HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN Harumi’s Summer@ギンザ・グラフィック・ギャラリー

HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN Harumi's Summer@ギンザ・グラフィック・ギャラリー

ふらりと立ち寄ったギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されていた展覧会。

HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN Harumi's Summer@ギンザ・グラフィック・ギャラリー

絵を見た瞬間、「あ、これはパルコっぽいな」と思ったのだが、案の定パルコのイラストを手がけていた方だった。

エアブラシを使って描いた女性の絵は、非常に濃い。よくも悪くも「こってり」とした画風だ。たぶん、こういう絵が流行ったのはバブル崩壊前までで、2018年の現在ではなかなかマス受けはしないと思う。

何か、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に通じるこってりさだ。でも、ジョジョが現在進行形の漫画で、しかも国内外から芸術作品としても高く評価されていることを踏まえると、こういう絵のニーズは今でも十分にあるのだろう。もっと、こういうパワーがある絵を街中で見てみたいものだ。

HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN Harumi's Summer@ギンザ・グラフィック・ギャラリー

とはいえ、こういう絵が受ける雰囲気、というのが今の街にはあまりないような気がする。というのも、最近新規オープンするお店を見ると、「無印良品的な、シンプルなインテリア」が多い。素っ気ないものの方がかっこいい、という価値観がここ10年くらいは強まっている気がする。イラストの嗜好性も、当然そういった空気感に追随するだろう。

HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN Harumi's Summer@ギンザ・グラフィック・ギャラリー

日本が再び、バブル期のような高揚した雰囲気になれば、濃い絵も流行ると思う。でも、そういう時代はもう訪れないような気もする。

(2018.08.07)

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