編集後記2022年09月期

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全19話、完結。途中何度も中断しながら、ようやく書き終えた。

毎回思うんだけど、旅行記ってとても難しい。旅行をした当人にとって、端折りどころが難しいからだ。

書き終えてみてから考えてみると、今回の連載は本当にシンプルに「サイクリングを始める直前」から「サイクリング終了して下山したところ」で切り上げても良かったと思う。その前後は文章として蛇足だった。

もともと「へべれけ紀行」や「アワレみ隊活動記録」の旅行記は、僕の日記的な備忘録として作られた経緯がある。そのため、「旅の始まりから終わりまでとりあえず書く」ことしかしていない。いきなり旅先からスタートするということはほぼない。

中にはそういう旅行記もあるけれど、それは単に写真撮影枚数が少なかった時代で、旅のスタート時点からの写真を撮影していないからだ。今は良くも悪くも写真可能枚数は無限なので、無駄な写真が本当に多い。それにともなって文章も冗長になる。

じゃあ思い切って要点だけ端折った記事にしよう!と大決定できるかというと、それは難しい。というのは、僕の旅は「ここが要点!ここはおまけ!」と分けられるほどメリハリのある内容ではないからだ。というか、誰の旅だってそうだ。テレビ番組の企画じゃあるまいし。

もし要点に絞って文章を書いたとしても、それは面白くない内容だと思う。だって、「旅先で、◯◯に立ち寄りました」という話を書いたって、そこで何を食べただとか、何を見ただとか、観光ガイド以上の情報を書くことができないから。

もうこの際、140字程度で内容を凝縮してもいいのかもしれない。文字数制限がない中でダラダラ書くのもきりがないし、要点を絞ったとしても駄文ができる未来しか見えない。だったらシビアな文字数で文章を書いたほうがよいのではないか、とさえ思えてきた。

話はずれるが、最近Google検索すると、貴重な情報や写真がTwitterでしか展開されていないことが多くなってきた。SNSの情報は個人ブログ以上に消滅リスクが高く、もったいないなあ・・・と思う。

激辛グルメ駅伝2022

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子どもの看病をしていたり、自分が手足口病にかかってひどい目にあったりして、どんどん精神的に参っていった2022年9月だった。そんな中でも激辛グルメ祭りは全7回を開催し、そのうち3回はオフ会として、残り4回は僕の単独出撃で42店舗全ての料理を食べることができた。

ほんと、かろうじて・・・という感じだったし、このイベントのために相当お金をつぎ込んでしまった。

これはもう、来年は「全店舗制覇」なんてやるもんじゃないな、というのが企画途中に思い至ったことだし、全店舗食べ終えてもその考えは変わっていない。そもそも、このサイトを常時見ている読者は数名程度しかいないはずで、それなのにオフ会をやろうとしていること自体がおかしい。10年、15年前の感覚が抜けていないんだろう。何しろ、僕のパートナーのいしでさえ、このサイトは全く読んでいない。

もう、このサイトごときでオフ会を企画すること自体がおこがましいので、「人が集まることを前提としたオフ会」はやめようと思う。人が集まっても集まらなくても開催できる、そういう会なら今後もやるけれど。

ただ、激辛グルメ祭りに参加すること自体はとても楽しい。なので来年はどうするの?というと、おそらく会期中1回限りで、「集まれる人がいたらご一緒にどうぞ。集まる人がいなければ僕だけ、2~3品食べて帰りますんで」という日を設けると思う。

今後の掲載予定

激辛グルメ駅伝の連載がまだ終わっていないので、その掲載を優先。

その後は2019年11月、冬季閉山中の上高地に徒歩で潜入した話を書くつもりだ。おい、3年前の話だぞ。まだ僕、子どもどころか結婚すらしていないぞ。どうするんだよこの記事。それこそ要点だけ書かないと。

2019年は5月、7月、11月と上高地を訪れており、2020年、2021年、2022年にそれぞれ1回ずつ滞在している。記憶が混乱だ。ここまで同じところに通い詰めているのは僕にとって上高地だけで、それだけ素晴らしい場所だと思っている。しかしさすがに行き過ぎだ。

上高地に行く、ということは時間もお金も消費してしまう。その分他の場所に行けなくなってしまうことでもあり、いいような悪いような、悩ましい気持ちはある。

今月のBGM

YouTubeを作業用BGMにするメリットは、1時間以上続くようなミックスリストやライブ音源が聴けることにある。

あくまでも仕事や作業に集中する片手間に聴くものだ。遊びじゃない。なので、色気がある内容では困る。日本語の歌詞が入っている売れ筋の曲を僕が完全に除外しているのは、気が散るからだ。

最近、クラブミュージックをよく聴いているのは、テンポが一定で同じメロディが繰り返され、それでも飽きないような変化も仕組まれているからだ。

以前、この「今月のBGM」でダフト・パンクを紹介したけれど、ダフト・パンクの名曲「Da pank」なんてよく出来ている曲だな、と今更ながら思う。

スピーカーの前で正座して聴く分には退屈な曲だ。料理を作りながら、掃除をしながらのBGMとしても物足りない。でも、PCの前に座りながらの作業用BGMとしてならこれくらいの内容が一番いい。

ただ、あれこれYouTubeで曲を掘るという行為自体が色気が出てきだした。「おっ、このミュージシャンのライブ映像があるぞ!」とか「ミュージシャンのインタビュー動画が気になる!」とか。こういうのは気が散る要素なので、僕にとっては邪魔だ。さらには、頻繁に入るYouTubeの広告が邪魔になってきた。

そんなわけで、9月の僕はもっぱらAmazon Musicを聴いていた。僕は有料でUnlimitedの契約をしているので、それなりの数の曲を聴くことができる。

なんでこんな使いにくいUIなんだろう、とAmazon Musicの操作性に苦労しながら曲を聴いている。

Amazon Musicだと新しい曲との出会いはないだろうと思っていたのだけど、ぜんぜんそんなことはなかった。選択して聴いていた曲の再生が終わると、自動的に「似たような系統のミュージシャンの曲」が選ばれて引き続き再生される。これによって、全く知らなかったミュージシャンやお気に入りの曲をいくつも発掘することができた。

昔、タワーレコードやバージンに行って、店頭の視聴用CDプレーヤーでお店レコメンドの洋楽をあれこれ聴いていたものだ。気に入ったCDと出会えたら買っていたけれど、それと似たワクワク感がある。

あれこれ聴いていた中で、9月時点でヘビーローテーションになったているのが「Jazztronik」というアーティストの曲だ。美しいピアノの音とホーンセクション、ストリングス、ビートが織りなす曲が多く、聴いていて心地よい。「ルパン三世」の曲でおなじみの大野雄二っぽさを曲から感じるし、「Keep Love Together」という名曲を持つ「Love to Infinity」の作風にも似ているな、という印象を持った。

YouTubeだと公式チャンネルがあるけれど、曲を抜粋して紹介しているものが中心だ。フルサイズで曲を聞きたければちゃんと音楽配信サービスでの視聴やライブに来てくれ、ということなのだろう。

フルサイズの音源やBGM用に1時間以上曲を繋げた動画も存在するけれど、公式チャンネルのものではなく著作権的にどうなのかが不明。なので紹介するのは公式チャンネルのものにしておく。

(2022.10.01)

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