そしてばんやは魔窟になる【2014年12月】

朝獲れ寿司

朝獲れ寿司。

あれ。7カン(+玉子焼き)なんだな。昔の「850寿司」時代は、9カンだったんだけど。2カン減って50円値下がりになったのか。

7カンでもネタは重複しているのは仕方がないところか。7種類のネタを用意してくれ、というのは贅沢なのかね。

どれがどの魚なのかがよくわからない。なので、「これは真鯛かな?」などと魚当てクイズをやってしばらく時間を過ごす。

わらさあら煮

あら煮アップ

ワラサのあら煮。600円。

初ばんやの人を震え上がらせるにはこれが一番いい。そして、ばんやに慣れている人も、やっぱりこれを頼みたい。僕的には、イカかき揚げと並んでおすすめしたい料理だ。

あらというと、骨ばっかりで食べるのが面倒だし肝心の可食部分が殆どないし、ああモウ!というイメージが強い。でも待て少年、ばんやのあらは全く違うぜ。

「食べまくれる、あら」とでも呼ぼうか。

このでかさをみよ

あらのアップ写真だとサイズ感が全くわからないので、引きの絵で。おかでんと一緒に撮影。あらの横幅もさることながら、その分厚さも実感して欲しい。どうだどうだ、これが600円だぜ。

アジなめろう

保田・黄金アジなめろう。1,000円。これを定食形式にして、プラス250円。

黄金アジとは、このあたりで少量獲れるアジのこと。アジはもともと回遊する魚だけど、一部がこの保田とか隣の金谷あたりの海域に住み着くのだという。それは脂が乗り、表面が金色っぽくなるので、「黄金アジ」と呼ばれる。もちろん味は絶品。

新鮮なアジなので、臭みもなくとても美味。スーパーでアジを買ってきて自分でたたいても、これと同じものは到底できない。やっぱり、漁港近くのお店でこそ食べられる楽しみだ。ああうまいうまいとご飯が進む。

石鯛唐揚げ

石鯛の唐揚げ。600円。

何か揚げ物ジャンルから一品頼もうと思い、吟味した結果選んだもの。石鯛って、磯釣りではおなじみの魚ではあるけど鮮魚店ではあまり売っていないものだ。なので。

本当は「地魚海鮮・ミックスフライ」を頼みたかったのだけど、やっぱり丸ごと一匹ドカンと揚がっているモノの方が満足感と興奮度数が高いと思ってこっちにした。予感的中、激しく興奮するとともにしみじみと満足。

スズキかま焼き

折角だから焼き物のジャンルからも一つえらぼーぜ、ということで、スズキのかま焼き。600円。一体このひと皿の上に何匹分のスズキのカマが乗ってるんだ状態。

デカい魚たち

注文時点で全部食べられる気がしなかったのだが、案の定だった。ひと皿ひと皿の量が多いこと多いこと。たとえばこの石鯛を見よ。これと、ご飯と味噌汁で「お魚定食」として提供したとして、十分に満腹になる。で、実際僕らはこの石鯛以外にあれこれ食べているわけで・・・そりゃ、もてあますわ。

お土産

というわけで、今回ばかりはお持ち帰りにした。保健所の指導だかなんだかしらんが、昨今お持ち帰りできないお店がとても多い。いや、昨今に限らず昔っからそうか?でもばんやの場合、ご丁寧に有料でパックが売られており、それに入れて持ち帰るのは自由となっている。生ものはダメとか制限があったような気がしなくもないが、覚えてない。詳しくは店員さんに聞いて欲しい。

石鯛の一部と、カマ焼きはお持ち帰りにした。翌日、ホットプレートでこれらを温め直して朝ご飯にしたが、「ばんやの余韻を翌日まで、ご自宅で」ということで結構幸せな朝食となった。これはおすすめしたい。

屋台が出ていた

お腹いっぱいになってお店の外に出たら、駐車場の一角に屋台が出ていることに気がついた。浜焼館を作るだけでなく、屋台までやり始めたのか!ばんや、そして保田漁協のしたたかさに相当びっくりした。