築地 さらしなの里(05)

2012年11月08日
【店舗数:—】【そば食:531】
東京都中央区築地

手打ちそば

会社帰り、行きつけの某中華料理屋で夕食を食べた。

お昼のお得なメニューである「日替わりランチ」を、なぜか19時まで食べることができるお店だ。そのため、夕食時であっても定食形式の中華料理が廉価で食べられる。メイン料理(量が多い)、小皿の麻婆豆腐、ご飯(これまた量が多い)、玉子スープ、漬物、杏仁豆腐の6皿がトレイ狭しと乗っかって、お値段700円は素敵。ボリュームがかなりあるので、育ちざかりの学生であってもきっと満足できることだろう。

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おかでんがこのお店を利用するときは、「今日はお酒を飲まない日!」と決めたときだ。料理で腹を満たしてしまえば、「家帰ってビール飲むぞー」という気がおきなくなるからだ。

しかしこの日、つい魔がさして、「日替わりランチを肴にビールを飲む」という禁断の果実をかじってしまった。中華料理はビールがよく合うんだよなー。美味い美味い。我が決断に一片の悔いなし・・・かな?

でも、その結果、節酒の切り札としていた「中華料理屋で定食食べて帰宅→今日はお酒抜き!」の公式がガラガラと崩壊。今後どうやって休肝日を設ければよいのやら、もうわけがわからんですよ。そこで、やけくそになって、定食以外に単品料理も注文しちゃった。これがまた値段の割に量が膨大で、食い地獄の様相を呈してきた。おっと、ビールを追加でください。

そんなわけで、飲み食いを十二分にしたところで名誉ある撤退。今日はもうこれ以上食べるのはやめよう。しかし、お酒で若干酔っぱらったおかでん、これだけ飲み食いしたにも関わらず「オラ、何かシメが欲しくなってきたぞ」という気持ちになってきた。でもアンタ、何を食べるのかね。

そこでひらめいたのが「蕎麦」だった。中華そばではないぞ、日本蕎麦だぞ。

そういえば、「日本蕎麦」って言葉、もう死語かもしれない。昔はよく使った単語だったんだけどね。

ここ最近、蕎麦屋訪問の度にお金を相当使っている。それもこれも、蕎麦前としてお酒やつまみ類を結構頼んでいるからだ。シンプルに「もり(せいろ)、一枚!以上!」と頼めればよいのだが、できそうでなかなかできないんだよなあ・・・と財布と相談中だったところだ。その点、今回は既に中華料理屋で「蕎麦前」を楽しんでいる。蕎麦屋にさっと入って、蕎麦を軽快に手繰ってごちそうさま、という流れは今回においては全く問題なくできそうだ。

築地 さらしなの里

築地 さらしなの里の看板

というわけでやってきましたよ、「築地さらしなの里」。件の中華料理屋からそんなに離れていない場所にあるので、今回「お一人様宴会の二次会会場」に選ばれたのだった。随分久しぶりの訪問だな、と思って調べてみたら、最後に訪れたのが2000年だった。すげえ、12年もご無沙汰していたのか。当時のおかでんは結構このお店を気に入っていて、頻繁に訪れていたのだが、いったん足が遠のくとそのままずっと疎遠になっていた。申し訳ない。

このお店は、2003年にお引越しをしている。だから、2000年当時の記憶しかないおかでんにとって、現行店舗は初めて訪れるお店のような感覚だ。

お品書き

このお店、店頭にてお品書きを全て掲示しているのが素晴らしい。おかげでお店に入る前にじっくりと注文する品を吟味できる。

おかでんのような優柔不断な人は、店に入ってしまうと舞い上がってしまい、「早く注文を決めなくちゃ」と焦る。焦っても良い結論が出るわけでもなし、結局「とりあえずお酒!」と時間稼ぎをしてしまうのだった。やめとけよー、今日はこれ以上お酒飲むなよー。

このお店、酒肴はシンプルながらも必要十分な品ぞろえを誇る。しかもお値段は安い部類だ(450円~840円程度)。非常に誘惑が強いのだが、さすがに今日は胃袋が中華三昧になっている。これ以上酒肴はいらないぞ。もちろん、お酒も、だ。

蕎麦は、二八蕎麦である「手打ちそば」のほかに、「さらしなそば」「季節の変わりそば(この時期は芥子切り)」「生粉打ちそば」と4種類が用意されている。さらに、うどんも取り扱いあり。目移りしそうだが、今日はもちろん「手打ちそば」を注文するつもり。

店主おすすめ

中に入る。店は二階建てになっているので、結構な席数がありそうだ。おかでんが入店した20時過ぎには空席があったので、一階の席に着席。

壁には「店主おすすめ」というお品書きが張り出してあった。カレーうどんからはじまって、ざっと12種類。そのお値段はいずれも1,000円を超えており、この国はいつインフレになったんだ、と思わず唸ってしまった。でも、酒肴の値段が値ごろであることを踏まえると、これらは値段相応の手間暇がかかっているのだろう。

とはいえ、ごめんなさい、今日はもっともこのお店のベーシックメニューである「手打ちそば」でお願いします。店主がいくら別料理をレコメンドしても、こればっかりは応じられないですよ今日は。

手打ちそば

手打ちそばアップ

手打ちそば。735円。

おお、お酒やおつまみを頼むという「おかでんにおける通常プロセス」をすっ飛ばして、いきなり蕎麦が登場するのは違和感バリバリだ。まだこのお店の空気に馴染んでいないうちに蕎麦がやってきちゃった。最近、いかに自分が蕎麦屋で酒びたし(長っ尻)になっていたかが、この「落ち着かなさ」でよくわかる。

このお店は9月には既に新蕎麦に切り替わっていたらしい。早速蕎麦を手繰る。うむ、中華を食べた直後の蕎麦ってなんだか不思議だな。でも、おいしい。甘味はあまり感じないけど、蕎麦の香りはそこそこ。

蕎麦湯飲んでさっとお会計。滞在時間は20分程度だったと思う。たまにはこういうスピード蕎麦も悪くないな、と思ったが、いかんせんあまりにせわしないので、お店及び蕎麦の印象があまり記憶に残らなかったのは残念なことだ。やっぱり蕎麦屋を満喫するには、お銚子一本におつまみ一品くらいは用意しておかないと、物足りないようだ。

・・・ということにして、また蕎麦屋酒をだらだらと飲む布石を打つおかでん。いい加減にしとけよ。

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