手打ちそば砂場 河口湖店

2006年07月02日
【店舗数:209】【そば食:377】
山梨県南都留郡富士川口湖町

せいろ

富士の氷穴を見に行った帰りに、河口湖界隈で食事をして帰ることになった。特にこのあたりでおいしいお店を知っているわけでもなく、あてがなかったので「上高地ルール」を適用することにした。

上高地ルールとは、アワレみ隊内で適用される「食べるお店に困ったときに登場する、強引にお店を決めてしまうルール」の名前。とにかく、「ではここから上高地ルール適用」と宣言されたら、そのあと最初に発見された飲食店で食事をすることが必須となる。どんなに「うわ、このお店はちょっと」というところであっても関係ない。車で移動していると、ついつい「ここは無いんじゃないか?もうちょっと違うお店にしようぜ」と判断先送りをしがちだが、それを強引にブロックする取り決めだ。

しかし、実際はこのルールが厳格に適用されたことはなく、「えーと、このお店って営業やってるのか?」などと意図的に判断を遅らせて素通りしてみたり、「あー、駐車場がいっぱいだから入れないねえ」と適当な理由をつけたりする。

今回もそういう展開になると思っていたのだが、なぜか厳密に適用されてしまった。

砂場

お店の数キロ手前から、この蕎麦屋の看板は表示されていた。「ひょっとしたらこの蕎麦屋になるかもしれないねえ」「いやー、でもこんなデカい看板をだしている蕎麦屋だから、僕たちが求めているのとはちょっとジャンルが違うんじゃないか?」「多分ね・・・」「そもそも河口湖で蕎麦っていう気分でもないしなあ」なんて会話をしていたら、本当に途中お店が見つからず、そのまま蕎麦屋の駐車場に突入。それが今回訪問した「砂場」だ。

砂場といえば蕎麦屋の名店として、室町砂場など東京都内に数店舗存在する。それとの関係は不明だが、ここは「○○砂場」ではなくずばり一言、「砂場。」と称している。ロードサイド型のお店だが、手打蕎麦を提供しているようだ。

※後で確認したところ、著名な蕎麦屋「砂場」の暖簾分け店だということが判明。

砂場店内

中に入る。

昼下がりだったが、お店は繁盛していた。客席は満席。大学のサークル合宿とおぼしき10名近い学生の集団が来店したり、なかなかのにぎわいだ。

せいろ

単なるせいろを頼むのはなんとなく物足りないし、かといって「天せいろ」にしてしまうと一気に値段が跳ね上がる。この中間くらいが無いものかね、と常に思う。

このお店の場合、「せいろ」が600円。「天せいろ」が1,600円。

なぜ蕎麦屋の天ぷらは高いのか。考察の余地はありそうだ。見目麗しいでかい海老を使っているというのが最大の原因だと思われるが、そんなに海老って重要だろうか?僕は海老抜きの精進天ぷらで構わないし、その分天せいろの値段を安くしてもらいたいのだが。天ぷらで1,000円というのはちょっと高いと思う。

というわけで、「うーん、選択肢がない」とうめきつつ、僕はせいろ1枚だけをオーダー。

出てきたのは、木をくりぬいたかたちのうつわに盛られた蕎麦。更科っぽい白さ。

天せいろ

天せいろを頼んだ同行者は、こんな箱もりで出てきた。

親子丼

蕎麦を選ばず、親子丼を頼んだ人も。900円。

隣のテーブルにいる学生さんたちは、「納豆そばを暖かくして出してもらうことってできますか?」と店員さんに聞いていた。無理です、と断られていた。かけそばの上に納豆が乗っているというのはなかなか興味がそそられる絵だ。ぜひ見てみたかったのだが、残念。でもきっと、周囲が納豆臭くなるんだろうな、湯気とともに臭気が広がって。