手打ちそば はっぴ(06)

2007年01月19日
【店舗数:—】【そば食:389】
広島県広島市西区己斐本町

奈良漬け、せいろ一枚、加茂金秀

はっぴ外観

「ふくべ三」「たつ吉」と広島蕎麦屋をハシゴしてきたわけだが、最後の締めくくりとして己斐にある「はっぴ」に行った。本日三軒目。我ながら食べすぎだ。

11時30分からスタートした食べ歩きだが、三軒目にもなるとちょっと慌ただしい。はっぴは14時から中休みに入るので、それまでに食べ終わっていないといけないからだ。たつ吉から高速移動を心掛け、はっぴに到着。

このお店も地味な外装といえば地味なのだが、今日訪問したその他二軒と比べればまだ派手な部類に入る。街道沿いだし、バス停前だし、何しろ「手打そば」というのぼりがはためいている。

加茂金秀

お酒を飲む必然性なんて、今更これっぽっちも無かったのだが、ついつい「いつもの癖」で頼んでしまった。酒肴のところに「奈良漬け」を発見し、「あれ?これって以前からあったっけ?新メニューかな?」と首を捻っていたのだが、「何だろう?」という疑問がいつの間にか「これは注文しなければならない」となり、「ならばお酒も頼まねば」という変な変遷を遂げてしまった為だ。

出てきたお酒は、ふくべ三とは違い徳利にたっぷり、たっぷりの量。うはぁ。

奈良漬けをぽりぽりかじりつつ、お酒を頂く。

せいろ

せいろ。

美味かったなあ。香り、喉ごし、味全てニコニコもんでした。つゆもまろやかで美味なり。麺は相当固めであり、やや固すぎの感もある。ゆでが足りないのではなく、加水を少な目にしてえいえいと打ったものと思われる。ちょっとどっしりとしすぎなので、もう少し柔らかい方が肩に力が入らなくて良いと、僕は思った。とはいっても本日の蕎麦屋巡りのしめくくりとして大変に満足度高い一枚でござんした。

いやー、数年前までは「広島で美味い蕎麦屋巡り」なんてできるとは思っていなかったなあ。良い時代になったもんだ。

ただ、このほかにも広島には侮りがたい蕎麦屋が最近はあちこちにあると聞く。暇を見つけて、そういうお店をさらに開拓していきたいものだ。

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