今週は、ホルモン煮を食べることにした。
きつねやは、店名こそ知られていなくても、店頭の大きな鍋で煮込みが煮えたぎっている様子を見たことがある人はとても多いはずだ。小さなお店だけど、インパクトはとても大きい。
ホルモン煮をメインとし、牛丼、肉どうふといったラインナップで客をいざなう。
「単品注文は駄目」とか、「一人一品以上頼んで」といった注意書きが貼ってある。観光客のグループが、数名で一皿、物は試しに頼もうとする事案が多かったのだろう。
朝から、ホルモン煮を肴にビールを飲んでいるおっちゃんがいる。市場での仕事終わりだろうか。朝8時半、ご苦労様です。
丼ものよりも定食型の方が好きな僕は、「ホルモン丼」(800円)ではなく、「ホルモン煮」(600円)を選んだ。これに、「ごはん並」(220円)とおしんこ(120円)を足す。あわせて940円。気がついたら結構高い朝食になってしまった。
ホルモンはよく煮込まれていて、おいしい。濃い目の味付けが、硬めに炊かれたご飯とよく合う。こういう寒い季節だからこそ、屋外むき出しのカウンター席で背中を丸めて食べるのにふさわしい料理だ。あんまり、暑い夏に食べたいとは思わない。
ぐつぐついっている鍋を見ながら食べるホルモンは最高。朝から濃厚だけど、よい朝食だった。
(2014.02.21)
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