モンベルの登山セミナーにはこれまで数多く参加してきたが、「是非学びたい!」というワクワク感あってのことではない。「こういうセミナーに参加しないと、日々をダラダラとすごしてしまう」という危機感があるからだ。
セミナーに出て、自分の外出モチベーションを無理やり高めたい。そのためのきっかけだ。
なにせ、「高尾山に登ろう」と思い始めてはや数ヶ月、未だに行けていない。近場の高尾山でさえこうなのだから、いったい今年は山にどれだけ登れるのだろうか。
ちなみに高尾山には今年の11月11日に行くことにした。さすがに真夏に行くと、熱中症になりそうだし。
で、今回受講したのは「屋久島の歩き方」。
屋久島。もちろんいずれ行くことになるだろう場所。最南端の日本百名山がある山だからだ。
しかし、宮之浦岳に登るためには、避難小屋一泊を伴う。そうなると、ガスストーブを持参しなくちゃいけないが、さすがにガスボンベを飛行機に乗せるのは無理だ。
現地でガスが買えるのか?食材の調達は?などと、いろいろ下調べをする必要がある山。
そんなわけで、今回のセミナーではいろいろ学ぶことができた。 標高が高いので、冬は雪が積もる山。しかも「一ヶ月に35日雨が降る」といわれる多湿の地。防寒、防風、そして雨よけの対策はちゃんとしなくてはいけない。それなりの装備を揃えると、自分が持っている38リットルのザックだと厳しいかもしれない。
セミナーに参加したのは10名弱だったと思うが、その大半が「この夏に屋久島に行く予定」だという。すげーなー、時間もお金もかかる場所なのに。まあ、そういう人じゃないとそもそも参加しないか。
僕なんか、「いつ行くかわからないですけど、一応話を聞かせてください」というスタンスだったのに。
(2017.07.13)
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