お手製そばがき

2000年02月04日
【店舗数:—】【そば食:038】
自宅(東京都内某所)

わさび芋、板わさ、お手製そばがき

さらし奈乃里今村とご近所のそば屋2軒にお邪魔し、すっかり調子にのったおかでんは夜の課外授業を自ら科すことにした。といっても、これ以上そば屋にいってもお財布が悲鳴を上げるだけなので、大人しく自宅にて自習することにした。

今回はお酒のつまみになるものを作ってみよう、ということでわさびいもにチャレンジすることにした。「チャレンジする」といったって、下ろし金でイモとわさびをすり下ろすだけの事なのだが。

そうはいっても、この手の経験が無かったために予想以上に四苦八苦してしまった。わさびはせっかく生わさび(一本398円!高いなあ)を買ってきたというのに、すり下ろしてみるとどす黒い仕上がりに。あれ、ひょっとしてわさびって表面の皮は剥くんだっけ?皮の薄黒い色が全部すり下ろしたわさびに反映されてしまった。当たり前だけど、気味が悪い。黒色から緑色に脱皮をする直前のモンシロチョウの幼虫みたいだ、といえば、分かってもらえるだろうか。

すり下ろすためのイモとして、大和芋を買ってきたのだけど粘りけが強く、渋みも強くてあまりおいしくなかった。何か調理法を間違えたのだろうか。灰汁抜きが必要だったか?

そば粉

板わさも作ったのだが・・・まあ、これは蒲鉾を切っただけのこと。失敗のしようがないな。安心しておいしく頂戴しました。ただし、どす黒いわさびを添えて、というマイナス要因はあったが。

さあ、本日のお酒のおつまみメインイベントは、そばがきチャレンジだ。「なあに、お湯にそば粉を溶かしてぐりぐりかき混ぜるだけでしょ?」とたかをくくっていたのだが、なかなかどうしてこれが難しい。粉をそのまま投入したため、鍋のあちこちでダマになってしまうのだ。「コラ、そこッ」とダマを消すために水を追加して、それでもイマイチなのでもう一回水を追加して。気がついたら、どうも水っぽくなってしまった。しかも時間をかけすぎたために、蕎麦本来の香りが微塵も感じられないできに。なんか、でき損ないのアイスクリームみたいなものになってしまった。いや、アイスクリームにたとえるのはアイスクリーム及び製菓業界に申し訳ないくらいだ。みるからにまずそうで、これが旨かったら逆立ちして町一周してもいいくらいだ。しかし、悲しいかな丼山盛りいっぱいというえらく奮発した分量があるため、見ているだけで絶望してしまう。

自作そばがき

食べました。まあ見た目通りです。味はなく、香りもなく。醤油とわさびをおいしく頂くためのツール、としてはいい仕事してるかもしれないけど、単体の料理としてはもう結構です、な味だった。

さすがは、米がとれない地域の主食ともなった料理だけある。丼いっぱい食べ終わる頃にはおなかがいっぱいになってしまった。ちょっと待った、この後にそばをゆでるつもりだったのだけど・・・とても食べられる状態じゃない。「何でこんなもので食事を締めくくらなくちゃいかんのじゃ」と恨めしい気持ちでいっぱいになっちまった。くそ、いつかきっとおいしいそばがきを自分の手で作ってやる。