(番外編)

2004年04月02日
【店舗数:—】【そば食:—】

なし

あじさい

[285 あじさい茶屋渋谷2店]の回で、ちょっと大人の対応じゃない文章を書いてしまった。やっぱり、蕎麦喰い人種ハッピーかつピースフルな内容でなくちゃいけない。読んでいる人がハートフルにならないといけない。

・・・横文字を使って、それっぽい表現をしてみたけど、やっぱりイマイチだな。やっぱり心にも無いことを書いてはいかんとい(以下略)

いずれにせよ、あそこまで書いてしまった以上はこっちも責任がある。本当にまずかったのであればまずいと書いて良いが、まずくもないのに不当に貶めていたのだとすれば名誉毀損だ。やはり、もう一度訪問して味の確認をしておいた方がいいだろう。前回食べたのは、たまたま味が悪かっただけかもしれない。また、食べたときはお酒で酔っていたので、その影響があるかもしれない。前言は撤回するつもりはないが、後でフォローくらいはできる、とりあえず渋谷に行くべぇ。

到着したのは、あじさい茶屋渋谷1店の前。前回訪問した2店とはホームが違う。ひょっとするとこっちが2号店であっちが1号店なのかもしれないが、この際どーでもいいや。

店に入るべきかどうするべきか、店頭で悩む。悩むったって、アフターフォローのためにここに来たのだから、入店しなければいかんのは分かり切ったこと。しかし、

「おかしい、不思議と次の一歩が出ないぞ。うむ、どんなに力んでも足が動かない」

まあ、要するにビビってるんである。埒があかないので、しばらく店の外から店内を偵察することにした。

あじさいのこだわり

店頭に、「あじさい茶屋のこだわり」という張り紙がしてあった。ほう、どんなこだわりがあるのかね、非常に興味深い。

その1 こだわりのオリジナル麺
添加物を極力使わず、つなぎには山芋を使用しました。自然な風味を追求した麺を、どうぞお楽しみください。

その2 カラダにやさしい”つゆ”
当店のつゆは添加物を極力使わず、すっきりとした味わいと風味の良さはどなたにもおすすめです。

その3 トッピングも素材が大事
かき揚げの具材に使われている野菜はすべて

・・・もういいっすかね、書き写すのやめても。

添加物とかヘルシーとかそっちに気を配らなくていいので、もう少しお味の方を、ナントカしてもらえないものでしょうか。言っちゃなんですが駅構内の立ち食い蕎麦屋で、ヘルシーさを追求するのはベクトルがずれているような気がする。

しばらく、店の前で自動食券機と店内を見比べながら睨み付けていたが、どうしても足が前に出ない。前回訪問のフォロー、という趣旨からして、たとえまずい蕎麦がでてきたとしても任務遂行完了、ということで問題は無いはずだ。

無い、はず、なんだけど・・・そうはいっても、好きこのんでまずいかもしれない蕎麦を改めて食うこたぁないだろ。やめた!オラぁ逃げる!

さぬきうどん

結局、あじさい茶屋から逃げ出して、一駅となりの恵比寿駅に向かった。

ここには、さぬきうどん屋が駅構内にある。JR四国とNREが共同で運営しているはずだ確か。

NREということで、あじさい茶屋と経営母体が一緒なわけだがこっちは地雷原ではない。ちゃんとしたうどんが食べられる。

セルフうどん、を標榜しているのだけどこの店は偽セルフだ。注文を店員に告げて、できあがったうどんを受け取る。あとはビュッフェ形式で好きな天ぷらやおにぎりを取って、お会計という算段。香川県や岡山県でいう「セルフ」とは、うどんは大小を告げるだけで自分で麺を暖めたりつゆをタンクから注いだりするものだが、そこまで徹底されていない。逆に混乱を招くという判断なのだろうか。

そのためか、店員数が結構多い。さらに言うと、そのためかうどんの値段が高い。けしからんが、東京という立地条件である以上、香川県と同類の価格帯で勝負しろというのはむちゃだろう。

ここのうどんは当然ゆで置きなのだが、一玉うどんをテボに入れると、一度おひつのような機械の上にテボを据えるのが面白い。テボがセットされると、ブルーンという掃除機のような音がする。うどんの水切りマシンらしい。なるほど。

おろしそば大盛り

さて、注文したのはおろしそば大盛り500円に舞茸天ぷら100円をつけて600円。うどんの上に大根おろしとネギ、ごま、ショウガ、レモンが添えられているもの。

うどんは四国から直送ということもあってか、悪くない。というか東京でこれだけのものが食えれば今んところ上でき。あじさい茶屋と同じ経営母体とは思えない。これからチェーン店が増えていくようなので、ぜひあじさい茶屋を駆逐していって欲しい。あ、でもその際は値下げを忘れずにね。あと100円は値下げしないと、ちょっと割に合わないですよ。

・・ってことで、結局フォローのつもりが、フォローにならなかった。一駅となりのうどん屋に客を取られてしまう蕎麦屋って・・・うーん。