雀のお宿

2012年09月26日
【店舗数:299】【そば食:513】
東京都調布市深大寺元町

もりそば

雀のお宿

深大寺蕎麦食べ歩きの三軒目は、「雀のお宿」というお店にしてみた。ここは、「雀」を名乗る割には広大な敷地を誇っており、入口には門まで構えている。深大寺門前蕎麦屋の中では一番大きなお店じゃなかろうか。敷地の中には竹林があったりする。

風情ある蕎麦屋、と言いたいところだが、店頭には「衣サックリボリューム満点!天丼1,600円」とか「卵が違う 卵たっぷり 親子丼1,300円」といった看板が掲示がされているので、若干イメージダウン。

雀のお宿入り口

門をくぐると、センサーが作動して音が鳴る。その音を聞いた店員さんが「いらっしゃませー」と店の奥から姿をあらわした。

このお店のお作法は、店の入口にある「食券売場」で料理を注文し、お金を前払いしなければならないらしい。ちょっと珍しい。「食券売場」といっても、実際に食券を渡されるわけではなく、前払いしたらそのまま席に案内される。

えーと、どうしようか。

優柔不断のおかでんは、お品書きをじっくりと吟味し、悩み、苦悩し、結論を出すのが常。でもこのお店の場合、即断即決が求められる。うーん、どうしようか。地鶏くわやき(1,000円)にビールをつけてみるか、それともこのお店では蕎麦だけ食べることにするか。

えーい、「もりそば(750円)」、ください。以上!

食券制度を導入したことで、このお店は人件費削減にはなったと思うが、売上機会を損失しているかもしれない。

店内

店員さんの案内で通された客席。

このお店は複数の建物から構成されているようで、奥にはお座敷席もある。今日は平日でお客さんが少ないので、こちらの建物だけを使っているようだ。

 もりそば

もりそば。

さすがに3軒目にもなると、蕎麦前をいただく気力がうせてきたので、蕎麦だけにした。魅力的な酒肴があれば、ついついお酒に手を伸ばしてしまうところだが、このお店は酒肴の取り扱いが少なかった。味噌おでん、煮込みおでん、自家製厚焼き玉子、地鶏くわ焼きの4品。まあ、たまには蕎麦だけ食べるのも悪くない。

ずるずるっと食べてお店を後に。あともう一軒の立ち寄りで今日の食べ歩きは終わりかな。

帰り際、店員さんから「大きなつづらと小さなつづら、どちらを選びますか?」と聞かれないかとドキドキしたが、当然そんな事は聞かれなかった。

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