2004年04月23日
【店舗数:---】【そば食:291】
東京都中央区京橋
十割恵みもり並盛り
京橋恵み屋3回目の訪問。3回目にして、ようやく自制がきいて「並盛り」を食べる事ができた。これまでは、気合いが入りすぎてついつい「大盛り」を頼んでしまっていたから、一歩大人になったということか。
シンプルなメニュー構成の立ち食い蕎麦屋だ、3回も通えば特にコメントすることはなくなってくる。ただ、一つ言えるのは「並盛りでちょうどいいよな、やっぱり」という事だった。
大盛り、容赦ない盛りで大好きだ。十割蕎麦をここまで盛ってくれるお店はなかなか無い。そのガッツに拍手。しかし、やっぱり十割蕎麦ってそんなにもりもり食べる料理じゃないような気がするんだよな。後半、味に飽きがきてしまう自分自身が非常に悔しいからだ。最後まで、おいしく食べ続けたい。そういう願望が有るにもかかわらず、胃袋が満たされていくに従って急速に「旨さセンサー」が衰えていくのが分かる。人間の限界なのだろうか。
そういう「人間の限界」が見えてしまうので、やっぱり並盛りが一番良いんじゃないか、という結論なわけだ。並盛りといっても、一般的なざるそばの1.5人前は盛られている。これで十分。で、お値段は450円なんだから憎い限りだ。お小遣いが厳しいオトーサンにとっても、ワンコインでお昼を済ませる事ができるのでお得だ。しかも、味のほうは妥協なしのおいしい蕎麦ときたもんだ。言うことなしだ。
一息にすすり上げて、さようなら。相変わらずおいしかったです。
これで天ぷらが置いてあったら言うことなしなのだが、そういう商売っけをださないのがこのお店のポリシーであり、分をわきまえてると言うことなんだろう。胃袋の片隅にわずかな物足りなさをのこしつつ、お店を後にした。そう、これぞ腹八分目。間違っても「もう一軒立ち食い蕎麦屋を視察」とか言い出すんじゃないぞ、お前。
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