そばきりや 山形田(02)

2014年04月24日
【店舗数:—】【そば食:616】
東京都中央区銀座

蔵王冷やし地鶏そばおろし付き

山形田看板

この日は晴天のもと相当歩き回っていて、なかなかな運動量だった。結構な陽気だったこともあり、気分としては冷たい蕎麦をきりっとたぐりたい、そんな感じだった。しかし調子に乗って歩きすぎた。短いランチ時間は過ぎ去ってしまい、お目当てとして思いついた銀座の新店、「na-ru」は中休みに入ってしまった。そうなると銀座でお昼に蕎麦を食べるとすればどこだろう?そこで思いついたのが、松屋銀座裏にある「山形田」だった。

このお店は土日祝日が定休日という、訪問にハードルが高いお店なのだが、中休みなしで11時から22時まで通し営業しているというのがありがたい。最近、太い蕎麦をがしがしと食べるのが好きだし、山形田の蕎麦はうってつけだった。

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山形田のお品書き

やはり山形の蕎麦といえば「板そば」だ。前回このお店を訪れた時も、「板そば」を頼んでいる。

でも今回は、あえて別のものにしようと思う。これも山形の名物である、「冷やし地鶏そば」。昔、「一寸亭支店」で食べて感動した記憶が今でも思い出される。

蔵王冷やし地鶏そば

大盛りにはしなかったけど、せっかくなので「おろし付き」を選んでみた。「蔵王冷やし地鶏そばおろし付き」、780円。

太い蕎麦、澄んだ冷たいつゆ、そして地鶏。ねぎと水菜も添えられている。すてき。

うまいんだなこれが

この蕎麦はかみしめを楽しむ食べ物だ。地鶏のこりこりとしたかみ心地は、「柔らかい=うまい」価値観全盛のこのご時世においての反逆児。堅い=うまい、ってのもあるんだぜ、ということを思い知らせてくれる。冷たいので、かんでも「ふんわりうまみが広がる」なんてことはない。でも、ちゃんと地鶏ならではのうまさがどんどん出てくるのでうれしくなってしまう。

これだけの地鶏なんだ、当然蕎麦だって固めでしっかりした食感に限る。食べ応え十分のその蕎麦は、かむとつゆの冷たさが広がり、清涼感を存分に楽しめる。味だって申し分ない。

つくづく思う。世の中の蕎麦屋よ、港屋のインスパイアばっかりやってないで、冷やし地鶏そばをまねしてはどうだろうかと。ジャンクさはまったくない蕎麦なので、若者向けがっつりとは違うのだけど、これもすげーうまい蕎麦だと思うぞ。まだ市場として伸びしろはあると思うんだけどね。

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