池袋駅立ち食い

2004年05月27日
【店舗数:165】【そば食:295】
東京都豊島区池袋

天ぷらそば

お酒を飲んでいた関係で、ちょっと小腹が空いたんである。

そのまま、おとなしく家に帰るつもりだった。「小腹が空いた」というのは、我慢できる空腹でもある。いや、「我慢」以前の問題として、食欲を喚起されない限りは気づかない空腹感でもある。

最近のJRは、駅構内にお店を出店させてこの「食欲」を喚起させるから困る。普段だったら食べないつもりでいても、お酒が入っていることもあり、ついつい立ち寄ってしまう。ましてや、こういう時に限って、次の電車が到着するまで、間があったりして。

ということで、以前から気にはなっていた立ち食い蕎麦屋へ。

このお店、店構えや自動券売機の風体からは、年期が入っているように見える。しかし、比較的最近になってからできたはずだ。なぜなら、一昔前「山手線立ち食い蕎麦一周」企画をやった時点では、池袋駅改札内には蕎麦屋が無かったはずだからだ。

ある日、この蕎麦屋を発見したとき、恐怖したものである。その当時は、「山手線立ち食い蕎麦一周」後編を実施するつもりでいたからだ。ああ、いつの間にかクリアすべき蕎麦屋が一軒、増えているぞと。

この恐怖が尾を引き、結局いまだに後編は実施されていない。今後も実施しないんじゃないか。

そんな因縁の蕎麦屋に、立ち寄ってみた。天ぷらそばを頂く。

蕎麦玉を、菜箸一本でぐさりと突き刺し、そのままテボにどぼん。10秒ほどかきまぜて、暖めてから丼に移す。つゆをひしゃくで注ぎ、ネギを載せ、食品サンプルのような天ぷらを載せて杯できあがり。所用時間30秒足らず。何度見ても、立ち食い蕎麦屋のオペレーションには感心する。

感心するが、あまりに洗練されて画一的なロボテックな動きをするわけであって、「立ち食い蕎麦職人マシーンって作れるんじゃないか」と酔った頭で真剣に考えてしまった。工作機械のように、アームが取り付けられたマシン。ウィンウィンと、テボを振り回し、つゆを注ぐ。カッコよさそうだ。人件費より機械のコストの方が高いかもしれないが。

ごちそうさまでした。

味については、コメントしたくないです。あじさいを越えた、かもしれない。僕、基本的に麺の断面が丸いのは苦手。

※後註:アワレみ隊BBSに、「この蕎麦屋は昔から存在していた」という証言を頂きました。即ち、山手線蕎麦一周時点では見落としていた、と言うことになります。謹んで訂正します。