麺を自分で湯がいて(温め直して)丼に入れて、つゆを自分で注いで、具をトッピングして・・・最後にお会計、というスタイルを指す。

この「セルフ駅そば」、「90秒で駅そば」とデカデカと書いてあってインパクトが大きい。

この日はお腹が空いていなかったし、家族連れだったので食べることはなかったが、お店の様子を外から偵察。

この時間帯(土曜日19時半)は客ゼロ。

店内はカウンターと、お店の奥に自販機。

これがセルフ駅そばを販売する自販機。

画面には「OUT OF ORDER」と表示されている。壊れたのか、それとも品切れなのかは不明。

自販機を見ると、コインや紙幣を入れる口がない。完全キャッシュレスの端末らしい。コインの回収や補充、または詰まったときの対応などの手間が省けて、運用が楽だ。

売っているのは、看板を見る限りだと

たぬきつねそば 600円
紅しょうが天そば 730円
ちくわの磯辺天そば 680円
柚子胡椒香る豚肉そば 780円
豚肉カレーうどん 800円

だった。「えっ?高い!」と思わず声が出るが、今どきの外食ともなればこういう値段になってしまうの・・・だろうか?人件費が省略できるから安くなると思ったんだが、ちょっと意外。

省力化は徹底されていて、お冷の提供さえ行っていない。

こういう徹底っぷり、僕は嫌いじゃない。中途半端に過去ルールを踏襲した結果、せっかくの先進的な取り組みがスポイルされるのは惜しいからだ。

これは推測にすぎないのだが、「お冷提供がなければ、単なる自販機コーナー。お冷を提供すると、ここは飲食店になって、保健所に申請・許可をもらう必要がでてくるし、食品衛生管理者を立てないといけなくなる」という事情があるのかもしれない。

この時は、「今度、機会があれば食べてみよう」と思ってその場を立ち去ったのだが、今考えてみると「別に食べなくてもいいや」と思い直した。

だって、値段は高いし、味が特別素晴らしいというわけでもないだろう。常磐線のヘビーユーザーで、いつも腹を空かせて上野駅の常磐線ホームを歩いているならともかく、これを目当てに食べにいくのは大げさだ。

自販機に何の料理があったら食べてみたいかなあ・・・とあれこれ考えてみたが、特に思いつかなかった。そもそも、上野駅で立って慌ただしくご飯を食べたいと思わないからだ。

(2025.03.01)

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