むさしの(03)

2000年04月09日
【店舗数:—】【そば食:084】
東京都板橋区常磐台

かきフライ、もり、ビール

今日も、さらし奈乃里でのんびりと昼下がりのひとときを過ごそうかと考えていたのだが、毎日同じところでは進歩がなさすぎだ、と思い改め、熟慮の結果むさしのに行くことにした。・・・このお店もすでに3回目の訪問だぞ。相変わらず進歩が無いヤツめ。

とりたてて蕎麦がうまいわけでもない、雰囲気が優れているわけでもない。単にご近所だから行くだけだ。むさしのに関してはそういう解釈だったが、ふと自宅の周囲を見渡すと、他にも蕎麦屋というのは何件か存在している。その蕎麦屋には足を向ける気にならないのは、やはり何かちょっと違うオーラが出ているのかもしれない。

というのもこのむさしの、家から二番目に近い蕎麦屋なのだ。一番近い蕎麦屋は、どうも入りづらい。変色したカツ丼のサンプル、くすんだショーケース、店内がうかがい知れない入り口。こちらが望んでいる何かがこの店で発見できるとはとても思えない。そういう事をふまえれば、このむさしの、特に好きではないんですが、とかなんとかおかでんに言われつつも、一定以上の評価を受けているということなんだろう。おかでん自身にはその自覚はさらっさら無いが。

しかし、このお店の致命的なところは、つまみ類が極端に少ないということだ。お品書きのトップページが「ご飯もの」に割かれていて、ハンバーグ定食などおおよそ蕎麦屋とは思えないメニューが見え隠れしているのは以前報告したとおりだ。お品書き最後のページに、一品料理が紹介されているが、豚汁とかサラダとかトンカツとか、そういうのが多い。

こっちとしては、ビールが飲みたかったのでつまみをどうしようか・・・と悩んだ結果、かきフライを選択。何か蕎麦屋で食べるにしてはギリギリ間違っていないような気がしたからだ。でも、やっぱり何か変だ。ま、いいか。焼き肉定食が注文できたりするお店なのだ、今更何を気にする事があろうか。ざっくばらんに行こうや。

ざっくばらんでいっこうに構わないのだが、メニューに「マーボそば」なるものを発見した時は、さすがに動揺を隠せなかった。今回は注文する気は無かったが、次回以降の課題だな、これは。ぜひデジカメを持参して食べてみることにしよう。

しばらくして、かきフライが出てきた。揚げたてのヤツを慎重に口の中に入れ、やっぱり中が熱くて慌ててはき出しそうになって、いやそれはいかん、人としてそんな行為はいかん、口の中でこらえろ!と理性が本能を抑えこもうとして、とモゴモゴやっているうちに・・・

「もりそばお待たせしました」

あれっ?

いや、待ってないんですけど。まだカキフライ食べ始めたばっかりだし、ほら、ビールも瓶に半分ほど残ってます。

注文の仕方を間違えていた。お酒を飲み終わった頃を見計らって、蕎麦がでてくるといったお店じゃないんだった。何しろ冷やしスタミナそばがメニューにあるくらいだから・・・え?冷やしスタミナだって?今気がづいた。非常に気になる。じゃあこれは次次回の課題として。

結局、そそくさとカキフライとビールを飲んで、その勢いで、なぜか蕎麦までそそくさと食べてしまい、なにやら落ち着かないままで店を後にした。

帰り道、冷やしスタミナそばについて妄想する。

スタミナというからには、肉が入っているのだろうか。モツ、というのはありそうなアイディアだが、冷えたモツは油が白く固まったりしておいしいものではない。多分、違うだろう。では、にんにくが入っているのだろうか?蕎麦ににんにく、ねぇ・・・。あまり想像つかない組み合わせだ。気になる。

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