1998年03月第2週(03/08-03/14)

【03月08日(日曜日)】<93.8キロ(参考値)>

朝食:旅館の朝ご飯
水分補給:ポカリスウェット瓶(570ml)
昼食:にじますのあんかけソース、ご飯、おみそ汁、ひじきの煮物、ビール中ジョッキ
おやつ:温泉玉子2個、わさびアイスモナカ1/2
夕食:飲茶7品、仙草ゼリー
夜食:ローソンキャベツ千切り一袋

7時15分。「おきろぉぉぉ」と大音響で叫ぶが、約2名ほど起きてこない人あり。「あともう10分、寝かせてくれぇ」と布団の中から情けない声を出している。おお、こんな漫画チックな一言が聞けるとは思っていなかった。少なからず感動。

とりあえず、朝風呂なのである。温泉旅館に宿泊したからには、体がしわしわになるくらい温泉野郎にならねばならぬ。となれば、朝風呂は欠かせない。「あと10分寝かせてくれ」連中が来るのを風呂につかりながら待っていたら、またもやのぼせてしまった。うむ、朝からヘビーだ。

体重を測ってみる。どれだけ太ってるかなっと・・・と、結果をみて「ありゃりゃっ」。痩せているではないか。しかも、93.8キロ。いや、実際のところ、93.6くらいかもしれない。へえーっ。

なぜここで「やったぁ」と喜べないのかというと、体重計が違うという事に他ならない。過去、体重計が違っただけで1キロ2キロの誤差が生じるという苦渋をなめ倒してきたので、これくらいでは驚くわけにはいかん。実際に家に帰ってから、いつもどおりのミッキーマウスの体重計で測定せねば。

まともな形式での朝ご飯、といえばものすごく久しぶりだ。事実上、実家に帰省していた正月3が日以来だ。ご飯があり、みそ汁があり、のりがあり、湯豆腐があり、あじがあり・・・うむ。何だか和食の朝食を見るとノスタルジックな気分になる。「ああ、日本だよなあ」って。なぜだろうか。

しかし、そんな感傷に浸っているのも時間の問題だった。おいしいんだけど、量が多い!いや、この旅館の料理が特に多いというわけではない。単純に、僕が「一汁一菜で十分」な食生活を送ってきた関係で、ごてごてと小皿がならべられるのに耐えられないわけだ。ただでさえ朝は食事をしないんだから、胃袋が嫌がるというよりも精神的に「うわ、朝から重たいなあ」と嫌がっている。なんだか義務感だけで朝食を食べている感覚。うーん、貧相な生きざまだな、僕って。

結局、おかずの量を前にご飯が足りなくなり、朝からお茶碗二杯分ご飯を食べてしまうという暴挙にでてしまった。悲劇だ。「うう、おなかすいた!」でご飯お代りだったらまだ可愛げがあるが、「おかずが多すぎて・・・」という理由でのご飯お代りだからなあ。自分の行為に少なからず衝撃を受ける。

食後、朝寝坊組が「風呂に入る」というので、僕もお相伴に預かる。都合4度目の風呂だ。のぼせてぽーっとなろうがなるまいが、温泉は温泉。満喫せねば。ここでまた風呂上がりに体重測定をしてみたが、体重は食後にも関わらず変わらず、93.8キロだった。やっぱ、ホンマもんの体重なのか?これ。でも、こんなに痩せる根拠なんてどこにもないんだよなあ・・・風呂に入っているあいだにかいた汗、か?

そんな努力を尻目に、水分補給でポカリスエットの瓶(570ml)をぐいっと飲んでしまった。もし、さっきの体重が汗かいたから減っていたんだとすれば、この水分補給ですべてがおじゃんになるのだが・・・?

今日の行程。十国峠→箱根関所跡→箱根園→大湧谷→強羅→横浜→帰宅

箱根園にて昼食。カレーでさえ900円するという、典型的な観光地物価。もうこうなると、どれを頼んだって一緒。えーい、と虹鱒を選んでおいた。やっぱりカロリーはちょっと気になるので、お魚を食べる事でエスケープ。しかし、ちゃっかり「ビール中ジョッキ」を頼んでしまい、足し引きゼロどころか大幅カロリー超過になってしまった。

普段はお昼からお酒、なんて絶対にありえないんだけど、こういう旅行の時は「お昼からお酒を飲む」というのがなんか禁断のテクニックみたいで、こそばゆい感じがするのだ。だから、酔わない程度に飲んだりする。周りは、「肝臓ガンになったら大変だよー、暴れるんだから、痛くって」みたいに僕をさんざん脅かしにかかる。うみゅ、あんまりビールがおいしくないぞ。

大湧谷は、まだ雪が大量に残っていた。高度1050メートル。正直言って、相当寒い。下界では春爛漫なので、ジャンパーは持参しなかったのだ。これはなんとしても暖をとらねば・・・ということで、温泉たまご登場。卵のからが真っ黒になってしまった温泉卵を、「寒い寒い」といいながらほおばる。うむ、おいしい。カラスが卵の殻をねらって、あちこちで鳴いている。硫黄が吹き出ていて非常に危険なはずなのに、卵の殻狙いで集まってくるのだから恐れ入る他無い。きっと、卵のからにほんの少しついている白身を食べたいのだろうが、卵の白身といえば蛋白質。そんなものばっかり食べているカラスだから、きっと相当マッチョであるに違いない。ああいうカラスに襲われてはたまらないので、そそくさと退却。

退却際にわさびアイスを食す機会に恵まれたが、今考えてみれば相当カロリー超過してるな、僕ってば。

帰りは「横浜中華街で飲茶だ」みたいな流れになり、横浜へ向かった。そこで中華料理を7皿、あとデザートを一品ずつ注文。注文してからその品が出てくるまでの所用時間が2分足らず。恐ろしいほどスピードが速い。で、味は結構おいしい。おぬし、なかなかやるな!・・・・と思っていたら、最後に追加注文したヤキソバが、麺に火が通ってなくて固い芯を残していた。減点1。カロリー高めの食事だったかもしれないが、なかなか満足のいくお店だったので「ま、いっかぁ」。

食後すぐはあまり満腹感が無かったので、道端で売られている肉まんを買おうかどうしようかと悩んでしまった。でも、「ここで食べてしまったら人生負けや」とサトリを開き、結局買うのは断念。ありがたいことに、道を進めば進むほど肉まんのサイズがビッグになってきて、それにあわせてお値段も高くなっていった。これであきらめがついた。

帰宅後すぐに体重測定。さあ、この二日間の成果が試される時だ。95キロ。おっ?・・・まあよかったよかった。今朝の93.8ってのは極端だから除外するとして、夕食食べた後だというのに95キロジャストの体重、ってことは明日の朝になれば94キロ代前半の記録だって夢じゃない。これならなんとかやっていけそうだ。よかったよかった。

F-1の開幕戦がテレビで放送されていたが、高木虎之助がリタイアした瞬間電源を切って寝床に潜り込んでしまった。眠い。とにかく眠い。明日からまた一週間、お仕事が始まる。ガンバらなくちゃ・・・。

【03月09日(月曜日)】<94.6キロ>

昼食:めだいの天ぷら、チキンサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール500ml、日本酒3.5合、お刺身盛り合わせ、とうふ0.8丁、油揚げ2枚、さば竜田揚げ1/2匹

昨日の朝の体重データはあくまでも「参考値」。正式計量とは、あくまでも僕の部屋にあるミッキーマウスの体重計で測定されたものなのである。だから、今朝の体重測定は非常に楽しみにしている部分がある。

体重計にのってみる。おお、93.6とか93.4とかをふらふらしているぞ。やっぱり昨日の測定は間違っていなかったんだ。・・・・あれ、94.6?あれれ、92.4?なんじゃあ、こりゃあ。値があがったりさがったり、ふらふらしてぜんぜん落着かない状態。まるで円相場だ。仕方ないので、リセットして再度測定。94.6。もう一度測定。94.6。もう一度・・・うう、変わらない。やっぱ、94.6なのか。体重計が「すんません、これが現実です、お気を落とされないよう」と慰めてくれるが、その慰めてくれる相手がミッキーマウスなので余計腹が立つ。

旅行前と後とで、2キロ増を覚悟していたんだけどそれが10分の1に縮められたということは素直に喜ぶべきだろう。うん、うれしいうれしい。

でも、94.6キロってぇのはちょっと悲しい。やっぱり、いくら参考記録とは言え93.8キロという値があるんだから。

この値でまた「94キロ代の攻防」を再開させないといけないのだろうか?先週一週間は、「普通に生活しても太る、痩せない」という事で大いに苦悩したわけだけど、今回の旅行を機にその膠着状態からの脱却を図れればいいなという考えがあったわけだ。だから、痩せりゃベストだけど太ってもいいかな、とちょっとだけ考えていた。これを機にまた体重が動くかもしれないからだ。だけど、いざ旅行明けで測定してみると、まさに膠着状態のど真ん中に体重が位置しているではないか。なんということだ。

2月末頃は、「3月末には90キロ切るかもねえ」なんてのんきな事を言っていたが、とてもそんな状況ではない。しばらく94キロ代で押したり引いたりの綱引きを繰り広げる運命にあるようだ。これじゃ、夢の80キロはいつの日になることやら。

とりあえず94キロジャストでも僕はりゅう飲が下がる。なぜなら、ダイエットスタートの11月末が104キロだったからだ。「10キロダイエット完了!」なんて、めちゃカッコエエではないですか。町中をパレードで練り歩きたいくらいカッコエエではないですか。ぜひ、これを早急に実現させたい。・・・と胸に秘めつつ早1カ月近く。いつになったら93キロ代に突入できることやら。

よし、今週いっぱいで93.6キロを目指そう。5日で1キロ。一日200グラムの減量だ、無理な設定じゃない。池袋から歩こうリバイバルマッチも控えているし、なんとか実現させなければ。

チキンサラダとは、普通のサラダに加えて鳥ささみ肉のマヨネーズあえが乗っている代物。うーん、ここ最近メインディッシュクラスのカロリー抑制政策は順調なので、そろそろサラダのカロリーが気になってきだした。「サラダ=カロリー低い=とってもへるしぃ」という安直な発想だけはしないようにしなければならん。

今日も一駅前から歩いて帰る。週末を挟むと、どうも違和感がある。「なんだか面倒だな、最寄り駅まで電車で乗ればぁ?」なんて。まだ習慣として定着はしていないようだ。

熱海旅行用に購入した清酒がまだ一本残っていたため、やっつけることにした。普通だとお酒は火曜日なのだけど、清酒があまりにおいしかったのと、箱根のお土産屋で購入したひのきのぐい飲みを試してみたかったのとで、月曜日とあいなったわけだ。

ちなみに日本酒ってカロリーはどれくらいなのだろう?カロリー計算してみる。・・・げっ。4合(720ml)空けると、900kcal近くなのか!やばい。こんなにハイカロリーだったとは。

清酒って、低カロリーなのだと信じて疑っていなかったので、この事実は衝撃的だった。あわてて、ビール他のカロリーを調べてみる。ビール、1500mlで600kcal。ありゃーっ、こっちは予想外にカロリーが低い!

ほら、よく言うじゃないですか。「ビール腹」って。ビール飲むと、太ってしまうからおなかが出てくるって。あれ、うそなんですね。このカロリーを見る限りだと。結局、ビールと一緒にカツとかフライだとか油モノをたくさん食べるから太るにすぎないわけだ。同じ事を清酒飲みながらやったら、もっと太ることになる。「ポン酒腹」なのである。

「こりゃまずいなあ」といいながら今晩のために買ってきたおつまみ類を振り返って見る。・・・うみゅ、全てナマモノではないか。今晩中に食べないと腹を壊しそうだ。ええい、ままよ。

まあ、おつまみ自体はカロリー低めに仕上げた。どうしても油モノがほしくなることも考えられるので、「サバの立田揚げ」という油系統も用意しおいたが、しょせんお魚なのでカロリーは低い。完璧だ。でも、清酒のカロリーの高さだけは大失敗だった。

早速、箱根土産の桧ぐい飲みを試してみる。これで、おいしい清酒がさらにおいしくなるはず・・・ああ、いい桧の香りだ。うんうん。うんうん。・・・んー、あのー、清酒の吟醸香がかき消されてしまっているんですけどォ。なんということだ、せっかくの清酒の香りが器の香りに圧倒されてしまっているのだ。アホくさいったらありゃしない。お酒を楽しむためのぐい飲みなのに、お酒よりでしゃばっているんだから。

今までは、清酒を飲むときはいつも歯磨きで使っているコップで飲んでいた。だから、時々歯磨き粉臭いお酒を飲む羽目になる。しかし、今回ぐい飲みが登場したので、心置きなくお酒を飲めるわけだ。何がいいって、コップみたいにごきゅごきゅとお酒を飲めず、ちびちびと飲むことになること。注いでは飲み、注いでは飲み。おかげで、大した量飲まなくても酔いが回るしくみ。こういう「子供だまし的」なシステムでお酒の量を徐々に減らしていく、という手もあるわなあ・・・。

【03月10日(火曜日)】<94.2キロ>

昼食:豚肉の冷しゃぶ、スパゲティサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:ビール500ml、日本酒1.5合、菓子パン2個、ローソンサラダ1袋、小割うどん

朝、暖房の効きすぎで目が覚めた。「からだの新陳代謝が落ちている」と先週の日記では嘆いていたが、金曜日の夜に暖房を久々に入れてからは調子が上向きになってきているのだ。これは意外だった。

ここ最近は、少々寒くても上着を羽織ってそれでおしまいにしていた。どうも僕はエアコンの温風ってのが性にあわないモンでして。で、体温が低下してしまい、熊の冬眠がごとく新陳代謝が悪くなってしまったのではないか、と推測される。うみゅ。ほんまかいな。

とまあ、そんなこんなで夜は暖房を入れているんだけど、寝るときに消し忘れたわけだ。おかげで、「ううっ、暑い!」と目を覚ます、とても春先とは思えないなんともトロピカルなシチュエーションを体験できたという次第。

その結果かどうかは知らぬが、体重は減っていた。おお、今までの最低値タイに到達ではないですか。この値を出してから、長かったよなぁ・・・。ようやく、谷底に戻ってきたんだ、もっともっと掘り下げないと。徳川埋蔵金はもっと地下にある。

朝の体調を見るに、「うわ、もうギリギリ限界ですわぁ」としての94.2キロというよりは、「まだまだガンバれるけど、とりあえず今日は94.2にしておこう」というニュアンス。これは、明日あたりに94.0っつーのも無理じゃなさそう。さてさてどうなることやら。

お昼ご飯の「冷しゃぶ」というのは正確かどうかわからないけど、お肉の周りにゼラチン質がにこごり状態になっており、あんまおいしいものじゃなかった。でも、カロリー222kcalには感涙。

帰宅途中、「さて昨晩の残りの日本酒をどうするべぇ」という事が頭をよぎった。どうするもこうするも、放置しておきゃいいんだけどそうはいかないのが人情ってモンだ。いいお酒であるだけに、開封後はすぐに飲まなくちゃお酒に申し訳ない・・・なんて,酒飲みにありがちな強引な言い訳なんて考えちゃったりして。

あと、体重が非常に微妙な位置づけにあるため、「ここで寮の夕食を食べたらよけい太るかな?」という不安がある。今晩はさくっとあっさりめの食事にしておいて、明日は体重93キロ代!なんてのは如何だろう。うむ、我ながらいいアイディアだ。

お酒の残りが1.5合ほどあるからそれを飲んで、豆腐とかのあっさりめな食事で済ませば痩せる可能性大。うん、これで決まりだ。・・・って,本当にこれでいいのか?

なんて苦悩しながら電車は進むよどこまでも。気がついたら池袋駅で菓子パンを3個も買ってしまっていた。ちょっと待て!「さくっとあっさりめの食事」がどう解釈されればこれになるんだ!なーんて、しらじらしい自己ツッコミをとりあえずしておいて、悪いコトをやっているという認識はもってますよ的PRはしておくが、要するにパンの誘惑に負けてしまったっつーワケでして。もうこうなってしまうと、パズルの世界だ。いかにカロリーを低くおさえてお酒を飲むか。パン3個だから,他の食べ物は難しい。かといって、パンだけで夕食兼おつまみにすると、絶対に空腹で耐えられなくなる。では、ローソンで生野菜を買ってくるか?それはそれで良いが、果たして夕食としての満腹感が得られるのか?

とまあ、この日記を読んでいる読者にしてみりゃ「何をアホな事を」というような内容を真剣に悩む始末。駅からの帰り道も、わざと大回りのルートを通って時間稼ぎしながら、今晩の食事を考えに考えた。その結果・・・

なんでかここで「小割うどん」という概念登場。ローソンでざーっとお総菜コーナーを見てみると、このアイテムが一番カロリー影響度が低かろうという寸法。カロリーにして320kcal。これだと、そこそこ満腹感があるしおつまみにもなるし、「締め」としては最適ではないかというわけだ。

またもや日本酒を飲む時に箱根土産のぐいのみを利用。ちびちび飲むので、酔いが回りやすい。1.5合ということで、「こんなので満足できるのか?」と不安だったけど、そんな不安は吹っ飛んだ。おまけにお酒飲む量が少ないので、おつまみも大量に必要としない。うむ、次世代の飲み方だな。今後はこういう事を考えていかなくては。

【03月11日(水曜日)】<93.8キロ>

朝食:菓子パン1個
昼食:コロッケ1個、ニース風サラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:豚肉ステーキ豆板醤風味、茄子としいたけの煮物、ご飯、おみそ汁、りんご2きれ

朝起きたとき、予感めいたものを感じた。「きたかな?」というこの手応え。・・・というか、腹ごたえ。腹のたるみ具合が今日は絶好調なのだ。日本酒を飲んで痩せよう、だなんて都合のいいカンガエはジュラ紀の頃に捨ててきたけど、痩せている気はする。いざ、体重計にのってみると。そう、93.8キロだったのである。最近疑い深くなってきているので、もう一度体重計をリセットして測定しなおし。やっぱり93.8キロだ。ふぅ・・・よかった。ヨロコビよりも、「最初の測定結果は正しかったんだ、ああぬかよろこびじゃなくてよかった」という安どの方が強い。嗚呼、せっかく大喜びするシチュエーションだというのに。

ということで、11月末に記録された「104キロ」という値からみて、10キロ減を達成したというワケなのです。時間にして、3カ月とちょっと。1カ月で3キロ弱のダイエットなのだから、意外とトロい痩せ方だ。もっとダイナミックに痩せたのかと思っていたのだが。でもまあ、これが典型的な健康ダイエットなんだよね、と気を取り直す。10キロ減という名の元においては、全てが許されるのだ。恩赦みたいなモンだ。

朝ごはんを食べよう、というワケだ。これも、ダイエットの一環。いままでは、「昨晩のお酒のおつまみが残ってしまってにゃんにゃんにゃにゃーん」という状態だったのだが、これからは積極的に朝御飯を食べよう、というワケである。昨日買ってきた菓子パンを1個確保しておいて、朝ご飯とした。カロリーにすると、200kcal程度か?となると、他の食事でこのカロリー分減らすくらいのキモチを持たないと、太ってしまいそうで怖い。

さすがに朝御飯の効果てきめんである。通勤途中も、どうもおなかが張って仕方がない。普段だと、胃袋は空腹状態だからこの違和感は当然といえば当然なんだが、キモチのいいものではない。ああ、通常の人間が普通と思う事を普通と思えなくなっている自分。相当ヤバい生き方をしてきたのだろうか。

お昼時になるとおなかが空く。当然と言えば当然だが、今日に限って言えばそれがなかった。朝食効果だろうか?おかげで、「鶏肉の磯辺揚げ(660kcal)」という僕のベストフェイバリット料理を目の当たりにしても、動揺しなくて済んだ。「なにぃ?660kcalだぁ?アッチいけ、問答無用じゃ」。おおー、我ながらカッコエエなあ。でも、ココロの奥では「ああ、食べてぇなあ」と涙で裾をぬらす。このギャップがまた、演歌じゃあないですか。

くくく、予想以上に痩せたモンだから、今日の僕はえらくナルシスト入ってるかもしれない。痩せなくて苦悩しているときは、マゾヒストになるくせに。

93.8キロという「コンマ8キロ」は、「体重が94キロになっちまうとまずい」という事でエラくプレッシャーを感じるものなのである。なぜなら、200グラム太っただけでも「93キロ代」と言われていたモノが「94キロ代」となってしまうからである。要するに、将棋の「成金」が、なぜか「歩」に逆戻りしてしまうようなもんだ。となると、もう馬車馬状態。「とりあえず、コンマ6キロくらいに落として落ち着かなくちゃ・・・不安で不安で」と。

というわけで、「池袋から歩いて帰宅第二弾」敢行。機は熟したっつーわけだ。今度こそ地図を確認して、「目指せ45分!」を旗印に徒歩開始。ワイシャツを汗びっしょりにさせ、革靴のヒールをチビさせ、48分で走破できた。いやー。いい運動だった・・・けど、痩せたぁ!って実感はほとんどなし。

夕食の席上。あ、また豚肉だ。もういい加減飽きたんですけど・・・。でも、食費を考えると仕方がないのだろう。毎回毎回、ソースに趣向を凝らしているのは大いに感謝。そういえば、夕食時はいつもおなかを空かせているためにご飯をついつい大盛りにしてしまうのだが、今日はおなかがそれほどすいていなかった。当然ご飯の量も少な目。おお、これも朝食効果なのだとすればやはり朝食は食べるべきなのだろうか?

明日の体重に乞うご期待!だ。これで太っていたら大笑いだな。現状維持だったらお涙ちょうだいだし、痩せていたら「こりゃいかん、本気でダイエット考えなくちゃ」と真剣にならざるをえないし。この日記本来の趣旨「おちゃらけダイエット」からカンガエりゃ、太ってくれた方が愉快なんだけど。

【03月12日(木曜日)】<94.0キロ>

朝食:めんたいこおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:かぼちゃの煮物(小皿)、中華風サラダ、ご飯、おみそ汁
おやつ:味噌煮込みうどんせんべい1枚
夕食:鮭のムニエル、茄子とホタテのぬた、らっきょう、ご飯、おみそ汁

秘技、つばめ返し。別名手のひら返し。やった!痩せたに違いないという確信を持った時に限って、裏切られる。アメリカンプロレスみたいなもんだ。「えっ、さっきまで仲が良かったのに仲間割れかい」と。

今日痩せないで、いつ痩せるの?明日?明後日?なんせ、昨日は食事の量は少ない上に50分近いウォーキングがあった。朝ご飯だって食べて、「一日三食」という健康的な生活をしたのだ。なのに、なのに。ひょっとして昨日やってきたことは全て「太るための行動」だったんじゃないか、なんて自分の生活の根幹がぐらぐらしているのを痛感。やばい。

朝ご飯がまずかったのか?やはりカロリー超過になってしまったのだろうか。そういえば、前回池袋から歩いて帰った翌日も、痩せなくて苦悩したっけ。ウォーキングがいけなかったのだろうか。否!否!帰宅してすぐに体重測定をおこなったが、その時は<93.4キロ>だった。で、食後に測定すると<95.0キロ>。で、今朝が<94.0キロ>・・・なんでぇ、夕食が全て悪いんじゃないか。夕食前の体重を見ると、前日と比べて痩せている。そう、ここまでは順調だったのだ。で、夕食食べて大どんでん返し。そりゃ、ドラマとかじゃオモロい展開かもしれないけど、ダイエットを考える上じゃ冗談きついっすよ勘弁してくださいっすよ状態なのである。

ということで、「寮の夕食はカロリーが高すぎるのではないか疑惑」急浮上。自分のさじ加減で調節できるご飯の盛りかたは、昨晩は抑え目だった。それでも200グラムも太っちまうんだから、こりゃおかずに問題ありとみた。

こうなってくると、いくつかの選択肢が出てくる。

1. 寮の食事はカロリーが高いのでよろしくない。コンビニ等で食事を購入し、寮食はキャンセルする。
2. 寮の食事は皿数が多すぎる。どれか一皿、必ず手をつけないルールを設定する。
3. 寮の食事が一番コスト的にも栄養バランス的にも良い。現状維持とする。
4. きっと気のせいだ、寮の食事は高カロリーでもなんでもない。

1だと、今の僕だと確実に痩せることができるだろう。カロリーにストイックになりつつあるので、不可能ではない。ただ、カロリーに気を遣いすぎて栄養バランスががたがたになる恐れあり。2は、ポリシーとしてできない。出されたものはキチンと残さず食べるようにというコドモ時代のしつけがあるモンで。3は・・・うーん、一番常識人的な回答だけど、「見なかったふり」をしているのに過ぎないような気がしてならない。4は、今のところ何とも言えない。

もうしばらく様子見だとは思うが、1日おきに寮の夕食を食べ、その間はスーパー等で食事を見繕う形をとろうというアイディアもある。どうせ、週2回お酒飲むんだとすればその日は夕食が欠食になるわけだし、無理な事ではなかろう。

出勤途中、コンビニに立ち寄り朝ご飯を購入。ああ、なんてさわやかさんなんだとちょっと自己陶酔。アホです、確実に。それにしても、健康的なのは間違い無いにしても、カロリーがこれで300kcal程度。朝からこれで大丈夫なのかなあ。

お昼ご飯。トレイの上のものを座席について改めて眺めて、ついつい苦笑してしまった。なんだぁ、この組み合わせは?メインディッシュのふりをしている料理が、かぼちゃの煮物だからなあ。しかも、3切れ。3カ月前にこんなメニューを渡されたら、とても耐えられなかった。「せっかんされてる」と思っただろう。病院食と思ったに違いない。この世の喜びを巨大権力によって剥奪されたと思ったに違いない。そのような内容を平然とセレクトしているんだから、恐ろしいもんだ。それにしても、かぼちゃねえ。

そろそろ、カロリー高い料理に対して恐怖心を抱くようになってきた。体重がなかなか下がらない、しかし過去を振り替えると結構な成果は出している・・・という状態に釣り下げられているため、カロリー高い料理が恐怖なのだ。つい先日、この日記の読者から「ここ最近の日記、シビアすぎませんか?初期の頃の力のぬけた日記の方が面白かったです」というメールを頂いた。うう、すんませーん。初期の頃ってのは、「まあ痩せりゃいいよね、あっ、200グラム痩せてる!へえ、珍しい事があったもんだ、でもどうせすぐに挫折するってば」という馬鹿にしきった態度だったんです。でも、現実に体重が減ってくると、「痩せても太ってもギャグ」にはならなくなってきたワケなんです。太りゃ地獄、痩せると「もっともっと」。ある意味不幸だよねえ。

しかも、「えい、食事制限だ」ということを必死になってやってないところがタチが悪い。気がついたら食事の量が減っていて、気がついたらカロリー気にしていて・・・って、特に額に汗して食事をぐっとこらえて、っていうシチュエーションじゃないだけに、あんま笑いにならんというか。日常には笑いは存在しない。非日常に笑いは存在するのだ。むむむ。

珍しくおやつを食べているが、これは名古屋出張から戻ってきた先輩から頂いたものだ。普通、職場で頂くお菓子のお土産はほとんど食べずに机の奥で腐らせてしまうんだけど、さすがにこのせんべいは珍しかったのでお試ししてみた。・・・むむ。丸ちゃん赤いきつねの味がするぞ?

夕食に対して限りなく疑惑を抱いている僕。もう、松本サリン事件で犯人扱いされた人と同じくらい、僕は夕食に疑惑を抱いているのだ。だから、正直言って夕食どうしてくれよう、なんて考えながら帰宅。体重計にさっそく乗ってみる。<94.0キロ>ぐしゃ。な、なんだぁ?この値は。やはり、疑惑が濃厚なモノほどシロだ、という推理小説の王道を地でいってくれおった。なんでいま現在94キロあるのぉ!?

夕食前が一番体重が低い時期。夕食前測定でぐぐっと痩せていて、夕食後には1.2キロ程度太り、翌朝で0.6-1.0キロ程度痩せる、というサイクル。だから、この夕食前の段階で今朝と同じ体重、ということは断じてユルされない事なのだ。赤ちゃんからお母さんが産まれてくるような事なのだ。いかん!断じていかぁぁん!

なぜこんなイカンことになってしまったか、といえばどう考えても朝食しかない。朝、300kcalもの食事を摂ったからに違いない。許すまじ、朝食。・・・多分、朝食を食べる事によってもたらされる「太りにくい体質」っつーモノにまだ体がなじんでいないのだろう。だから、一日2食の時と同じペースでえっちらえっちらカロリー摂取するもんだから、太ってしまったと。こう考えよう。朝食ゆるせん、朝食は抜きだ!って事はさすがに健康上よろしくなさそうだ。

明日は圧倒的に太る、という事がこの時点の体重で読みとれたので、夕食はせめてローカロリーであってほしい、っつーのがダイエットに悩める青少年のお悩み。幸いにも、夕食はさっぱりとしていたのですくわれた。これでまた豚肉が出てきたら、どうなっていたことか。

【03月13日(金曜日)】<93.6キロ>

朝食:日高こんぶおにぎり、毎日骨太300ml
昼食:だしまき玉子4きれ、ポテトサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:日本酒3.5合、ビール500ml、お刺身盛り合わせ、豆腐300g、油揚げ2枚、ローソンキャベツ炒めセット1袋

うむ、痩せたのだ。びっくり世界新記録なのだ。ひょうたんからコマ劇場なのだ。昨晩,寝るまで何度か体重計に乗って様子を伺っていたのだが、「おや、ひょっとすると」という予感はあった。でも、ここまで行くとは。めでたい!今晩は乾杯だ!って、これが太る原因なんだってば。

併せて、貰い物のビタミンC+Eの薬も飲む。おお、なんて健康的なんだ。栄養満点ではないか。よっとすると、体中の皮膚から脱皮して、「ニューおかでん」が誕生するんじゃないか、ってくらい栄養満点なのだ。ふふふ、これで着実に若返りなのだ。

と、たった2日程度の努力で5年後、10年後の華やかなりし自分を連想する僕。こんな楽天家だから、ここまで太ったのだな。きっと。

きのう、メインのお皿に小皿のカボチャ煮付けを配置し、「うひゃー、我ながらエラいことやっちまったなあ」と苦笑いしたもんだが、今日もそれに負けず劣らず。自分のやっていることが自分自身恐ろしく、「ホンマにこれでええんか?」という自問自答がアドレナリンを促す。朝御飯を食べる,ということはこういう「以前の僕にとってはむちゃに等しい内容」をやっても精神崩壊を起こさないですむということなんだな、と実感。

料理を選ぶ際は、「食べたいメニュー」であることとは当然だが、「これ食べ終わった後おなか空かないか?」という事も重要だ。いや、「だった」と過去形にしておこう。おなかが空いたら空いたで、その時になって考えりゃいいのに食事時に何時間も先の空腹を不安がる。で、そういう時は「空腹=恐怖」であり、「おなかいっぱいになるメニュー選ぼっと」と,ついつい脂モノでボリューム満点な料理を選ぶことになるときたもんだ。結果、スーパーやコンビニに買い出しに出かけた時は常識的な量の1.5倍から2倍の量の食べ物を買ってしまうというワケ。こりゃ太るわなあ。

最近だって、「空腹=恐怖」だ。なぜなら、空腹であることによって食事時のカロリー吸収量が増大するのではないかという危惧があるから。そう、恐怖の位置づけが違ってるのね。

で、結局長々と何を僕はいいたかったのか、といえば。一言でいえば「食事に対する取り組みが変わったんだ、エーッ!どうだ、すごいだろう」という子供じみた自慢だったと。すんません。

ホントはお酒飲むべき日じゃないんだけど、帰宅途中に東武百貨店に立ち寄ったら、あの箱根で「いやあおいしいおいしい」とカンゲキした「蜃気楼の見える街」という日本酒が、限定生産だということを知ってしまったがために「よし、飲めるうちに飲まねば」という事になってしまったのである。今飲めないと、いつ飲めるというのだ?なぜか胸をばーんと張って堂々とお酒を購入。

ここ最近は、お酒飲まなきゃガマンできない・・・というアル中状態からは脱却したので、「一週間でお酒は2日まで」という制限は必要なくなってきた。要するに、太らない程度ならば毎日お酒飲んだってイイ、という判断である。

・・・とまあ、理論?武装を十分にほどこしたあとに、ご帰宅。なんのこっちゃ。

それにしても、油揚げがおいしい。市販の普通の油揚げだけど、妙においしく感じる。これまではお刺身盛り合わせが好きで好きで仕方がなかったんだけど、そろそろ飽いてきたかな、というところで登場してきたニューフェース。これからは油揚げで飲もう。・・・あれ、油揚げってカロリーどうなんだろう。・・・むむむ、20gで80kcalか。20gがどれだけの量なのかわからないけど、結構なカロリーだな・・・。

体重が気になるので、頻繁に体重計に乗ってみる。お酒飲み終わった段階でも94キロジャスト。ということは、一晩寝ればぐいぐいと下がるに違いない。日銀職員がタイホされたときの円相場みたいなモンだ。

ほろ酔い気分でベッドに横になり、「料理の鉄人」を見た。しかし、画面に出される様々な美食を見ていると、酔ってねっころがっている自分が妙にミジメというか腹のたるみがきになるというか。酔った勢いもあり、「よし運動だ、運動こそが今の自分に必要だ」とワケのわからないことを思いつき、狭い部屋の中でジョギングをはじめてしまった。単なる酔っぱらいですね、これは。5分くらい、あちこちに足をぶつけながらジョギング。成果は?うーん、皆無だろうな、きっと。

【03月14日(土曜日)】<93.0キロ>

朝食:鮭おにぎり、毎日骨太300ml
水分補給:ポストウォーター350ml
昼食:ビール350ml、幕の内弁当
懇親会:ビール1000ml弱、おつまみ
夕食:ビーフステーキ200g、ご飯、おみそ汁

朝5時に、目が覚めた。お手洗いに行ったついでに、体重計に乗ってみる。アル中ならぬ、体重計中毒だ。体重は・・・93.4キロ。うん、新記録更新だ。柔軟体操をやって体をほぐし、また床についた。正式測定までまだ時間がある。もう一声!なのだ。

さて、正式測定。まさか、さっきの体重より太るという事はあり得ない・・・はず・・・なので、久々に余裕をかまして体重計にどっしと乗る。昨晩にお酒を飲んだとはとても思えない傲慢な態度だ。目盛りが上下する。おおっ、一瞬だけど体重が92.6とか92.8とか、92キロ代を示したぞ!「おおーっ」と声に出して、うっとりしてしまった。さすがに、92キロ代に入ると「90キロジャスト」が見えてくるだけに、与えるインパクトは違う。

で、結果は93.0キロだった。うみゅ、お手柄!一日で600グラム痩せてみせたのだ。ブラボーなのである。朝食食べるようになったから、これだけ痩せたのか?それとも、昼食を控えたのがよかったのか?それとも・・・いや、そんなことはどーでもいい。痩せたという事実を前にして、理由付けはいらん。とりあえずヨロコンでおこう。

ただ、この体重がいつまでも続く、なんて甘いことはてんで考えてない。いつだってそうだ、一気に体重が下がった日の翌日は、その減量の重圧に負けてしまい「ごめん、ガマンできん」とまた太ってしまう傾向があるからだ。まあ、明日あたりは太るんだろう。

今日は職場のソフトボール大会なのである。平日よりも早い時間に家を出る。ソフトボールがダイエットに与える影響とは?という面白い考察ができそうだ。考えて見れば、まともに外でスポーツするなんて何カ月ぶりだぁ?ましてやソフトボール大会なんて・・・。

ソフトボールは、高校時代は毎日お昼休みやっていたし、大学の時だって体育の授業で理論的なコトから勉強をし直したジャンル。上手とは言わないまでも、平均的以上なデキなはずだ。さあ、みてろよ!

しかし・・・結果は。ありゃーっ。4打席全部、出塁できず。そのうち2打席は空振り三振。この事実に卒倒しかかってしまった。第一打席なんて、打つ気満々だったモンだから、一球目をワザを大げさに空振りしてみせたりする余裕があった。でも、打てない!バットに球が当たらない! なんか、バットに体が振り回されている感じがするのだ。ひょっとして、痩せてしまった関係でバット振り回す感触が狂った?

まあ、いいわけなんだろうけど、ホント奇妙だった。痩せたコトをいいわけ材料にでもしないと、このあまりの不振には納得できん。

ポストウォーターなんてなかなか飲む機会がない。だから、飲めるときに飲め!というのが僕の信条。このドリンク、初めて飲んだときは「なんじゃあこりゃあ」っていう味だった。TVCMで、「一月飲んだら病みつきになっちまったぜぃ」というキャッチコピー、なるほどと思った。「一月飲まないと病みつきになれないという程度のドリンクなんだな」と。で、「まあとりあえず何回か飲んでみよう」と思って飲んでいるうちに・・・ありゃ、病みつきになっちまったぜぃ。

昼間っから、ビールなのである。お弁当の飲み物としてビールが用意されているあたり、社会人の世界だよなあ・・・これだからオトナは・・・と言いながら、ビールをごきゅり。うう、やっぱ幕の内弁当とビールは合わない。飲むんじゃなかった。 カロリーを一生懸命計算してみる。やっぱりビール分だけオーバーしているようだ。

ソフトボール大会で優勝してしまったため、優勝トロフィーにビールを注いでガンガン飲むという妙な空間が出現。こんな時間からスナック食べて、ビール飲んでしまっては夕食が食べられなくなる。やばいやばい・・・と頭では警告を発しながら、気がついたら自分の手元にもビールが並々と注がれたトロフィーが回ってきた。やばいやばい。

帰宅の電車に乗った瞬間に、くたびれ果てて眠りこけてしまった。おかげで電車を乗り過ごしてしまった。

夕食をどうするか?というのが重要な問題として浮上してきた。懇親会で飲み食いしてしまったんで、ここで食べるコトは許されるのか?ダメなのか?「まあ、とりあえず帰宅だ」。眠いので、帰宅次第寝るつもりなのだ。で、目が覚めた時がまだ食堂で夕食を食べることができる時間かどうか(18時から20時の間)で、夕食を食べるか食べないかを決めることとした。

しかし、帰宅してみると、もう時刻は5時半。ありゃ、これじゃお昼寝したら絶対に夕食は食べれない。というわけで、「えーい、夕食食べちゃえ」ってことにした。うかつに深夜に目覚めて、「腹減った!」ってコンビニで買い食いしてしまっては大惨事だ。

なんだなんだ!今晩はステーキではないか。しかも、お皿いっぱいのステーキだ。何が起きたんだ!夕食食べてよかったぁ・・・と感涙でステーキの姿がぼやける。しかし、まあ大奮発したもんだ、どこから牛肉を買う予算なんてあったんだろう。ひょっとして、盗んだ? ただ、その影響で小皿が一品もつかないという珍しい状況ではあった。たぶん、ビーフステーキを用意した段階でシェフは真っ白な灰になって燃え尽きたんだろう。ありがとう、シェフ。

いつも食べている豚肉のステーキなんかより遥かにおいしい。嗚呼、太るとか太らないとかそういう次元を超越しているね、これは。おいしいものはおいしいのだ。

と体重を馬鹿にした発言を繰り返していたら、お部屋に戻って体重測定してびっくり。<94.8キロ>。1.8キロも太ってしまっているではないか。むむむ・・・。これはどうやっても明日には93キロに戻せない。やはり太ってしまったか。「運動をした翌日は太る」という法則は、やはりここでも生きていた。

でも、疲れ切っていたために「食後すぐ寝る」というダイエットで一番やっちゃいかんことを堂々とやってしまった。だって眠いんだもん・・・。もうこうなったら開き直るしかない。

(つづく)