日本亭

2000年01月06日
【店舗数:003】【そば食:004】
東京都港区新橋

ざるそば

日本亭外観

新橋駅の地下改札を出たところにある立ち食いそば屋。すぐ隣にちゃんとしたそば屋があるという、そば激戦区?なんである。ただ、改札真っ正面ということで利便性はすこぶるよく、ちょっといっぱいって立ち寄れるのはこのお店の最大の武器だろう。

入り口の食券機で「ざるそば」を選択。確か280円だったかな。非常に安い。さて、どんな味だろう・・・と、食券機からカウンターの方に振り向いた瞬間、いやな物が見えた。直径30センチはあろうかというざるの上に、こんもりと盛られたゆであげたそばの山が。うぐぅ、店先に「生そば」なんて書いてあったから、その場で注文があってから生麺をゆでてくれるのかと思ったのに。がらがらと希望が崩れていくのが、はっきりと耳に聞こえた。

とまあ、こういう表現は正直誇張表現ってヤツで。このコーナーに文章書いている時に、勝手に大げさにしているだけのことだ。なぜなら、実際にはそんな悠長に思考回路を働かせるだけの時間なんて与えてくれなかったから。

食券を店のおやじに渡す→おやじ、おもむろにいつゆでたかわからんそばの山からひとつかみ、ざるに盛る→冷蔵庫にすでに保管されていたお盆及びそば猪口(すでにつゆは入っている)を取り出し、ざるをセット→「はい、おまちどおさま」。

いや、おまちどおさまって言われたって、食券出してから正味10秒弱なんスけど。

食べてみたら、案の定そばはのびのび。これでもかぁ!ってくらい伸びきっていた。値段を考えるとこれでも納得するべきなんだろうな。何しろ、あの素早いオペレーションだ。急いでいる人はきっと重宝するだろう。味に値段を払っているのではない、すぐに食事にありつけるというサービスに対価を払っているのだと思えば、この味も高尚なものに思えてくる。

しかし、正直なところ、食べながら「大盛りにしなくてよかった・・・」とつくづく感じてしまった。おっと、このことは誰にも内緒だ。