名代 富士そば 池袋東口店

2006年11月02日
【店舗数:213】【そば食:382】
東京都豊島区東池袋

ねぎそば

富士そば

「富士そば」は都心を中心にたくさんある立ち食い蕎麦系のチェーン店だが、なぜか公式サイトを持っていない。このため、このお店が一体何という店名なのかは正確に把握していない。恐らく「東池袋店」くらいの名称が妥当だと思うのだが、確たる証拠があるわけではない。

「立ち食い蕎麦系のチェーン店」と、「系」をつけて敢えて表現をぼかしたのは、このお店は完全な立ち食い屋さんではなく、簡易ながらも椅子があるお店だからだ。こういうお店、どう表現すればいいんだろう。「路麺」なんていう言い方もあるようだが、「蕎麦喰い人種」風に新しい造語を用意するとすれば・・・

「早蕎麦店」

んー、まあまあ。

富士そばのサンプル

この日、池袋で打ち合わせが立て続けにあって、お昼ご飯を食べる時間が15分しか無かった。本来であればもう少しゆっくりと食事をしたいのだが、仕方がない。近くにある富士そばのお世話になることにした。こういう時こそ、「早蕎麦」の存在意義が最大限発揮される。

久々の富士そばだが、サンプルメニューがあるのが見ていて楽しい。

見ていると、馴染みの蕎麦の他にも、ちょっと風変わりなものも混じっていた。

「ねぎ(ピリ辛)そば・うどん」

だって?先日、大内宿でねぎそばを食べてきたばかりだが、ここのねぎそばはさすがにネギ一本を箸替わりに使って食べるものではないようだ。

「豆板醤の辛味とゴマ油の風味をきかせたそばです。一度ご賞味ください」

なんだと。要するに、時々ラーメン屋さんの追加トッピングで見かける辛ねぎがそのまま蕎麦のトッピングになりました、ということだ。どんなものかちょっと惹かれる。

かけそば+かつ丼

それにしても、かけそば+かつ丼で690円ですか。安いですな。ワカモノであっても、これを食べればひとまず満腹になれるだろう。「蕎麦じゃ物足りないから、蕎麦屋には行かない」という客層をも引き込もうとする作戦か。

「ねぎそば大盛り」+「高菜ご飯」

かく言う僕は、ついつい「ねぎそば大盛り」+「高菜ご飯」を注文してしまった。ワカモノとは言えない歳になったくせに、ワカモノ以上に食べとる。さすがに食べ終わった時は後悔した。カロリーと塩分とりすぎ。

ねぎそばは、単に葱だらけの蕎麦なのかと思っていたが、薄いチャーシューが刻まれて何枚も入っていた。葱チャーシューそば、だ。さらにラーメンっぽい。

ラーメンっぽい具だからといって、蕎麦にあわないかというと全然そういうことはなかった。ごく普通に具として成立していたのはちょっとした発見。ラーメンと蕎麦の具ってのは意外と親和性が高いのかもしれない。

・・・ということはだ、ラーメンの具にかき揚げを載せてみるというのも有りかも・・・?いや、それは無いような気が。

でも確か、山形ではラーメンと蕎麦が微妙に融合していて、ラーメンの上にエビ天が載っている、といった事象が散見されるという。案外「かき揚げラーメン」とか「とろろラーメン」というのもありなのかもしれない。

蕎麦屋で蕎麦をすすりながら、そんなラーメンのことに思いを馳せた一日だった。