なめこ山菜そば

2012年10月07日
【店舗数:—】【そば食:519】
埼玉県内某所

なめこ山菜そば

なめこ山菜そば

「ダシ香る大人のかけそば」「ダシ香る大人の天ぷらそば」をこれまで食べてきた。スーパー(サミット)のお総菜コーナー脇で売られているものなので、サミット以外のお店では売っていないかもしれない。なんでそんなニッチな商品を蕎麦喰い人種で掲載するの、と我ながら不思議に感じはじめてきた。そろそろこのシリーズを終結させないと。

というわけで、今回は「かけそば」「天ぷらそば」の隣に並んでいた「なめこ山菜そば」を食べてみることにした。これでひととおり「ダシ香る」シリーズは制覇したことになる。

・・・いや待て、よく見るとこれは「ダシ香る」とは一言も書いていないぞ。ということは、このなめこ山菜そばはそれほどダシは香らない、ということなのか。なんでこの蕎麦だけのけものにされてしまったのだろう。・・・ああ、この蕎麦だけは製造元が違うんだな。道理で。「ダシ香る」シリーズをリリースしているメーカーは、「山菜そば」には手を出していなかったようだ。

蕎麦粉五割使用、という絶妙感

パッケージを見ると、「自家製麺 蕎麦粉5割使用」と書いてあった。わざわざ書くということは、5割が誇らしいのだろう。業界基準では蕎麦粉が3割以上含まれている麺を「そば」と名乗ることができるのだが、今回この蕎麦はそれをはるかに上回る5割も!蕎麦粉を使ってる、というわけだ。

ということは、多くのこの手の蕎麦というのは、5割未満3割以上の蕎麦粉含有率なんだということが分かる。これはコスト削減という観点もあるだろうが、二八蕎麦みたいに8割も蕎麦粉を入れると保存がきかない、などいろいろ不都合があるのかもしれない。

電子レンジで温める2分

ストレートスープを注いで、電子レンジで2分ほど加熱してでき上がり。

簡単なのがいいね。

味については「蕎麦粉5割」だからといって、蕎麦がより蕎麦らしくなることは無かった。チルド蕎麦ってこんな感じだよね、という蕎麦。「こんな感じ」ってどんな感じだよ、とツッコミは禁止。その辺は阿吽の呼吸で分かってくれ。「どん兵衛(または赤いきつねでも可)ってうどんじゃないけど、うどんだよね」というのと同じだ。なんか微妙に違うけど、大きなくくりで言えば同類、という。

山菜がシャキシャキしている。さすがにこれはインスタント蕎麦にはマネができない芸当。チルド蕎麦ならではだ。ずるずるっと蕎麦をすすって、その後山菜をシャクシャク食べると、食感の違いがあって楽しい。

この手の蕎麦を売るのはコンビニの一人勝ちなのかと思っていたが、どうしてどうして、スーパーでも取り扱い始めているんだな。スーパーの方が安いので、何かと小腹が空いた時には活用しそうな予感。

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