第二弾:ますゐ詣で2003夏

ソフトドリンク3種類をラッパ飲みするしぶちょお

なぜかジュースだけ到着が遅くなっていたのだが、ようやく到着。「3本そろうまで飲まない」と意地を張っていたしぶちょお、ようやくドリンク解禁。2本を手に、残りの1本をラッパのみするというパフォーマンスでそのうれしさを体現。

後ろでは、オバチャンが「この人たち何をやっている人なんだろう」と気になっているらしく、お座敷付きの仲居さんのように、しばらくは背後にたたずんでいた。

まあ、それだけこちらも頻繁にオーダー追加を繰り返したわけだが。

ベーコンエッグ

後から来た人間のために、早速追加注文がされたわけだが、次々と追加注文する様は、まるで居酒屋のようだった。

これは、ベーコンエッグ400円。

ご家庭の味、っていう感じ。

グリーンサラダ

グリーンサラダ。

油っぽくて濃いますゐ料理を食べた後のお口直しにどうぞー、ということか。結構ボリュームがある。

鉄板焼き上ポークチャップ

サラダでさっぱりできる、という保険がありますので、ぜひメインディッシュは濃いめのやつを、ということで。

鉄板焼き上ポークチャップ。

鉄板焼きだから「上」なのか、肉質自体が良いのかといえばたぶん後者なのだが、ますゐにおいては上級メニューであると鉄板が出て来るという、わかりやすい階級制度が敷かれているのが特徴。

ポークチャップとは何かといえば、要するに豚肉にケチャップを塗りたくって焼いたものです。

おかでんが初めてますゐで食事をしたのも、この料理だった。ますゐにおいては、この料理を略して「上ポチャ」と呼ぶ。ゴルフの「池ポチャ」みたいだが、似て非なるものです。

タンシチュー

さらに遅れて、南湖夫婦がやってきたので、追加オーダー続行。

こちらは、タンシチュー。

先ほどの上タンシチューとは明らかに格が違うことがわかる。タンが薄いし、小さい。

しかし、スパゲティがつけあわせの上タンシチューより、こちらの温野菜+ポテトサラダ+キャベツ千切りの方が味にメリハリがついて食べやすいかもしれない。

上トンカツ

上トンカツ。

ええと、トンカツ系は種類が多いので、どれがどれだか分からなくなってくる。たぶん、店のオバチャンは「つけあわせにパセリがあったら、上トンカツで、なかったらサービストンカツ」みたいな識別方法を把握しているのだろうが、こちらはそんなことがわからない。

サービストンカツを「上トンカツですー」って言われてもわからないと思う。

謎

ちなみに、これが今回唯一写真を整理していて「何だこのメニューは?」と首を捻ってしまったもの。

オーダーする際の注文票は、必ず写真撮影しておいて後でこうやって記事に書く際の参考にするのだが、このオーダーだけは注文票に記載されていなかった。口頭による注文だったのかもしれない。

この時点で、カツ系列のメニューは全部制覇されていたので、消去法がきかない。

この形から、一瞬アジフライかとも思ったが、そんなものがメニューにあるわけもない。色合いとサイズから見て、どうやらビーフカツのようだって事でファイナルアンサー。

ポークチャップ

こちらは、ポークチャップ。

先ほどの上ポークチャップと比べると、やはり白いお皿に盛られている分安っぽさが隠し切れていない。

しかし、上ポークチャップにはついていなかった、カラシが添えられているのが特徴。

これだけ大きな肉で550円だから、お得だ。ただし、ライス別だけど。

ステーキフェア:130g

ステーキフェアに惹かれてしまったしぶちょおとばばろあが、メニュー制覇を一時放棄して特別メニューのステーキに手を出した。

こちらは「特選国産牛サーロインステーキ130g」。マッシュルームの付け合わせがあるという「よそ行き仕様」のステーキなので場内「おおお」という声があがる。(ますゐのステーキには、必ずマッシュルームが添えてある)

サイズと肉質からすると、上ステーキとほぼ同等、といったところだろうか。非常に美味そうです。

ステーキフェア:170g

こちらはばばろあが頼んだ「特選国産牛サーロインステーキ170g」。

肉が分厚くなっている。ばばろあは胃袋は人並み程度であり、しぶちょおよりも小食だ。しかし、しぶちょおが「130g」という一番小さなステーキを選んでしまったので、「同じメニューを選ぶのはやめよう」と、敢えて170gにしてしまったらしい。

最後、満腹感と格闘しながら食べていた。いいねェ、その苦悶の表情。

スパゲティ

スパゲティというのもまだ見ぬ強豪だったわけだが、今回ついに日の目を見る機会に恵まれた。

なるほど、そう来たか。

付け合わせのナポリタン風ケチャップスパゲティの上に、さらにミートソース・・・じゃないな、何だこれは?・・・がかかっている。試食させてもらっていないので、このソースの正体は判明しなかったが、何ともクドそうな料理ではある。500円。これだけでおなかいっぱいになれる。

酢の物。時価。

「時価」と書かれたメニューが3種類ある。「刺身」「カキフライ」そして、今回注文した「酢の物」だ。

刺身は、事前予約しないと食べることができないと言うことをオバチャンに再度確認。これは次回持ち越しだ。カキフライは、何も今この時期に食べることはないだろう。冬に食べることにしよう。

そして、最後に残った酢の物。一体何がどうなれば時価になるのか、謎だ。適当に値段設定すりゃいいじゃん、と思うのだが、何か価格変動が激しい食材でも使っているのだろうか。

まあ、時価メニューなんて注文できないかもしれないなと半分諦めつつオーダーを出してみたら、すんなり通って、御覧のように小鉢に盛られた酢の物登場。

・・・普通だぞ、これ。どこが「時価」なんだろう。キュウリと、エビの酢の物。海老が価格変動するというのであれば、海老フライも時価にしなくちゃならんわけだが。

ひょっとすると、季節にあわせてコロコロと酢の物の種類を変えているのかもしれない。だから、固定メニューの一覧表には価格を表示できないというわけで。

お会計の時、ドキドキしながら「時価の酢の物っていくらでした?」と聞いてみた。「1,200円になります」なんて言われたらどひゃーん、となるわけだが、「400円です」と言われてがっかり。なんだ、普通じゃないか。

海老フライ

海老フライ到着。

普通、エビフライという食べ物はしっぽの部分には衣をつけないものだ。しかし、ここの海老フライはしっかりと、すっぽりと衣に覆われていた。ささみ肉のフライのようにも見える。

珍しく、これには何もソースがかかっていなかった。ますゐソースで食べても十分に食べられるだろうに。

さらにダメ押しで追加注文

ひととおり注文した品は出てきたのだが、せっかくなのでもう一声追加注文しておきたいところだ。ということで、有志を募って追加注文決行。

注文の際には、ノートパソコンの画面に表示された、「未食・既食リスト」をにらめっこしながら。

結局、ハムエッグと野菜サラダを注文。これで「鶏卵料理」と「サラダ料理」はコンプリート。

食い倒れている人もいる

しかし、この時点で食べ疲れてしまい、ひっくり返っている人間が約1名。

野菜サラダ

出てきた野菜サラダはこんな感じ。グリーンサラダと同価格だったので、どう差別化を図っているのかと思ったら彩りで勝負をかけてきた。

ミカン、サクランボ、パイナップルとフルーツが添えられている。

ううん、彩りはいいんだけど、こういうのって嫌がる人も多いと思うんですけど。ほら、酢豚の中にパイナップルが入っているのは許せない、とか「峠の釜飯」の中にだいだいが入っているのはイカンというのと同じ。フルーツはフルーツで独立して配置して欲しいんですけどー。

ハムエッグ

最後の最後、ラストに到着したのがハムエッグ。見事なまでにハムエッグしていた。肝心の黄身がはむとケチャップのせいでほとんど隠れてしまっていた。

食い疲れたばばろあ食べ終わって呆然とするばばろあ。

さて、そんなこんなでますゐメニューを食べまくった訳だが、最終的にこんな感じにまとまった。

【牛肉料理】
スペシャルステーキ 4,000円
Wステーキ 3,000円
上ステーキ 2,000円
サービスステーキ 1,500円
上ビーフカツレツ 670円
ビーフカツレツ 420円
タンシチュー 1,100円
上タンシチュー 1,300円
上ハンバーグステーキ 670円
ハンバーグステーキ 470円

【サラダ料理】
グリーンサラダ 480円
ハムサラダ 480円
野菜サラダ 480円
アスパラガス 300円

【若鶏料理】
チキンチャップ 430円
チキンカツレツ 430円
とり足 430円
手羽先 300円

【ランチ】
特ランチ 750円
上ランチ 700円
並ランチ 600円

【鶏卵料理】
ベーコンエッグ 400円
ハムエッグ 400円
オムレツ 300円
フライエッグ(目玉) 250円

【豚肉料理】
鉄板焼き上ポークチャップ 800円
ポークチャップ 550円
特上トンカツ 800円
豚ヒレトンカツ 650円
上トンカツ 480円
サービストンカツ(ライス付き) 350円

【ライス料理】
カレーライス 500円
カツカレー 600円
ハヤシライス 500円
チキンライス 500円
オムライス 550円
ハヤシオムライス 650円
カレーオムライス 650円
焼めし 500円
ハムライス 500円
スパゲッティー 500円
ライス 120円

【寿き焼き料理】
特上ロース寿き焼き(1人前玉子付) 2,200円
特ロース寿き焼き(1人前玉子付) 1,600円
ロース寿き焼き(1人前玉子付) 1,300円
とり寿き焼き(1人前玉子付) 900円
豚寿き焼き(1人前玉子付) 900円
御飯(漬物付) 170円

【水煮】
とり水煮(1人前) 900円
豚水煮(1人前) 900円

【御酒飲物】
特級酒 350円
御酒1級 300円
御酒2級 250円
ビール(中ビン) 450円
サイダー 150円
ジュース 150円
コーラ 150円

【しゃぶしゃぶ】
牛肉1人前 1,600円
豚肉1人前 900円

【さしみ物】
魚さしみ 時価
牛のたたき 600円
牛肉さしみ 450円

【其の他】
酢物 時価
海老フライ 1,000円
かきフライ 時価
赤だし 120円

以上66品目中 56品制覇

ついに、残り10品目までにたどり着いた。結局今回は、32品目平らげた事になる、ば、馬鹿馬鹿しい・・・。お会計、25,950円。前回の記録をはるかに上回る結果となった。

ジャンル単位でコンプリートした項目が随分と増えている。あともう少し、ほんのあともう少しまでやってきた。

次回は2004年1月の開催となる予定だが、ここでフィニッシュとなるだろう。そのためには、刺身と牛たたきを事前に予約しておくことを忘れないようにしなければ。

ラストは、全員で「スペシャルステーキ」を注文しようという話があるので、残り9品をまずおいしく頂く。その後に、追加注文・・・ということで、「スペシャルステーキ」を人数分発注し、華々しくフィニッシュというわけだ。

350円でトンカツとライスを出すお店、ますゐ。その店において、4,000円もするステーキは果たしてどんな味がするのか。最後、われわれは最高峰のメニューに挑む。まさに、ラスボスだ。

この企画の最後は、どのようなカタルシスがあるのか?誰も、その結末はわからない。

(おまけ)

北の将軍様(偽物)

なぜかますゐにいらっしゃった、北の将軍様(らしき人)。

彼は、後にアワレみ隊BBSでこう語っていた。

157: 名前:”しうめえ”投稿日:2003/08/25(月) 22:20
こないだの土曜日、広島市内に出たとき
余りに腹が減ってしまったため,でき心でますゐで
上ステーキ食っちまっただよ。
旨かっただよ。
ああ、上ステーキであんだけ幸せになれちゃうのに、
スペシャルステーキなんか食っちまった日には、おれ、
一体どうなっちまうんだろ。

どうなっちまうんだろうね、ホント。次回は2004年1月。座して待て!

(つづく)

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