AIと対話する、ということを先日やった。

そこで「AIにお絵描きをさせる」ということに言及していたが、実際に僕自身が絵を描いてもらったことがなかった。ものは試しで、いくつかお絵描きAIを試してみた。なんでも聞くところによると、最近のpixivはすっかりAIが描いた絵が増えて、生身の人間のクリエイターにとっては困った状況になっているとか。
AIには「文章でお題を与えると、そのお題に沿った絵を作成してくれる」というものと、「写真を元に漫画風に加工してくれる」というものがあるようだ。もっとあれこれあるのだろうが、僕が実際に触ったのはこの2種類だ。
前者の方は、いくつかAIに絵を描いてもらったけど、じきに僕が飽きた。そんなに描いてもらいたい絵がなかったからだ。
いっぽう、後者の「写真を読み込ませると、漫画風に絵を加工する」タイプのAIはすごく面白かった。ツボった。
2022年12月時点では、「すごいなあ、精巧にできているなぁ」と感心するというよりも、「なんか変な絵ができたな?なんでAIはこんな絵を描いちゃったんだろう?」と爆笑することが多い。でも、ときどき「おっ、これは比較的よく出来てる!」と感心する作品も出てくるのがたまらない。
あれこれ試してみて、だんだん「AIが男前・美人に加工してくれそうな構図の写真」を探し当てたりするようになってきた。

これは僕のお気に入り。先週、荻窪の大田黒公園に家族で紅葉を見に行った際の写真をAIに加工してもらったもの。
いつも写真にボカシ加工を入れている「弊息子タケ」と「パートナーのいし」が描かれている。
どれくらいの再現性なのか、というと、左端のおかでんがこのレベルの嘘っぽさで描かれているので、他の人もだいたい似たようなものだ。「なるほど、本人の雰囲気はあるけれど本人じゃないな」という描かれ方になっている。
異世界転生ものの漫画に出てきそうな聡明な顔立ちの子ども、そしてアンジェラ・アキみたいな顔をした妻。そんなわけはないのだけれど、嘘じゃないレベルでは似ている。
これまで、このサイトの主要登場人物なのに写真にボカシを入れていることを残念に思っていた。なので、こうやってAIによる謎改変が加わった絵を、「これがおかでん一家の近影です」ということで公開する。「(だいたい)こういう人たちの群像劇なんだな、このサイトの記事は」と思って貰えれば正解だ。
なので、当分の間、僕が飽きるまではこのサイトのトップページ・メインビジュアルにこのおかでん一家イラストを使う予定だ。

ちなみに、昨日は親族が集まる機会があって、弊息子タケは従兄弟たちとひとときを過ごした。
そのときの写真をAIでイラスト化してもらったら、こんな感じになった。
すげえ!賢そう&かっこいい&かわいい!
このイラストと、元となった写真を見比べると、元の写真、つまりリアル弊息子がやけにブサイクに見えてしまうので困った。
(2022.12.04)
コメント
コメント一覧 (4件)
おかでん殿
これはスゴイ!楽しそう!
奥様方アンジェラアキみたいという貴殿の感想素敵です。
しばらくトップページにあった「上高地のおかでん」も、おかでんらしいいい感じだなと拝見していました。でも、出来ればご家族でぼかし無しをという思いが伝わります!
軍曹殿>
ありがとうございます。
このお絵描きAIのことを知って、
「あっ、これがあれば『オカ・デウス』の写真は全部AIイラストに置き換えることができるかも?不自然なボカシを入れなくてもいいかも!」
と思ったものです。
しかし、いくつか試してみたんですが、やっぱり現状のAIの限界で、変なデッサンになってしまうものがとても多かったです。オカ・デウスの場合、弊息子タケの顔にはボカシを入れるけれど、それ以外の部分・・・むっちりした手とか、力強さが出てきた脚とか、そういう要素が写真に写っていることが大事。イラストになるとそれらがごっそり削ぎ落ちてしまうので、現実的ではなかったです。
おおおおおーーー
ガッツリ本人を拝見している分、違和感がすごいです(爆)
いやもう、申し訳ないけど詐欺レベル?
マッチングアプリがこんな雰囲気だと、待ち合わせ中に遠くで発見したら、
ドタキャンしちゃうかも。
って、別に本物が好みでない、などではなく、いい味なのに
なんだかなあ、になってしまった感が強くで。
それと比べると、本人を見ていないお二方は気にならないんですよね。
なんていうかボカされている部分を脳内補完して見ているので、
ああ、こんな感じなのか、で終了です。
ネーマさん>
まあ、お絵描きであっても「実物と瓜二つ」だったらボカシ写真よりも現実に近くなっちゃいますんで。
それなりの非実在感がAIお絵描きに入っているのは開示する側としてはちょうどいい塩梅です。
面白いもので、いろいろな写真をAIに読み込ませてみたら、男性なのに女性認識したり、その逆があったりします。さすがにそこまですごい現実離れイラストは今のところ使っていません。