あじさい茶屋 田町店(01)

2000年01月20日
【店舗数:012】【そば食:016】
東京都港区芝

小柱天そば

あじさい田町駅店外観

どぅおりゃー。またもや立ち食いそばだぁぁぁっ。立ち食いに活路を見いだしたつもりはさらさらないのだけど、お仕事で町を歩けば目に付くのが立ち食いそば屋。ついつい店舗数稼ぎに入ってしまうのだ。さくっと入ってさくっと出てくることができる、というのも忙しいこちらの身にしてみれば助かる限り。

でも、こういった連載記事をやるにあたっては、立ち食いそば屋ばかりお邪魔するのはあまりよろしくないなあ、とは思っているんだけど。・・・なんていいつつ、あああ気がついたら立ち食いそば屋に吸い込まれて行くよ。

さて今回は「あじさい」なのである。東京では立ち食いの王道とでも言えるだろう。JR駅の構内にやたらと見かけるこのお店、日本食堂の経営らしい。おかでんにおける日本食堂の印象とは、「新幹線のレストランと車内販売をやっていた」=「冷凍ミカン」。なんで冷凍ミカンなのかというと、幼少の頃帰省のたびに新幹線で冷凍ミカンを買ってもらって食べていたなあ、ということから。そういや最近みかけませんな冷凍ミカン。

と、いうことで日本食堂と冷凍ミカンが限りなくイコールでシナプス結合していたところに、立ち食いそばという概念が割り込んできたので困惑しているところ。幼少の思いこみを改めるというのは結構難しい事だ。

店に入る前から、この一食は全く期待できないな、というのがまる分かりだった。どう見てもこの店構え、客層、店のおやじの様全てが「スピード重視で瞬間そばチャージ専門店」な作りだからだ。こちらの期待する方向性とは明らかに違うベクトルだ。まあ、それはそれで良い勉強になるだろう、と気を取り直して食券を購入。小柱天そばがお薦めとのことで、迷わずセレクト。

おやじのオペレーションはこれぞ立ち食いそばの王道、というものだった。素晴らしく手際が良く、すでにゆでてある麺をお湯で数秒暖め直し、丼に移してつゆを注ぎ、具を乗っけてはいお待ちどうさま、と。所要時間30秒といったところか。さすがに駅の構内にあるそば屋は動きがきびきびしている。

「スピード」というベクトルにはえらく感心させられてしまったが、こちらが期待する「味」のベクトルでは・・・まあ、想像したとおり。小柱はぷりぷり感が皆無で、何を食べているのかわからなかった。味もしない。そば、つゆ共に安かろうまずかろうな内容。そう、味に関しては特筆するべきものが全くなかった。

でも、このお店はそれでいいんだと思う。旨いそばを食べたいのであれば、それなりのそば屋でそれなりのお金を払えばいい話だからだ。安くて早くて、っていうところの価値観が最優先される以上、味について悪口を言うのは全くのお門違いといったところか。うーん、そばって奥が深いなあ。あれもそば、これもそば。

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