そば 勝縁

2002年02月09日
【店舗数:115】【そば食:208】
長野県下伊那郡阿智村

おろしそば(?)、そばがき、葉わさび、初亀純米

勝縁

アワレみ隊の信州蕎麦食べ歩き紀行、いよいよ第五弾のスタートだ。建国記念日連休を利用して、またもや蕎麦を食い散らかしにやってきた。

今回は、「信州総決算」がテーマ。もういい加減長野の蕎麦ばっかり食べるのはいいだろー、と思っている。なにしろ40軒以上もの長野県の蕎麦屋を行脚しているのだ、いい加減打ち止めにしてもよかろう。今回、「お取りこぼし」の地域とお店を巡り、これまでの流れにいったんピリオドを打つつもりだ。今度の秋には、山形や福井といった別の蕎麦どころを巡ってみるのもよかろう。

今回は、総決算という名にふさわしく、南は恵那山の麓である昼神温泉からスタートし、細長い長野県を北上しつつ蕎麦を食べ歩くつもりだ。最終目的地点は、新潟との県境スレスレの信濃町「ふじおか」とした。僕自身はつい先日ふじおかに行ったばかりなので「総決算の今回に行く必要はない」と思っていたのだが、メンバーの中でふじおか未体験者がおり、そいつらが「ふじおか食わせろー」とじたばたするので訪問地に組み入れた。

普段、信州蕎麦食べ歩きの旅をする際は、松本や長野といったところで東京から来る僕と、名古屋方面からくるメンバーとが合流する段取りになっている。しかし今回は、恵那からスタートするということもあってスタート地点は名古屋駅。何だか蕎麦食べにいく感じじゃないんだけどねぇ、と言いながら、新幹線で名古屋に向かう。名古屋駅のきしめん立ち食いスタンドに激しく惹かれたが、これから先のお蕎麦を想像してぐっと我慢。

さて、われわれは恵那山トンネルを越え、長野県に侵入した。目指すは、岐阜県との県境にある昼神温泉だ。最初のお店は「勝縁(しょうえん)」というところで、お店の前には大きなしめ縄がつり下げられていた。何だかとてもありがたい気持ちになるが、これは一体何だろう。思わず「どすこーい」と四股をふんでしまう。

勝縁入り口

建物の中に入ると、もう一つ中にお店の入り口があった。建物のテナント的位置づけでお店が入居している模様。

まだ開店時間前。午前11時の開店時間よりも早く来てしまった。待ち時間を利用して、われわれは「喫茶店なのに温泉に入ることができる」お店に行き、ひとっ風呂浴びてきた。その後優雅にコーヒータイム。凝ったコーヒー、茶器が楽しめてお薦めだった。

初亀

さてコーヒーの次は清酒ということで。

入店後、早速初亀を注文。突き出しとして、蕎麦味噌がでてきた。これが、なにやら木の板になすりつけたような見てくれで、なかなかにワイルドで良い感じ。そうだよな、しゃもじにきれいに盛りつけるのもいいけど、こういうごっついイメージってのも蕎麦味噌にはあう。

小鉢は、葉わさび。

そばがき

ここのそばがきはなかなか面白い陶器に入れられて出てきた。雪平鍋のような取っ手がついている。なるほど、「取っ手付き土鍋」と考えればわかりやすいな。そば湯に沈められたごろんとしたそばがき。うまそう。これで900円だったかな?

お品書きには、「たかがそばがき、されどそばがき・・・」という一文が記載されていた。お店としても自信作らしい。

きのこおろしそば?

さて蕎麦が出てきたぞと。

これ、僕が食べた蕎麦だけど何だったか覚えていない。おろしそばというのがお品書きに存在するんだけど、こんなにきのこが載っている事を考えるとレギュラーメニュー外の「きのこおろしそば」なんてものがあったのかもしれない。どうだったかな・・・

というような記憶状況につき、すんません、味については特にコメント無し。

でも、「やぁ、美味いなあ」と感心した記憶は残ってる。

ざるそば

こちらはざるそば。

ざる、といってもざるがどこにも存在しないのだが。皿盛りだ。二つに山が分けられている。

蕎麦猪口が面白い。天ぷらのつゆを入れるかのような、口が広がっている猪口だ。

ここの蕎麦は、丸抜きと玄そばをブレンドしているのが特徴なんだとか。

天ぷらまんじゅう

こちら天ぷらまんじゅう150円なり。

食後のデザートにどうぞ。

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