2017年03月07日
【店舗数:—】【そば食:673】
東京都中央区京橋
田舎蕎麦 大盛+ネギ汁
この日、午後から社外でセミナー受講の予定があったので外出していた。昼時は過ぎていたけど、まだお昼ご飯は食べていない。さて、どうしようか・・・
どこか気の利いたお店に立ち寄るような時間は、ない。せいぜい10分ないし15分でなんとかしなくちゃいけない。そこで思いついたのが、「京橋恵み屋」だ。最近蕎麦を食べていないからたまには蕎麦成分を体内に仕込むのもよろしかろう。
京橋といえば、かつお節問屋が営む立ち食い蕎麦「そばよし」が衝撃のうまさだった記憶がある。
しかし、このお店は再開発のため建物が取り壊され、今や跡形もなくなっている。となると、京橋恵み屋、ということになる。
モンベル京橋店の店頭にいる、クマのぬいぐるみにオッスオッスとあいさつしながら、お店を目指す。
正直言うと、このお店の真向かいに「パクチー油そば」を提供するお店を発見してしまい、すっげえ悩んだ。5分近く、二つのお店のちょうど中間、つまり道路のど真ん中に立ち尽くして途方に暮れたくらいだ。ええい、時間がもったいないわ。そんな暇あったら、とっとと食べろ。
油そばを頼んでいたら、料理が出てくるまで結構時間がかかるんじゃないか?という心配があったので、悩んだ末に京橋恵み屋にした。こっちなら、確実に提供が早い。茹でたての蕎麦を出してくれるけど、スピードは圧倒的だ。
店頭メニューをうぬぬ、と睨み、田舎蕎麦に決めた。ついでに、ネギ汁も付けちゃえ。
「秘伝のネギ油」入りのエスニック調浸け汁です
と書いてある。
油そばを諦めたので、胃袋はちょっと油っぽいものに対する未練があった。それをこのネギ油で補ってやろう、というわけだ。なんて体思いなんだ。
田舎蕎麦大盛、ネギ汁。
薬味のネギとわさびは蕎麦のできあがりをカウンターの前で待つ間に、セルフで盛りつける。僕は蕎麦に薬味はほとんど使わない人なのに、こうやって「セルフでどうぞ」と言われるとついついたくさん盛ってしまう。卑しさがにじみ出ていて本当に恥ずかしい。といいつつ開き直る。
このお店に来たら、いつも田舎蕎麦を頼んでいるような気分だったけど、後で振り返ってみたら今回が初だった。大抵、このお店のベーシックメニューである「恵み蕎麦」を食べている。
皮がそのまま入っているということで、キシキシ、ごわごわした食感。大盛りで500gという食べ応えもあって、なかなか満足のいく昼食となった。あっ、いけねえ、この後のセミナーって座学なんだった。居眠りしないように気をつけなくては。
「特盛 650g」にしなかったのは、まだ不幸中の幸いか。
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