そば処 しみず

2002年02月09日
【店舗数:115】【そば食:209】
長野県飯田市北方

ざるそば

しみず

この日二軒目として選択したのは、昼神温泉から北上してしばらくのところにある南信の大都市、飯田市にある「しみず」という蕎麦屋だ。webか何かで調べていたら、たまたまヒットしたお店だった。飯田市あたりで一軒行っておきたいと思っていたので、ちょうど良かった。インターから近いというのも好印象。早速、現地に向かった。

カーナビの指し示す場所に到着してみると、あれっ、ロードサイドの大型店ではないですかここは。

「おい、本当に大丈夫か?このお店」
「いや・・・ちょっと予想外デシタ正直言って。お店の外観とか客席数までは調べてなかったからなあ」

急に不安になる。インター近くのお店、というのもちょいと不安要素。

「まあ、『水車家』のように大当たりを引く可能性もあるわけで」

とメンバーをなだめつつ、入店。

しみず店内

中にはいると、ますます不安になってくる。

ここは蕎麦屋さんを名乗っているが、もうちょっと和風ファミレスに足を踏み入れた感じのお店づくりだ。

コーヒーサービス中

「コーヒーサービス中」だそうで。

とりあえず朝からばたばたしてたし、コーヒーでも一杯・・・と普通ならそういう気分になるのだが、「蕎麦屋に来た」つもりだったので全くそういう気が起きなかった。

メニュー

メニューを見る。うん、「お品書き」と呼ぶにはちょっと違和感を感じる。あくまでも「メニュー」だ。

うわー、写真入りでわかりやすーい。どれ食べようかなあ。猪鍋食べたいなぁ。

こら待て。これだとまるきり和食レストランではないか。蕎麦喰いにきたんだぞ、蕎麦。

壁には「馬刺」なんて書いてあるし、メニューには味噌煮込み、なんてあるし、どうも目移りしていかんな。

そば粉の豆知識

でもこのお店はあくまでも蕎麦を主張したいらしい。こうやってそば粉の豆知識なんてのを用意している。

「限定さらしなそば1,000円」と書かれてあった。ほーぅ。限定ですか。日曜・祭日は除く、と書いてあったので来客数が多い日はさらしなを提供しない模様。その分、通常のざるそばを打つのに専念するのだろうな。

しょうが焼き定食

それはともかく。

「さらしなそば」をひっくり返すとこれが出てくるんだもんなー。

「もうこの際、しょうが焼き定食食べちゃおうかしらん」と半ばやけくそになって考えてしまった。おっと、でもここでもちゃんと蕎麦屋であることを主張しているぞ。「しょうが焼きセット」を注文すると、半ライスになるかわりに半そばがついてくるぞ。ラッキー♪

生姜焼きに蕎麦・・・。どういう取り合わせよ、それ。ああ、おみそ汁代わりにかけそばになっているということか。

ざるそば

結局、しょうが焼きを頼むような愉快な事は一切しないで、普通にざるそばをオーダー。なかなかいい盛りだ。普通の人だったらこれ一杯で満足感が得られるだろう。

限定さらしなそば

こちら、限定さらしなそば。まだ幸いなことに売り切れていなかった模様。白い麺がすがすがしい。まるでそうめんのようだ。

お店を出たあと、「やっぱり蕎麦の味と外観ってのはある程度リンクしちゃうんじゃないか?水車家だけ特殊だったんじゃないか?」説で一同議論。

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