保田漁港・ばんやの魅力(その9)

そしてばんやは魔窟になる【2014年12月訪問】

ばんや外観

特に理由はないつもりだが、クリスマス頃になるとばんやに行っているような気がする。どこかちょっと遠出したいよね、と思っても山方面は雪が降っている可能性がある。そもそも寒い。だから、海方面に目を向けた時、真っ先に思いつくのが「ばんや」なのだろう。ここは食のテーマパークといって過言ではない。いろいろなお店が軒を連ねているわけではないが、メニューのワクワク感とライブ感はなかなか都心では味わえないものだ。

というわけで、2014年の年末もばんやを訪問した。約1年ぶりとなる。

最近、歳をとったせいか、行列に並ぶというのがイヤになってきた。一方で、朝早く起きる事は全く苦痛ではなくなった。・・・それ、モロに歳とったせいじゃないか。うわあ。

そんなわけで、昼飯時のばんや大混雑に巻き込まれないよう、早めに現地に到着することにした。到着は、9時50分。朝ご飯兼昼ご飯にするとしても、ちょっと早すぎやしませんか?という時間。

それでもばんやの前の駐車場は既に車が多い。ばんや初体験である連れは、元々大きい目をますます丸くして、「この時間なのにこんなに車があるんですか!」と驚いていた。いや、これくらいはまだ少ない部類。これからどんどん増えるから。いずれ立体駐車場でも作っちゃうかもしれん。冗談でもなんでもなく。

新しい建物

ばんやは既にこのサイトの記事で予習しています、と嬉しそうに言う連れを相手に、饒舌に「ばんやっていうのはね」と演説をするおかでん。しかし、そんな自信満々な状態が建物入り口でへし折られた。

「あれ?」

見たことがない建物が建っている。なんだこれ。「ばんや百戦錬磨キャラ」が一気に崩壊。

新しい建物入り口

いつの間にこんなのができたんだ。・・・いや、いつの間に、って、この1年の間に出来たんだろうけどいやあ驚いた、まだ増築しやがるかばんやは。

以前ここにはウッドデッキのテラス席があったのだが、そこを完全に覆ってしまい、「浜焼館」なるものをこしらえていた。テラス席は吹きっさらしで正直使いにくい場所だったが、その有効活用として進化を遂げたんだろう。

活貝専門本格炭火、と書いてある。おそらく、各テーブルごとに七輪のようなものが設置してあって、そこで自分で貝を焼いて食べよ、というオペレーションなのだろう。ふむ、そうきたか。

料金表

お値段は、食べ放題で大人2,500円。入り口はばんや本館と完全に別になっていて、独立したお店として運営されている。

でもなぁー、ばんやで「今日はどんなお魚があるのかな?あれも食べたいし、これも食べたいけど俺の胃袋は有限!」と苦悩するのが最大の楽しみなんだよな。「食べ放題です」、しかも「貝専門です」と言われると、なんだかとっても残念な気がする。お子様がいる家族なんかは、バーベキューだ!って盛り上がるかもしれないけど、僕らはちょっとこのお店は選びづらい。連れに、

「・・・だ、そうだ。食べ放題だよ。貝だよ?」

とわざと聞いてみたが、うっすら微笑まれてそのままこの話題終了。初めてのばんやで、浜焼きという選択肢はさすがになかったということだ。そりゃそうだ。

本館入り口はかなり奥

で、肝心のばんや本館だが、なんだかえらいことになってる。浜焼館が出来た上に、これまでは前庭風な空間があって干物などが売られていた場所も壁と屋根が作られている。その隙間を「すまんすまんちょっと通らせてくれ」と言うような形ですり抜けた先に、本館がある。えらく奥まった場所の印象を受ける。

温泉旅館が増改築を繰り返した結果、迷路のような建物に魔改造されてしまうことはよくある。しかし、魚を食べさせる食堂が魔改造だなんて、聞いたことがない。順調に繁盛していてなによりだが、だとしてもこれはちょっと見てくれが悪いと思うぞ。

タカアシガニ口は閉鎖

ばんや本館の入り口は、タカアシガニさんが仁王のごとくふんぞり返って客を出迎えるのが定番。そのタカアシガニさんは健在なのだけど、本来の出入り口が「出口専用」になっていた。あれっ、入り口と出口、分けちゃったんだ?

外資系スーパーのように、レジを通らないと外には出られないッス、という作りにでもしたいのか?いやでも、飲食店で出入り口を別にする意味が全然わからない。教えてタカアシガニさん。

こちらが入り口

待合用にわざわざスペースが作られている

出口の脇に、新たにスペースが設けられ、そこが入り口となっていた。細長いスペースになっているのだが、どうやらここに順番待ちのお客さんを入れちゃおう、という運営側の思惑らしい。確かにこれまでは、出入り口近辺に人が群がり、出ようとする人入ろうとする人順番待ちをする人でごった返していたっけ。

せっかくだから、大病院のロビーみたいに椅子を並べて、整理券番号も発券して電光掲示案内してくれりゃ最高なんだが。

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