さらし奈乃里(12)

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2000年05月27日
【店舗数:—】【そば食:101】
東京都板橋区前野町

板わさ、椎茸真丈揚げ、カレー南蛮、ビール、お酒

さらし奈乃里には、ビールが二種類置いてある。サッポロビール(中)と、ヱビスビール(小)だ。いつもは、量が欲しいので(これは、涼が欲しいと掛け合わせているつもり。うわぁ、臭いギャグだ)中瓶のサッポロビールを頂いている。しかし、12回目の訪問にもなると、いつもお酒を飲んだくれているキャラとして店員さんに認識されるのが悔しくなってきた。今回は、ヱビスの小でイメージチェンジを。

その割には後で菊正宗を追加注文しているわけであり、全体的な酒量減はほんの僅かに留まってしまっている。自分自身では、「今回は小瓶のビール」という人生での偉大なる一歩を踏み出したつもりでも、この大きな社会の中では、砂粒以下のガッツに過ぎないという現実。

今回は、蕎麦でもちょっとだけ挑戦してみようと決めた。普段は食べようとも思わないが、カレー南蛮をオーダー。すると店員さん、いつもは「もり」の一言でもりそばを持ってくるような人なのだけど(このお店は、蕎麦とうどん、どちらかを選ぶことができる)、今回に限って「お蕎麦でよろしいですか?」と聞いてきた。おや?うどんを食べるとでも思ったのだろうか。もちろん、力強く、「お蕎麦でお願いします」と注文した。

カレー南蛮の場合、うどんで注文する人が多いのかなあ、と思いながら待つことしばし、やってまいりました国民食カレーのお蕎麦が。よくテレビなんかで、芸能人がしたり顔で「蕎麦屋のカレーっておいしいよねぇ」なんて語っているが、実はワタクシ、人生20うん年の間に蕎麦屋でカレーなんぞ食った事ございませんでした。おかでんmeetsカレー南蛮。いざ、勝負。

まずはつゆからだ。おおぅ?辛いぞ。スパイシーだぞ。てっきり、蕎麦屋のカレーっつーものは、そばつゆにカレー粉を溶いただけのまったりした味わいなのかと思った。ぴりっと辛いこの味わい、単にS&Bカレー粉を使ったとは思えない。お子様とご年輩の方は要注意だ。迂闊に近づくとヤケドするぜ?

スパイシーな味わいにヤケドするかどうかは兎も角、つゆが熱くて本当にヤケドしそうなのは事実だ。カレールーのおかげで粘性があるつゆ故に、ふーふー息を吹きかけても全然冷めない。アヂヂヂ、とか言いながら、蕎麦をすするわけにもいかず麺と一進一退の攻防を展開。そうこうしているうちに、麺はどんどん伸びる伸びる。ようやく口に収まったときは、既にでろんでろん。

なるほど、注文の際に「お蕎麦でよろしいですか?」と聞いてきたのには、こういう事情があったからなのか。美味いんだけど、蕎麦メロメロ。カレー南蛮の場合、しっかりとした麺であるうどんの方が向いているという訳だ。食べても、蕎麦の味も香りも全然しない。あるのは、ただひたすらインドの歴史のごとく深く広がるカレーのお味だけ。

次からは、無理をしないでカレーはうどんで頂くことにします。



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