一部屋だけ、1つのインタレーションのみの展示。
ほぼ真っ暗な部屋。
部屋を取り囲むように多くのスピーカーとディスプレイ。部屋の一番奥にピアノ。 ピアノは時々かすかに音を立てる。傷んでいるように見えるし随分汚れているのでどうしたのだろう?と思ったら、東日本大震災の津波を被ったピアノを使っているのだという。
偶然、つい先ほど近所のギャラリーで見た「谷川俊太郎展」でも、同じような映像と音声のサラウンド演出を見たばかりなので、このパフォーマンスに対しての驚きは感じなかった。本当にタイミングが悪い。

谷川俊太郎展@東京オペラシティアートギャラリー
谷川俊太郎、という詩人については、僕が学生時代夢中になった「NHKスペシャル 驚異の小宇宙・人体」シリーズのオープニングで彼の詩が朗読されていた、という点においてのみ知っていた。そもそも、僕に「詩」を読むという趣味はない。...
(2018.02.09)
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