手打そば 吉法師

2012年10月08日
【店舗数:303】【そば食:520】
東京都目黒区碑文谷

鴨の立田揚げ、汲み上げ生ゆば、きぬかつぎ、せいろ、アサヒ熟撰、本日の普通酒

夢呆跡地?

祝日で一日暇だったので、学芸大学にある蕎麦屋2軒を巡ることにした。

東急東横線で学芸大学駅に下車するのは初めて。なんだか高級住宅が並んでいるし、高級車が駐車されているし、ハイソな町ということは伺えた。

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スマートフォンのナビ機能を頼りに、目指すは「夢呆」というお店。しかし、目的地に到着してみても、蕎麦屋らしきお店がない。どうしたんだろう。しばらく周囲を探してみたが、やっぱり見つからない。慌てて「夢呆 移転」というキーワードで検索してみたところ、本当に移転していたことが判明。今は白金高輪にお店があるんだって。うへぇ。

スマートフォン様々だな、ナビをしてもらって、なおかつ移転情報まで教えてくれて。スマートフォンが無かったら、延々この近辺を探していたかもしれない。

それにしても事前の情報収集不足は致命的だった。先入観を持ちたくないので、ネットの口コミなどを調べることはしていないのだが、それがまんまと裏目に出た形。

まあいいや、次の店に行こう。

吉法師

二軒目は「吉法師」というお店。夢呆跡地から徒歩10分強といったところ。

吉法師店内

中に入ってみて若干たじろぐ。4人がけの席が3つ、以上が客席のすべて。四人掛けの席に一人で座ったら、お店に迷惑がかかるんじゃあるまいか。そんな心配がよぎる。こりゃ早く食べてとっととお店を後にした方がよいかもしれない。

実際問題、お客さんは次々にやってきた。ただ幸いだったのは、二階にも客席があり、そちらにはそれなりのキャパがあるらしいということ。一階がいっぱいになったら、二階にお客さんを通していた。

来店したお客さんと店員さんの話をそれとなく聞いていたら、予約を取っての来店の方が複数いた。確かに、予約を取っておいた方が確実だと思う。

 とりあえずビール

とりあえずビールを注文する。この店で取り扱っているビールはアサヒのプレミアム熟撰。あまりお目にかからないビールだ。こういう機会に飲んでおかなくちゃ。ちなみに中瓶と小瓶、両方置いてあるのがうれしい。

「熟撰を!」と注文したら、「中瓶でよろしいですか?」と聞かれた。おかでん、見るからにビールかっ食らいそうだと見た目で判断されたっぽい。

お通しとして、蓮根がついてきた。シャキシャキした食感が楽しく、おいしい。

お品書き1

お品書き2

お品書きに目を通す。蕎麦が中心に書かれている冊子風のレギュラーメニューの他に、細長い紙に書かれた酒肴の数々(写真上部)。非常に目移りする。値段が決して安くないということも迷う原因の一つだ。でもどれも魅力的。さらにしばらくすると、店の奥から大きなお品書きが届けられた(写真下部)。これには表と裏、両方に料理名がずらり。もうこうなると訳がわからなくなってくる。どれ頼めばいいの、一体。

「旨いもの屋を目指している。だから、蕎麦をお出しする前の料理を充実させたい」とご主人は雑誌の取材で語っているが、まさにその意志はお品書きの数と種類に表れていた。なにしろ、魚のお造りが豊富にあるわ、野菜料理もたくさんだわ、鴨肉などの料理もあるわ。すっぽんとかとらふぐなんてのが料理にある蕎麦屋、見たことがないぞ。もうこうなったら選べない!無理!

汲み上げ生ゆば

結局頼んだのは「汲み上げ生ゆば」。630円。値段の安さに惹かれて注文。630円で安い部類に入るのだから、このお店は若干客単価が高いお店だと思う。ちなみにお店で一番安い料理は、多分「豆腐味噌漬」。500円だったかな。その次が生ゆば。

生ゆばはスプーンでいただく。うん、おいしいねえ。ゆば単体がうまいのは当然として、すり下ろしたばかりのわさびとの相性がいい。チューブのわさびだとおいしさ半減だと思う。ゆばを食べているようで、実はわさびをメインで食べているのかもしれない、そんな印象を受けた一品。

鴨立田揚げ
これは大奮発、「鴨立田揚げ」1,575円。ちょっとおかでんの財布事情を考えたら許容範囲を超えているプライスだが、「鴨」が「立田揚げ」になっているのは見たことがない。ぜひ一度食べてみたいという気になり、えーい頼んじゃえ、と。

届けられた料理は確かに立田揚げ。見た目は鴨だとはわからない。

食べてみたが、やっぱり鴨とは分からなかった。でもおいしいからよし。ビールとの相性特によろし。

本日の普通酒

ビールを切り上げ、清酒をいただくことにする。このお店は十四代をはじめとするブランド酒を取り扱っていて、目移りする。しかし、うっかり頼むといっぱいが千円を超えるものがザラなので、「酔った勢いでついつい」というのは御法度。

今回は一番安い「本日の普通酒」600円なりをいただくことにした。おかでんごときは普通酒で十分ですよ、ええ。ところで「本日の」ということは、日によって銘柄が変わるのだろうか。興味深い。フレンチやイタリアンの店で「ハウスワイン」という謎のワインが存在するが、それと似たようなものか?

「普通酒」というから、あまりおいしくないお酒なのかな?と先入観があったが、これが美味い。「普通」だなんてご謙遜を、と言いたくなる。

きぬかつぎ

いかん、料理とお酒のバランスが崩れてきたぞ。

理想は、料理が減っていき、それに合わせてお酒も量が減っていくこと。しかし、今回は料理が減ってきたので追加注文、そうすると今度はお酒が減ってきて、お酒を追加、というギッコンバッコンとした流れになってしまった。

結局お酒はもう一合注文し、料理も一品追加することになった。頼んだ料理は、「きぬかつぎ」700円。きぬかつぎとは一体何だ?聞いたことがない料理名だ。「きぬ」というからには、絹ごし豆腐を使った料理なんだろうか?お品書きの先頭に書かれていたので、お店としてはおすすめ料理なのかもしれない。

出てきた料理を見てびっくり。わ、これは里芋だぞ。里芋を蒸かしたものだな。これは予想していなかった。でも、酒肴としてはちょうど良さそうだ。清酒に合いそう。

さっそく食べてみたが、最初は食べ方がわからなくて皮ごと食べてしまった。本当は、皮に包丁で切れ目が入っているので、そこから皮を剥いて食べる。二個目を食べる時になってようやくその事に気がついた。うん、美味い美味い。

せいろ

最後のしめにせいろ735円をいただく。

このお店はせいろの他に、田舎、しらゆき(さらしな)、変そばの4種類が用意されている。

蕎麦がおいしいのは当然として、このお店のつゆは特に気に入った。以前「翁」で味わったつゆに若干似ている気がしたが、気のせいだろうか。甘さと辛さのバランスが非常によくとれているつゆだ。蕎麦が来る前につゆが卓上に届けられたので、蕎麦がくるまでの間つゆをぺろぺろ舐めていたくらいだ。

せいろアップ

蕎麦のアップ。

新蕎麦かどうかはわからないが、風味豊かでおいしかった。

いかんな、「おいしかった」の一言で片付けてしまうなんて。お酒飲んだ後の蕎麦は、どうしても判断が鈍ってしまう。蕎麦前の量を減らさないと。今日のおかでんは完全に居酒屋モードになっているではないか。

お会計

いい気持ちでお会計をする。お持ち帰り用に店頭に置いてあった揚げそば600円なりを思わず衝動買いしてしまうほど、ご機嫌だった。酔っているので判断力が鈍っているが、よっぽどこのお店を気に入ったらしい。

さてお会計。6,285円ですよ。

うわー、やってしまった。過去2番目に高い蕎麦食となった。最初は「マジで?」と我が目を疑ったが、よくよく思い返してみるとこの値段には十分に心当たりがある。そりゃ、あれだけ飲み食いすりゃこれくらい行くよなあ。

カード払いができたので、カードでお支払い。来月の請求が怖いな。

小菅

本日は終了しました

ここでやめとけばいいのに、酔った勢いもあり目黒の「小菅」というお店に行ってみることにした。ちょうど「吉法師」から目黒通りを一本、ずーっと進んでいった先にお店がある。

行ってみたら「本日は終了しました」の札が。あっ、いけない!このお店、月曜定休だった!しまった。

ラーメン二郎目黒店

というわけでやってきたのは「ラーメン二郎目黒店」・・・えっ、まだ食べるの?いい加減やめとけ。

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