手打そば 一喜

2013年01月13日
【店舗数:340】【そば食:570】
東京都西東京市泉町

葉わさび漬け、二色せいろ、楯野川清流(純米大吟醸)

すゞ木

すゞ木看板

成人の日三連休、せっかくのお休みだというのに特に予定が入っていない。しかも既に一日目はだらだらと過ごして終わりにしてしまった。ああ勿体ない。暇があるなら、美術館・博物館巡りをするか蕎麦を食べに行くに限る。せっかくだからどっちも満喫できるようにスケジューリングができればベスト。

そんなわけで、神保町の有名蕎麦屋をハシゴした後に国立近代美術館に行く方針でお店選びを開始した。・・・のだが、もくろみが見事大ハズレ。神保町界隈の蕎麦屋、いずれも日曜日定休なところばっかり。「山手線の内側にあるお店は日曜定休が多い。」というのは分かってはいたのだが、あまりにきれいさっぱり定休日にしているのには参った。安息日に対してストイックだな、おい。

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結局、諦めて方針転換。今日は東京23区を離れ、西東京市(大泉学園、保谷、ひばりヶ丘あたりのエリア)の蕎麦屋に出没してみることにした。このあたりの店だと、住宅街の中という立地であるために土日営業しているところが多い。なんとかなるだろう。

まず最初に訪れたのは、西武池袋線保谷駅から徒歩10分くらいのところにある「すゞ木」。完全に住宅街に埋没しているお店。アパートと一体化してるな。

予約で売り切れてしまう繁盛店

あれれ。暖簾が下がっているので楽勝、と思ったら、入口に「本日の蕎麦はご予約で売り切れました」の掲示がされていた。うそーん、せっかくここまでやって来たのに。予約がいっぱいにつき店に入れません、というのは、以前練馬の「法師人」でも同じ目に遭ったっけ。そうかー、予約が無いとお店に入れないのか、このお店は。

後でネットで確認してみたところ、完全予約制というわけではないのだけど、予約してから訪れるのが無難なお店らしい。相席にしないで、一組につき一卓提供されるから、すぐに客席がキャパオーバーになってしまうらしい。

今度訪れる機会があったら、事前予約はして行こう。でも、ここを再訪する機会はあるかな?あと、一人で貴重なテーブルを一卓占拠してしまうのはお店に申し訳ない。訪問するとしても、平日だな、きっと。

一喜

一喜看板

気を取り直して、次の店を目指す。保谷駅にいったん戻り、そこから徒歩15分。これまた住宅街の中にある「一喜(かずき)」というお店。わかりにくい路地にある立地条件だが、ちょうど店のまん前が結構幅がある道路を造成中。がらんとした空間が広がっている。そのため、遠方からでも「十割そば」ののぼりがよく見えた。のぼりがあると安っぽいイメージになりがちだけど、このお店の場合作戦成功といったところか。

楯野川

13時20分頃の入店となったが、客席は7割方埋まっていた。ちょっと不便なところだけど、人気があるらしい。なお、客席数は18。

そんな店内のようすを伺いつつ、注文するものを探す。お酒は一合500円~900円と手頃な価格に収まっている。まずは時間稼ぎをするために、山形のお酒・「楯野川」を選んでみた。純米大吟醸なのに一合650円というのは驚きのプライス。

あー、よく歩いた後の昼酒は体に染み渡るなあ。今日はぽかぽか陽気だったのでちょっと汗ばんだくらいだ。これだったら清酒じゃなくてビールでも良かったかもしれん。

ちなみにお通しはお漬物だった。白菜、きゅうり、人参の3種類。どれもいい塩梅に仕上がっていて、ポリポリとした食感もご機嫌麗しい。お酒が進みますな。でもこの店の後も蕎麦屋巡りは続けようと画策しているので、お酒は一杯でやめとく。

葉わさび漬け

おつまみとして頼んだのは、「葉わさび漬け」350円。値段は安いのに結構量があったのでちょっとびっくりした。うーん、これだけの戦力なら清酒あともう一合飲めるぜ。どうするよ、おかでん。

んー、却下。大人しくしてなさい。

さっそく箸をつけてみた。葉わさび漬けそのものは初めての体験ではないが、蕎麦屋の定番料理というわけではないので、食べるのは随分久しぶりで珍しい。口に運んでみると、おおう、さすがわさびの葉。わさび本体同様、カーンと鼻に抜ける辛味がすごい。ジャパニーズメンソール!そうかぁ、わさびは葉っぱであってもこんなにインパクトがある風味になるのか。改めてびっくりだ。酒が進んじゃって進んじゃってモウ、という酒肴では決してないのだが、箸休めならぬ徳利休めには向いている料理だ。おいしい。でも、思わずあまりの辛さに涙ぐんでしまったのは内緒だ。

二色せいろ

さて蕎麦の出番ですよ、っと。

このお店は「二八せいろ」と「十割あら挽きせいろ」の2種類の蕎麦が用意されているのだが、ありがたい事に「二色せいろ」の取り扱いがあった。いつも、「二八にするか、十割にするか・・・」とか、「普通の蕎麦にするか、田舎蕎麦にするか・・・」と悩まされるおかでんだが、二色せいろがあれば万事解決。ありがてぇありがてぇ。これ以外の選択肢はないでしょう、ということで注文。ちなみにお値段は880円ととても廉価だ。

蕎麦は一つのざるに盛られて提供された。写真左手が十割あら挽き。右手が二八。真の男たるもの、あえてこれをぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのが潔い。それやってしまえ、と一瞬思ったが、さすがにそんな暴挙が許されるわけもなく、大人しく二八から食べ始めた。二八から先に食べるのがお店としてはお薦めらしいんで。

二八

十割あら挽き

二八は蕎麦が香ばしくかおり、とてもおいしかった。一方黒っぽい十割あら挽きは星が散っており、食感が楽しい。こちらも香りは十分。

隣の席では、ご家族?で訪れた方たちが天ぷらやだしまき玉子を食べながらしきりに「うまいなぁー」「幸せー」と感嘆の声を発していた。いいなー。

さて、そろそろお店を後にしよう。「すゞ木」が入店できなかったので、急きょあともう一軒訪問先を追加だ。今度は隣駅のひばりヶ丘まで徒歩で遠征するつもり。閉店時間までにお店に到着しなくちゃ。

なおこのお店だが、「鍋焼き蕎麦」というメニューが存在した。お値段1,635円。
二八の蕎麦を太く打っております。海老天とお野菜たっぷりです。蕎麦がモチモチ。そして蕎麦が少し溶け出して、つゆもおいしく召し上がって戴けるかと思います

だって!今度ここに来る事があれば、ぜひその「鍋焼き蕎麦」なるものを食べてみたいものだ。

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