2000年12月23日
【店舗数:—】【そば食:150】
東京都板橋区前野町
舞茸天ぷら、そば味噌、おかめそば、生粉打ちそば、菊正宗
おかでんの「ホームグラウンド」として、今年一年お世話になってきた「さらし奈乃里」。 今年最後の訪問として、お邪魔してみることにした。さらし奈乃里における「年越し蕎麦」だ。
何を食べたか、記録が残っていない。
たしか、生粉打ち蕎麦を食べて、お酒を飲んで満足して引き上げた、という記憶が残っているが、あらためて文章化するほどはっきりした思い出はない。
行きつけの店は行きつけらしく。普通の日常生活を送るがごとく、さりげなくひとときを過ごすのであった。
と、文章を締めくくっていたのだが、この記事をリリースする直前になって当日撮影していた写真が発見された。うわぁ、気づかなかった方が楽だったか?
でも、写真の存在に気づいてしまった以上、掲載しておかなくては。
写真は舞茸天ぷら。左端に見切れる形で、しゃもじが見えるので、恐らくこの日はそば味噌も頂いたのだろう。そば味噌の写真自体は以前撮影したことがあるので、割愛した模様。
天ぷらの中でどの種が好き?と言われると、しばらく悩んだ末に「舞茸」と答えてしまうかもしれない。それくらい舞茸が好きだ。同じキノコ類でも、椎茸の天ぷらより10倍は好きだ。そういえば、シメジの天ぷらって見かけないけど、どうしてだろう。エリンギの天ぷらっておいしいのかな?気になる。
舞茸天ぷらのいいところは、複雑に入り組んだ形によって、至るところがサクサク衣になっているということだ。さくさく、しゃくしゃく。この食感が、楽しい。食感が失われる前に食べ終わらないと、と素早く食べるのだが、その結果あっという間に無くなってしまうのが、哀しい。「いつまで経っても油が回らず、しなっとしない揚げたて衣」の技術に21世紀は期待。20世紀中には実現しなかったが、輝ける未来においては、ぜひお願いしたい。
おかめそば。
たくさん乗っている具からしみ出たいろいろなうま味が、つゆにからまって渾然一体。幸せだなあ。食べ終わった後、つゆを魔法瓶に詰めて持って帰って、家でおじやにして食べたい気分。
えー、急きょ出てきた写真なので尻切れトンボの文章になっちゃったけど、こんな感じでご容赦。
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