2013年11月06日
【店舗数:362】【そば食:597】
東京都渋谷区渋谷

湯葉と木の子のぶっかけ

凜

青山から渋谷に向けて歩いている最中、「そういえばこのあたりにまだ未訪問の蕎麦屋があったな」ということを思い出した。そうだ、「凜」というお店だ。これまで、定休日とかいろいろな都合のため縁が無かったお店。今日は多分お日柄もよろしいことだし、多分大丈夫だろう。

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渋谷駅からはそこそこ離れた場所に佇むお店。センター街や道玄坂といったあたりで遊んだついでに立ち寄る、という類の立地条件ではない。

店頭に「新そば」の張り紙あり。楽しみだ。

湯葉と木の子のぶっかけ

この日は珍しくカメラを忘れていた。仕方がないのでスマホで撮影することになったのだが、スマホのシャッター音には焦る。

飲食店で料理写真を撮るようになって早十数年、世の中にblogとか口コミサイトが登場する前の頃からやってきている。いわゆる先駆者だ。そんな経験を持つおかでんでさえ、シャッター音がするのは躊躇してしまう。これまで撮影をしてこれたのは、無音で撮影ができたからだ。

ましてや今回は一人来訪ということで、厨房目の前のカウンター席に着席している。カシャーッという音を高らかに響かせるのはすごく気まずい。あれもこれも注文したい気持ちはあったが、その都度シャッター音を出すのはイヤだったので、一品だけに注文を絞った。鴨肉コロッケとか牛すじ煮込みとか、気になる料理はあったんだけど。

というわけで頼んだのが「湯葉と木の子のぶっかけ」。1,100円。

普通、ぶっかけは蕎麦の味がわかりにくくなるので、初訪問のお店では注文しないことにしている。でも今回は注文しちゃった。「一品だけ頼んで、納得感・満足感があるものを」と考えたら、これがちょうど手頃だったからだ。

それにしてもスマホの写真って汚いなぁ。全然美味そうに撮れない。屋外や明るい店内なら、コンデジもびっくりな写真が撮れるようになったスマホだが、暗い店内だと全然ダメだ。お店の名誉のために言っておくけど、ここの蕎麦、なかなかいけるんだぜ?

しっかりと腰のある蕎麦を手繰る。ぴしっと引き締まった清涼感、とでも言おうか言っちゃ悪いが最近食べた「インスパイア系」の蕎麦とは全く違うものだ。当然、こっちの方が美味い。もちろん、美味さのベクトルが違うので、単純比較して優劣は付けられないんだけど、でもこれはこれで美味いよなあ。

湯葉を蕎麦の上に載せるのが果たして妥当かどうかはちょっとよくわからない。湯葉の旨味が蕎麦の味と拮抗してしまっている。「どっちも頑張れ!いいぞ!」と野次馬根性ではやし立ててやりたいところだが、今日は蕎麦に買って欲しい気分だったので「うわあ、湯葉ちょっと頑張りすぎ」という気持ちだった。湯葉って、「頑張りすぎる」くらいがちょうどいい地味な食材なんだけどね。

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