さらし奈乃里(11)

2000年05月13日
【店舗数:—】【そば食:094】
東京都板橋区前野町

川海老唐揚げ、椎茸真丈揚げ、おかめそば、ビール、お酒

週末のルーティンワークとして、さらし奈乃里へ。

この日、お酒を冷酒で初めて頼んでみた。ぽかぽか陽気のこの季節、いつまでも熱燗ってわけにはいかないでしょ。季節感を取り入れないと。すると、店員さんが「こういう器になりますけどよろしいですか?」と言いながら、升とお酒が2合分はいるボウルのような器を持ってきた。一合だと升酒なのだろうが、二合を入れる都合の良い器が無かったのだろうか。陶器製のボウルになみなみとお酒が入っているのは見慣れない光景だ。一品料理を盛るためのものなのか、とも勘ぐってみたが、ちゃんと次ぎ口が器についていたのでお酒用のものなのだろう。トトトと升に注いで、ぐいっと飲む。間違っても、器からそのまま飲み干してはいかん。

途中、4人の子供達を連れた家族がやってきた。お父さんお母さん入れて、総勢6名様。いや、壮観だわ、これ。おかでんが座っていたお座敷席のすぐ横に陣取った一家だが、そもそも4人用の机なので子供達があふれ出てしまっている。しかも、子供達やんちゃ過ぎ。母親が必死に「ここは食べるところなんだから、静かにしなさい」と注意・・・というよりも懇願に近いような・・・しているんだけど、子供は聞いちゃいねぇ。始終動きっぱなし、潜りっぱなし(机の下に潜り込んで足をバタバタさせていた)。

こんな騒動を自分の隣の席で展開されちゃかなわねぇや、と最初は思ったのだが、元来子供は嫌いじゃない性格なのでついついちょっかいを出してしまった。抱きかかえられた赤ちゃんがこっちを見つめていたので、わざと大げさな音を出してそばをすすりあげてみたら、赤ちゃんえらくビックリしてたな。恐らく想像の範疇を越えた音だったのだろう。どうだ、まいったか。

ま、金切り声を上げたり隣の席に乱入してくるといった事はしなかったので至って平和だったのだが、蕎麦屋ってのは子供がくるところじゃないな、と思った。蕎麦って、子供にとってあまりに地味過ぎるもんな。蕎麦じゃおなかいっぱいにならないだろうし。とりあえず有り余ったパワーを、ジタバタする事で発散するしかやり場が無い、というその気持ちは全くよく分かる。ま、頑張れガキども。あと20年もすれば蕎麦のおいしさに気づくようになるさ。