ほしいも直売所巡りの旅2025【茨城・那珂湊界隈】

ちょうど1年前の2024年、旬のメヒカリとアンコウを買いに茨城県の那珂湊に行った。そのとき、おまけイベントとしてやったのが、「干し芋直売所巡り」だ。

あわせて読みたい
冬の茨城でほしいも直売所巡りをするのはとても楽しい パートナーのいしがほしいも、焼き芋をとてもとても好む。 我が家にはシャープの「ホットクック」があるのだが、冬になると煮物や汁物が作られるよりも、もっぱらサツマ...

大洗~那珂湊~ひたちなかエリアはさつまいもの一大産地であり、またほしいもの名産地だ。秋からほしいもの制作は行われ、年が明けるとほしいもの最盛期となる。

昨年、何軒かのほしいも直売所や販売所を巡ってみて、「これは面白い!」と確信した。

市場価格と比べて遥かに安くて、いろいろな種類のほしいもが買えるというお得さもさることながら、「どこに直売所があるのだろう?」と探すオリエンテーリング感覚、そして「えっ、こんなところにお店があるの!?」という驚きと興奮。すごく楽しい。

僕自身はそこまでほしいも愛好家ではないが、パートナーのいし、そして友人のよこさんという二人の女性陣はこよなくほしいもを愛している。なので、彼女らの熱気を見て僕も一緒になって楽しみつつ、ほしいも探検をしてみようと思う。

悲しいかな、歳とともに「興奮」とか「喜び」という感覚が減ってきた。残るのは、「怒り」とか「悲しみ」の感覚だ。これは特に男性老人に多い傾向だと思う。でもそれじゃ人生つまらないので、女性や若い人たちと一緒に行動し、「キャーすごい!」というハッスルっぷりをお裾分けしてもらうつもりだ。

あんまり知名度が高くない、農家直営のほしいも直売所を探すにはGoogleマップは最高だ。

那珂湊界隈の地図を表示して、「ほしいも直売所」というキーワードで探せば、候補がマップに表示される。で、口コミもでているので、軽く口コミを参照しつつ、その場所を目指す。Googleマップはナビも兼ねてくれるので助かる。なにせ、この手のお店は、車に標準搭載されているカーナビでは検索できないことが多い。

あと、口コミをほんのちょっとだけチラ見する、というのもこの探訪イベントを楽しくするコツだ。事前に情報収集しすぎると、単なる答え合わせをしにいくだけになってしまい、つまらない。「ほんとうに営業しているのかどうか、怪しい」という状態で現地に突撃するのが、いい。

2025年02月09日(日曜日)

1軒目 ほしいも専門店大丸屋

結論から言うと、この日はトータル15軒のほしいも屋を巡った。マジで?話を盛ってるんじゃない?という数だが、マジだ。それくらいのことができてしまうくらい、茨城県の海沿いにはほしいも直売所やほしいも販売店がたくさんある。

1軒目の「大丸屋」は、高速道路のインターから那珂湊に向かっていく途中の道沿いにある。那珂湊に通じる道は週末になると大渋滞で、車が全然動かなくなって難儀することが多い。なので「このお店に行くのはちょっとなぁ・・・」と思っていたのだが、朝9時半に現地着したこと、そして道路はまだ渋滞していなかったことから立ち寄ることにした。

1 2 3 4

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 干し芋は買うと高いのでここ数年は手作りしてます。
    といっても、さつまいもを蒸して、熱いうちに皮を剥き、冷めてから切り分けて、100均で買った200円の網に入れて干すだけ。

    剥いた皮は塩こしょうにちょっとバター落としてオヤツに(笑)
    安納芋は高いだけあって甘い仕上がりに、紅はるかは芋の個体差があり、蒸して切った時にだいたい仕上がりの味が予想できます。

    きちんと天日に干すせいか、そこらのスーパーの安い干し芋(といってもやはりそんなに安くはない)と比べたら十分過ぎるほど美味しいのができますよー

  • ネーマさん>
    ほしいも、手間がかかるし乾燥させて目方が減っているしで、容量の割に高い食べ物ですよね。
    ビーフジャーキーが恐ろしく高いのと同じ、と思えば「まあそうかな」と思いますが、芋という庶民的な食べ物のはずがこんなに高いなんて・・・と驚きます。

    自家製ほしいもを作っている人、初めて知りました。面白い取り組みですね。自分で干し加減をコントロールしたりして、冬の面白い趣味になりそうです。

コメントする

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.