2000年09月17日
【店舗数:—】【そば食:116】
東京都板橋区前野町
鳥くわ焼き、茄子の煮物、魚の天もり(魚の名前を忘れた)、ビール大、中
北海道から戻ってきた翌日、さっそくいつものさらし奈乃里へ向かう。まだ、体調は本調子ではない。ちょっと足がふらふらするし、食欲も完璧ではない状態。
びっくりだ!
店内に入って、「今日の臨時メニューは何かな」と壁を見たとき、目にした張り紙がおかでんの小さなハートをバクバクさせてくれた。
いつも通り変わりそばなどが紹介されている張り紙の脇に、不釣り合いな張り紙が。
「ビール 大」
おおおう、大瓶、満を持しての登場ときたか!
今まで、中瓶と小瓶はこのお店は用意していた。中は黒ラベル、小はヱビスだ。このラインナップで十分だと思うが、何がどうなったのか大瓶までそろえてしまったらしい。一体どうしちまったんだ、ご主人。そんなにビールのニーズが高いのか、このお店は?
・・・あ、ひょっとして僕が影響してますかね?だとしたら、ちょっとすいません。
まあ、客一人の嗜好で大瓶を置くとは思えないので、何らかの事情があったのだろうが、それにしても驚かずにはいられない。
「大瓶を置くくらいだったら、生ビールサーバを設置すればいいのに」
こらこら、そこ!調子に乗って余計な事を言わないの。
ここで大瓶を頼まなかったら店に申し訳が立たない、とばかりに力強く大瓶をオーダー。ご主人!僕ぁ「大瓶をメニューに加える」というアンタの男気に惚れたぜ。アンタがそうくるなら、客である僕も全力でそれに答えるぜ。
うむうむとうなずいていたら、店員さんがビールを早速持ってきてくれた。よーしよーし、飲むぞぉ。
「はい、ビールの大を・・・あれっ、これ中でしたね?すいません」
がくぅぅぅっ。
店員さん、ビール大瓶にまだ慣れていなかったため、ついついいつもの癖で中瓶を持ってきてしまったのだった。しかも、すでに開栓されている状態。あわてて引っ込めようとする店員さんの前に立ちふさがり、
「いや、中瓶でもいいです。これ、そのまま頂きますんで」
と一言。お盆の上の中瓶をひったくって、自分のテーブルに据えた。
「すいません、申し訳ないです」
「いやー、中身は一緒のビールですしね。あと、どうせこの後、もう一本くらいビール頼んじゃいそうなので、そのときは大瓶頼みますわぁ」
調子のいい返答をする。この時点で、今日はビールdayになること、決定。お前、体調悪いんちゃうんか。
案の定、2本のビール瓶をからにした頃になると、体調が悪くなった。今日はもう打ち止め。さっさと家に帰って、お昼寝をしよう。
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