モンベルの無料店内セミナー、今度は「ロープワーク」。
ロープを使った登攀はやる予定がないし、過去に1度しか経験がない。 でも、知識としてロープの結び方を覚えておくのは日常生活でもメリットがありそうだ。 蝶々結びと、固結びしか知らないというのはなにかと不自由だし。
直径4mm、長さ2mのロープを事前に用意しておく必要がある。ロープを買うなんて、人生初だ。 無料セミナーではあるけど、これまで国土地理院の地図を買ったり、プレートコンパスを買ったり、なにかと費用がかかっている。
1時間15分ほどかけて、ロープの種類(天然素材、ポリプロピレン、ナイロン)とその特性を学び、その後結び方の実技。 もやい結び、てぐす結び、張り綱結びの3種類を習った。
覚えてしまえばなんてことはない、ものの数秒で結べるものだ。しかし、覚えるのはかなり大変。先生にお手本を見せてもらっても、手元をぐにゃぐにゃ・・・とこねくり回しているうちにぱぱっと結ばれてしまうので、えっ、えっ!?もう一度お願いします!となる。
しかも先生と向かい合わせだから、左右逆なので頭が混乱する。ああ、こういう「空間」の概念を把握しづらいのって、歳をとった証だなあ、と思う。
案の定、ご年配の参加者ほど手間取っていた。 何度も何度も反復練習して、覚えこむことに集中。でも、すぐに忘れそうな気がしてならん。
(2017.04.26)
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