1998年08月第1週(08/02-08/08)

【08月02日(日曜日)】<測定結果なし>

夜食:プチパン数個
朝食:カレーライス
昼食:菓子パン2個、低脂肪牛乳1000ml
夕食:発泡酒1500ml,ラム肉焼き肉、やきそば

登山道脇でコーヒーをわかし、プチパンを食べる。周りがひいひい言って登っているのを後目に、あたたかいコーヒーを飲むのはなかなか良いものだ。

せっかく天気が良かったのに、明け方になって急速にガスがかかり、しかも風が強くなってきた。さらに、一緒に登っていた友達が高山病と体力不足とガッツ切れでリタイヤを宣言。手元の高度計は3650m、ああ、あと50mも登れば火口までたどり着いたのに・・・非常に悔しかったが、無理して進め進めとやることほど登山で危険な事は無いので、仕方なく下山することとなった。まあ、山登りの素人を富士山登山に誘ったという僕の人選が失敗だった、ということなんだろう。リタイヤした彼に問題があるのではなく、人選ミスをした自分の自業自得って事でなんとかキモチの整理をつけた。それにしても、富士山登山2回目にして、まだ剣が峰を制圧できていない・・・今回で富士山ともおさらばできるとおもったのに。

アルファ米を煮て、レトルトカレーを用意して朝食はカレーライス。お湯を沸かすだけでできてしまうのだからラクだ。しかし、山頂で食べるはずのものが下山途中の山道で食べるハメになるとは・・・。しかも、下山途中には天気が回復し、ぱーんと遠くまで見通せるし。あーあ。

東京に戻ってくるや、どかっと疲れが出てしまった。歩くのさえ辛い状態で、はうようにして帰った。体重をはかってみると、81.6キロ。うーん、やっぱり山に登ると痩せる。

ヒルネをして,疲れをある程度回復させた後に「お疲れさまでした飲み会」を実施。炭水化物系はあまり食べたいという気がしなかったので、肉を中心にセレクト。ラムを焼いてみたりなんかした。友達が「富士山どうだったぁ?」と部屋に遊びに来たが、「ん?なんか香辛料臭い・・・」と鼻をくんくんさせていた。きっとラム肉の事なんだろう。

【08月03日(月曜日)】<83.6キロ>

朝食:やきそば
昼食:スーパーカップ醤油

早朝,目が覚めてみたらメガネをかけたままベッドに突っ伏していた。どうやら昨日遊びに来た友達が立ち去った後、ベッドに倒れ込んで寝てしまったらしい。寝相をちゃんとただし、また睡眠。

で、10時過ぎに起き出してみると、さてメガネがどこにいったかわからない。0.1の視力でメガネ探しからはじめなきゃならない朝ってのは結構ムナしいものだ。結局、ベッドの下におっこちているのを発見したが、所要時間は3分。あー、間抜けだ。

肝心の体重だけど、見事なまでに富士山に登った、という実績を帳消しにしてくれるだけのものだった。ひょっとすると、僕は富士山には登らなかったのかもしれない。だってそうじゃない、この体重なんだから・・・とほほ。

今日は会社をお休みにしておいて、本来週末にやらねばならなかった作業および富士山登山の疲れをいやすということになっている。しかし、会社の仕事も結構あるため、結局会社に何度となく電話をかけ、電子メールを送り送られ、という作業をしてしまった。おお,まさしくSOHOだ!なんて感動してみたりするが、それにしてもSOHOとは通信費のかかるものだ。自腹でやるもんじゃあないな。

【08月04日(火曜日)】<84.6キロ>

昼食:肉じゃがコロッケ1個、ポテトサラダ、ご飯、おみそ汁
夕食:さんまの塩焼き、??、ご飯、おみそ汁

この日記を書いているのは、新幹線の中なのである。今は金曜日の夜なのだけど、仕事を終わらせて速攻で東京駅に向かい、一路帰省というわけなのだな。まあ、そこらへんの話は金曜日の日記でするつもりだけど、とにかく電車の中でノートパソコンをひざの上にのっけてパソコン、っつーのははじめての体験だけに面白いったらありゃしない。しかし、よりによって週末の広島方面行き最終列車である上に帰省シーズン突入ということもあり、新幹線は相当混んでいた。そんな中、「コロッケ」とか「納豆」とかパソコンの画面に向かってぱかぱか打ち込む姿っていうのは決してカッコええものではないということに、今更になって気がついた。当初の予定ではスマートにモバイルを決める、ヤングサラリーマンという構図を想定していたんだけど・・・おかしいな。結局、この日記を書くのに使っているエディタのフォントサイズを小さくして、周りの人間には内容を読み取られないようにという無駄な努力なんかしてみたりなんかする。無駄な努力するくらいだったら最初からするなって?いや、そうなんだけどね。火曜日の日記を金曜日になってつけているのを見てもわかるとおり、ちょっとでもひまみつけて日記を書いておかないと、どんどん何を食べたのか忘れてしまうのと、ダイエット日記そのものがストップしてしまう恐れがあるということなのだな。順調にやせているときは、うれしくってうれしくって、やけに更新頻度が高まったりするんだけど今みたいにぜんぜんやせないようになってしまうと、「あー、更新するだけのモチベーションが湧かないっ!」なんて気持ちになっちゃうし。

ここまで延々と8月4日とまったく関係のないことを書いていて、ようやく当日のことを思い出してきた。うむ、話を本筋に戻そう。

月曜日は富士山下山翌日ということで体力温存年休、と会社を休ませていただいたわけだ。で、実際に体力は回復したものの体重も十分に回復してくださった模様。日曜日夜にビールを飲んだので、月曜日の体重が太っているのは「ま、一過性のものだろう」なんて言い訳も効いたけど、いざ火曜日になっても体重が減っていないというのは言い訳のしようがない事実なわけだ。行き場を失ってしまった僕のプライドは、もろくも崩れ去ってしまった。

結局、富士山に登ったという事実は体重減に対してまったく何も効力を発揮しなかったと言うことなのだな。あれだけ苦労して登ったというのに!そうとうがっくりきてしまった。いや、山に登るという純粋な気持ちをダイエットと同列に考えるのはイカンのだけど、それでもここ最近の体重停滞を打破してくれる起爆剤くらいには・・・なんて考えていたんだけどねえ。

さて、今日のお昼ご飯はカロリー計算上選択の余地がなく、仕方がなく肉じゃがコロッケ1個という貧相なメインディッシュとなってしまった。こんなとき、6月だったら「えい、カロリー高いのを食べてしまえ」と暴食に走ったものだけど、最近はそういう傾向は押さえられるようになった。しかし、体重は一向に減らないんだから何か違うところにやせない問題があるのだろうけど・・・。はて。

寮の食事には魚一匹がメインディッシュに鎮座する、というパターンが結構ある。そりゃそうだろう、魚一匹ってそんなに高いものではない。で、それをでーんとお皿に盛り付けてしまえば、安くて見栄えのよいメインディッシュになるんだから。手間暇かけて肉焼いたり野菜刻んだりするより、はるかに楽だ。

魚といっても、寮の食事ゆえに高級魚を出すわけには行かない。ということで、大体相場は決まっている。さば、いわし、ほっけ、きんめだい、そして秋刀魚。さんまは特に登場機会の多い「寮シェフ御用達」なんだけど、さてこの魚を真夏である今食べることが果たして妥当なのかどうか。脂がぜんぜん乗っていないので、なんだかぼそぼそしているのだな。

野菜に関しては、今のご時世季節感を追及する人ってのはあまりいないけど、なぜか魚に関しては季節感を追求したい、そんな気分が僕にはある。いや、そんなこといいながら夏のくせにほっけ食べたりしてるんだから、エラそうなことはいえないんだけど・・・でも、魚には季節感が必須ではなかろうかしらん、なんてことを考えちゃうということは、きっと魚に詳しいということがなんかエラい、カッコいいという認識を心のどこかで持っているんだろうね。ということは、野菜と魚を優劣関係で比較すると、魚>野菜、ということなのだろうか。

【08月05日(水曜日)】<83.4キロ>

朝食:ニラ玉豆腐、納豆、??、ご飯、おみそ汁
昼食:カレーコロッケ1個、わかめサラダ(小皿)、ご飯、おみそ汁
夕食:ビールたくさん、日本酒、おつまみ

往生際が悪いと言われようが何だろうが、まだ富士山登山の奇跡、っていうのを心のどこかで期待しつづけている自分がある。昨日・一昨日の体重はごらんのとおりイマイチだったけど、ひょっとすると今日あたりはぐぐぐっとやせているなんてことはないかしらん、なんて自分自身甘い考えと知りつつ体重計に乗るわけだ。で、ことごとくこの手の希望というのは打ち崩される。やっぱり例外ってのはなかなか発生しないからこそ、例外なのだな。なぜかWindows95においては「例外エラー」ってのが「頻繁」に発生するのだけど。

さて、昨日はお酒飲んだわけでもないし、おとなしく寮の食事でいたって王道なメニューだったにもかかわらず、200グラムしかやせなかった。ということで、やっぱり富士山の奇跡はありえなかったのだということにしぶしぶ合意せざるを得なくなってしまった。こうなると、結構憂鬱なのだよ、こうみえても僕は。だってそうじゃない。8月、ということで月が変わり、「さあ今月こそは」と勝手に心を切り替えて再スタートしたばかりなのに、いきなりこれだからね。ましてや、月頭に富士山というイベントがありながら、だから。本当だったら、今月はスタートダッシュで2キロ減実現、目指せ79キロ台!なんてことたくらんでいたんだけどねえ。甘い考えだった、ということを8月の第一週目にしてさっそく悟るんだから悲しい悲しい。

寮の食堂で朝食を、ということを先週からはじめたわけだ。その当初は、「朝からカロリーてんこ盛りじゃ、太る!」とご飯の盛り方に非常に気を使ったものだ。恐る恐る盛っては「いやこれはちょっと多い」「これじゃ少ない」なんて。まるで子供の砂遊びだ。そんなことを繰り広げていたのだが、最近どうもその当時の繊細さがなくなってきたな、ということをじかくするようになった。

さすがに深く反省し、どうしてだろうということを考えてみると・・・あ、これか。最近の朝食には、ほぼ必ず納豆が供されているのだ。納豆といえば、ご飯をもりもり食べるツール選手権が開催されたら関西地区を除きほぼ満場一致でベスト3には確実に入るであろう、実力者。こんな存在を目の前にして、どうしてご飯の量を少なく済ませることができようか、いやできない。ということで、気がついたらどんどんご飯の盛り方がエスカレートしていったらしい。おそるべし、寮の食事!こんなところに伏兵がいたとは。

またコロッケが登場してしまった。昨日についで二日連続。そんなにコロッケに愛されるいわれはまったくないんだけど、選択の余地がなかったのだから仕方がない。「ちぇーっ」と愚痴をいいながら、おみそ汁に七味唐辛子をどばどば入れた。こうすれば、おみそ汁がたんなる汁物から「ちょっとしたおかず風」になるからだ。それにしても鬼畜な食べ方をしてるなあ・・・。

会社が、駐車場を開放して模擬店を出して、地元住民との親睦を深めるということで「納涼祭」を開催するという。さすがに大企業になると、「地元住民との親睦」っつーのは欠かせないのだな。それにしても、いくら親睦とはいえスケールがエラくでかい。照明が豪華なステージが用意されているし、ビール会社各社は横っ腹に生ビールを注ぐ蛇口をいっぱいつけたトレーラーを持ち込んで、どんどん生ビールをついで配っている。サッポロビールにいたっては、ミスタービヤホールが会場を練り歩いてビールを薦めている。こんな状態だと、こっちの飲むテンポもなにもあったもんじゃない。気がついたら相当量飲んでしまっていた。参加する前は、「今日は用事があるから30分で10杯ビール飲んで帰るかんね!」と宣言していたのだけど・・・まあ、僕の性格上飲みはじめたらとまらない、ってやつで気がついたら二次会のカラオケボックスにいた。

さらにその後、よせばいいのに有志だけで3次会にまで繰り出す始末。さすがにほとんど3次会ではお酒が飲めなかったけど。

ということで、問題になるのは「ちゃんと家まで帰れるの?」ということだ。僕はある程度お酒飲んで前後不覚になりそうになると、伝書鳩のごとく帰巣本能が働き勝手に家に帰ってしまうという特技を持っている。おかげで、「あれ?おかでんはどこに行った?」と取り残された面子が僕を探すという非常に申し訳ないシチュエーションを招いてしまうのだけど。

だが、最近はちょっと疲れがたまっているということもあり、お酒を飲みすぎた時にちゃんと家に帰ることができるかどうか、大いに不安になってきた。もちろん、どこかで一晩を過ごしたとかそういう間抜けなことは一度もないけど、職場のトイレにつっぷして寝ていたとかそういう前科をここ最近の間に次々とやらかしているから。

案の定、電車寝過ごしをやってしまった。最寄駅から6駅ほど先で目がさめ、あわてて反対側のホームへ。上り電車に乗ったはいいが、今度もまた寝てしまい、はっと目がさめてあわてて下りた駅はなんとまだ最寄駅よりも手前だった。今度は起きるのが早すぎたのだ。便数が少ない電車にいらだちながら、ようやくやってきた電車にのってまた眠りこけたら・・・お約束!今度は1駅行きすぎ。仕方がないので、歩いて帰った。相当疲れてしまった。

疲れたついでに、割子うどんをコンビニで購入。「ちょっと小腹がすいたから」なんてことを考えて買ったのだけど、家にかえるやいなやベッドにひっくり返り、そのまま前後不覚。

【08月06日(木曜日)】<82.4キロ>

朝食:割子うどん、マミー500ml
昼食:えびシューマイ2個、豚汁風野菜煮、ご飯、サラダバー
おやつ:水羊羹1缶
夕食:発泡酒1000ml、白身魚のフライ1個、刺身盛り合わせ、ちくわの磯部揚げ1個

朝起きたら、まずめがね探しから。最近こういうことが増えていて大いに反省すべきところだ。「ちょっと横になるだけ。まだ寝るつもりは無い」とベッドに横になったが最後、必ず寝てしまうんだから僕もじじいになってしまったのかもしれない。自分自身をコントロールできないんだから・・・

さて、体重が減ったのである。まあ、「おお体重が減った」と喜んでいるそばからのどが乾いているのだから、おのずとそのやせた理由がわかるってもんだ。お酒飲んだことによる脱水症状だな。ここで水分補充したら、また元に戻ってしまうという非情な仕打ち。でも、それでもこの値はうれしかった。うそはうそでもつかれてうれしいうそってのがあるじゃない。それですよ、今日の体重ってのは。

割子うどん、昨晩食べるつもりで買ってきたものだけど、食べ損なったので朝食代わりにした。ということで、結局寮の食事は食べず。

お昼ご飯。サラダバーの極意ここに公開!とばかりに、えいやえいやとサラダをつめこみ、キャベツの千切りが皿からあふれそうになったら「重し」として上からポテトサラダをのっける。カロリーの関係上えびシューマイという大いに不本意なメインディッシュしか調達できなかった憂さ晴らしということで、サラダの大盛りに血眼になってしまった。われながら大人気無いが、サラダを食べるってことは健康的なんだ!と勝手に納得したりなんかする。

職場の誰かからのおみやげらしい、水羊羹が3時の時間にあわせて配られた。よくせんべいやクッキーなどは職場で配られるのだけど、甘いものはとんと縁の無い僕はほとんど机の引出しにしまったまま二度と日の目を見ない、という憂き目にあわせている。ん?誰だ、小学校のときにいた腐ったパンを机の中にしまっている女の子みたいだ、って言うやつは。

しかし、今回は水羊羹というごく久しぶりなおみやげだったので、「とりあえず食べてみるか」と珍しく食指が動いた。いくら甘いものを食べないからといって、人間好奇心を失ってはおしまいだ

・・・うはっ、甘い。甘すぎる。気分が悪くなり、あたりを意味も無くきょろきょろと見回してしまうくらい、甘かった。いや、水羊羹そのものはごく普通の味なんだろうし、「水」羊羹なんだからさっぱりしているくらいなんだろうけど・・・久しぶりに食べた和菓子に体がついていけなかった。最近特に唐辛子づいちゃってるだけに、砂糖の甘さってのは極端に苦手になってしまったようだ。うーん、それはそれでダイエットには向いているのかもしれないけど、甘いものから辛いものまでオールラウンドに食べられるってのが理想なんだけどねえ。

昨日あれだけしこたまビールを飲んだのだから、何も今日また飲むこたぁねーだろ、と自分自身にツッコッミを入れつつ、ビールを飲む。明日の晩にはもう帰省だ、ということを考えると「これでこの寮も一週間以上不在だ、おわかれパーティーをせねば」なんてわけのわからない理由をつけてビールを飲んでみたりしてみた。うむ、あんまりおいしくなかった。やあり、わけのわからない理由をこじつけてのビールってのはどうひっくり返ってもおいしくはならないのだな。結論。ビールの味ってのはシチュエーションが半分近くを占める。

ただ、シチュエーションというかなんというか、寮の食堂がなぜか今日は閉まっていたという事情もあってお酒を飲んでもまあ悪くはなかった。「何で今日は食堂が閉まっているのだろう?」としばらく考えてしまったが、そういえばシェフが夏休みをとるとかで、この3日間くらいは欠食になるんだったということを思い出して合点がいった。なんだ、今朝も欠食にしておいて正解だったのだな。けがの功名。

【08月07日(金曜日)】<82.2キロ>

朝食:うめおにぎり、ちくわの磯部揚げ1個、白身魚フライ1個、毎日骨太300ml
昼食:韓国風筑前煮(小皿)、ワカメサラダ(小皿)、ご飯、おみそ汁
夕食:発泡酒500ml、ひれかつ弁当
夜食:ビール350ml、冷やっこ小1個、枝豆少々

昨日の体重がうそではなかった、ということで今日は200グラム減量。「よっしゃあ、あかりゲットぉ!」と、あるジャンルのマニアでないと理解不可能な勝ちどきをあげて喜んでしまった。82.2キロという数値は、さすがにここ最近でも結構好感触な値。過去最低記録は82キロだったわけだけど、それに次ぐ記録。はあ、ようやくダイエットらしくなってきたぞと。

食堂が夏休みで開いていないので、昨晩のうちに買ってきていたおにぎりと毎日骨太をいただく。ああ、久しぶりだ。なんだかホームタウンに戻ってきた、っていう感じ。そりゃそうだ、ここ数カ月間はずっとこのスタイルだったからなあ・・・。としみじみしつつも、昨晩食べ残したフライをおかずとして食べた。朝から結構濃い食事だな、と思っていたら案の定気分が悪くなってしまった。やはり、朝から油がまわってしまったお惣菜のフライなんて食べるもんじゃない。もったいないと思っても捨てなくては体がいくらあっても足りるわけが無い。

今晩、実家に帰省する予定でいる。前回帰省した時は体重が102キロあったときだから、ざっと20キロもの差が出ていることになる。いかに親を驚かすか、そして喜ばすかが最大の焦点なのである。だからこそ、写真に類するものは一切親には公開してこなかったし、体重の話だって「いや、最近は太ってしまったんでもうだめだ、期待しないでほしい」なんてハッタリかましてみたり。

ということで、最後の詰め、ということでお昼ごはんは食べ過ぎないように注意深くメニューを選んだつもりだ。できるだけやせていること、それすなわち親をより一層驚かせること。そして、その親の驚きはイコール僕自身の自己満足につながるわけなんだから。わはは、結局自分を中心にしか世の中を見ることができないのだな、僕ってば。

広島行きの最終新幹線に乗ったけど、あまりの人の多さに半分キレかかってしまった。「何でこんなに人が多いんだ!マシンガンで皆殺しにしてやったらさぞかし・・・」まあ、その人の多さの一因が自分自身だ、ってことを棚に上げているんだけど。

それにしても、納得いかんのは広島行きという比較的長距離列車なのに静岡とか豊橋とかでわらわらと人が降りていったということ。あ、あなたたち・・・そんな近距離だったら他にもいっぱい新幹線は走っているでしょうに。何でよりによって広島行きに乗っているのかなあ。まあ、ひがみというか自分が座れなかったことに対するやっかみに他ならないんだけど、いらいらしっぱなし。

新幹線のデッキで、わびしくかつ弁当を食べた。1200円もする代物だったけど、そこらへんのコンビニで買ったら600円程度のものだ。なんでこんなに物価が高いんだろう。新聞じゃ、「デフレスパイラル」だとかなんだかんだ言われているけど、新幹線のホームにおいてはインフレが進行しているのかしらん。まあ、観光地の食事で安くてうまいものは無し、というのと同じなのだろう。需要があるから高い値段を払ってでも買う、と。ならば、われわれ消費者は不買運動を展開してこの馬鹿高い弁当に対抗するべきなのかもしれない。とかなんとかいいつつ、まんまと弁当を買ってしまった僕自身、何にもいえない立場。

真夜中になってようやく実家にたどり着いたけど、出迎えた母親はこちらが期待しているほど驚いてはくれなかった。どちらかといえば、上から下から僕の体を眺め倒して、「へえーっ」とにやにやするといった様子。おおいに不満なところではあるが、これはひとえに僕の努力不足が招いた結果だ、と自分自身に反省することにした。自分のせいにするほど心にゆとりができているのだな、さすがに20キロ以上も痩せると。

さて、一息ついた僕を待ち構えていたのがビールとおつまみだった。もう夜も12時を回っており、いくらビール好きな僕とはいえ迷惑な晩酌だったけど「いや、せっかくだから飲みなさいよ」という母親の好意に負けていただいた。うーん、体重がえらく気になる。飲みながらカロリー計算ばかりしてしまった。

【08月08日(土曜日)】<82.2キロ>

朝食:かれいの塩焼き、さつま揚げ、ご飯、おみそ汁、ビールグラス小2杯
昼食:そうめん、しょうゆおにぎり1個
夕食:ビール800ml程度、日本酒2合、手巻き寿司、冷やっこ、サラダ

昨日寝る前に体重測定をしたら、83.0キロだった。だから、今朝はどうなることかと固唾を飲んでいたのだけど、なんとか現状維持程度には体重を維持できた。この一週間、実家に滞在している間は2キロ増までは覚悟している。そりゃそうだ、せっかく久しぶりに帰省してきた息子をもてなそうと親はいろいろ料理を出してくるんだから。だけど、だからといって帰省初日でいきなり太ってしまっては、先が思いやられる。そんなこともあって今朝の「現状維持」という結果には安どのため息をついてしまうほどの価値があるものなのだな、実は。

また「せっかくだから」という意味不明な言葉とともに、ビールが出てきた。いくらなんでも朝からビールは絶対に飲まないことにしているんだけど、ついにその禁断のオキテが破られてしまった。まったく、こういう時の親ってのは凶器だ。これで痩せろ、っていうのが無理な話で、「なんとかして肥えさせよう」と画策してるんじゃなかろうかしらん、なんて疑心暗鬼になってしまいそうだ。

お昼にそうめんというのは実家に帰省したときならではのメニュー。会社勤務の日常生活を送っていると、絶対にこういうメニューセレクトはあり得ない。うどん・そばさえお昼ご飯の卓上にあがらないくらいなんだから、そうめんがお昼、なんて事は「敗北」に等しいのだな。前からよく口にしている「精神的空腹」をそうめんは満たしてくれないからなのだろう。そうめんはカロリーがそれほど高くない食べ物だ。だから、そうめんをお昼ご飯に据えるというのは、ダイエットとしては非常に結構な事なのだけどいかんせん「精神的」におなかいっぱいにさせてくれない食べ物・・・少なくとも僕にとっては・・・なのだな。

午前中にはゴルフの打ちっぱなしに行き汗を流したし、お昼はそうめんというローカロリーな食事だったし、これは痩せるには好条件だ。うん、この調子この調子!

不覚にも、久しぶりに親と一緒に語らいながらお酒を飲んだために少量のお酒で結構いい気分になってしまった。気がついたら両親とも食事が終わっているにもかかわらず、一人で寿司をくるくるまいて食べ、冷蔵庫から勝手にビール缶を引っ張り出して飲んで・・・あー、やってもぉたぁ。

(つづく)