2005年12月05日
【店舗数:204】【そば食:366】
東京都千代田区有楽町
天ぷらそば
最近は朝ご飯を食べない事が多いのだが、この日は無性におなかが空いていた。途中、乗り換え駅の構内にあった「あじさい」にふらふらと吸い寄せられてしまったが、「いや、ちょっと待てそれは本当にお前にとってハッピーな事なのか?」と自問自答し、海よりも深く悩み、素通りすることに成功した。
しかし、有楽町駅でJRを降り立ったとき、この辛抱という名の防波堤が決壊してしまった。目の前にというお店があるぅぅぅ。「さっき我慢したんだから、今度はいいだろ。我慢したご褒美」というわけのわからない理由を自分に与え、暖簾を潜った。
・・・おかしな話だ、さっき我慢したんだから今回も我慢しろって。
このお店、有楽町駅の国際フォーラム口を出てすぐのところにある、ガード下のお店だ。昔っからあるお店で、有楽町駅を起点にあちこち仕事に飛び回っている僕からすると「鬼門」なお店と言える。空腹時にこのお店の前を通過する際、弱い意志のせいでよくこのブラックホールに引きずり込まれたものだ。「ダイエット!?日記」を掲載していた頃じゃないかな、そんな日々を過ごしていたのは。ここ数年は、全く訪れていない。
このお店の面白いのは、そば・うどんの立ち食い屋だけでなく、ラーメンも扱っているという点だ。ラーメンに力を入れているのか、お品書き一覧にはトップでラーメンが登場する。その次に、ようやく天ぷらそばだ。一瞬、そばを食べようとして迷う。
それにしても、この色分け表示はとてもわかりやすくて良いねぇ。
ラーメンは、さすが立ち食い蕎麦屋のものだけあって、「コロッケラーメン」「メンチラーメン」といったちょっとお目にかかったことがない怪しいメニューもある。まあ、うどんやそばにトッピングしてOKなら、ラーメンに乗っけていけない法はあるまい。これはいずれお試ししてみたいメニューといえる。
天ぷらそば330円。有楽町という立地を考えると、相当にお安いお店と言える。ありがたいことだ。
最近、立ち食いといっても簡単な椅子が設置されているところが多いが、ここはまさにザ・立ち食いといった風情。さっと食って帰れ、という雰囲気が殺伐として大変によろしい。
では、そのお店の雰囲気に従って、さっと食ってさっと帰りましょうかね。ずずずい、と。
麺はもう、ここまでくると蕎麦って感じじゃない。何か「胃袋にたまるもの」をすすりこんでいるという感じ。でも、それが唐辛子によくあうんだなー。ごちそうさまでした。
さあて、仕事するかね、仕事。あと3時間でお昼ご飯だけどなー。
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