板蕎麦 香り家(02)

2018年03月04日
【店舗数:—】【そば食:694】
東京渋谷区恵比寿

野菜の天ぷらそば切り

香り家外観

恵比寿に所用があって訪れた際、お昼ご飯を食べるのに利用したお店。

お店に到着したのは15時を回っていたけど、このお店のランチタイムは16時までなのでありがたい。

「お昼ご飯を外で食べよう!」と思ったとき、13時を過ぎたくらいから「昼食難民」という言葉が頭をよぎるようになる。この時点でお店の行き先を決めておらずグズグズしていたら、本当に昼食を食べそびれてしまうので、気を遣う。

その点、16時まで営業しているこのお店のありがたいことよ。

なお、「ランチタイムは○時まで」という言葉にうっかりのせられて、その時間ほぼぴったりに来店したら「すいませーん、ラストオーダーは30分前なんですよー」と言われて愕然とする、という経験は誰でもあるだろう。あれはかなりションボリさせられるよな。

以前このお店には訪れたことがある。もう4年も前の話だ。

板蕎麦 香り家(01)
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お酒をやめて以来、「つるつるッとたぐる細い蕎麦」よりも、「ガツガツ食べる太い蕎麦」の方が好きになった。「酒のシメに食べる」のか、「主食で食べるのか」の違いなのだろう。

このお店の蕎麦は極太麺なので、その点僕の嗜好に大変合う。太麺の蕎麦といえば、「港屋」およびそのインスパイア系のお店でよく見かける。でも今日の僕はああいうラー油蕎麦ではなくて、シンプルに蕎麦をガシガシと噛みたい気分。

なにせ、ここにたどり着くまでに10km以上歩いているから。

10km歩いた結果が「太い蕎麦、喰いてえ!」というのは、健啖なんだか、それとも老いたのか、自分でもよくわからない。ここで「カツカレーとかガツンと胃袋に入れてぇなぁ」って言えれば、明らかに青少年だと思うけど。

香り家メニュー

相変わらず地味な店構えだけど、お客さんはひっきりなしに出入りしている。客席も満席だ。外国の方もいる。前回の初訪問時、店の外観にびびって入店をためらった自分が恥ずかしい。

ちなみに外国のお客さんだけど、ウィルキンソンのジンジャーエール(辛口)を飲みながら蕎麦を食べていた。カッチョイイなあもう。そういう食べ方もあり得るのか!

そういえば、宮沢賢治は花巻の蕎麦屋「やぶ屋」で、天ぷら蕎麦を食べながらサイダーを飲むのが好きだった、という逸話を思い出した。

やぶ屋 花巻総本店(01)
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あっ、ということはあのお客さんは宮沢賢治の生まれ変わり・・・?

いや、さすがに違うだろう、金髪だぞあの人。

野菜の天ぷらそば切り

野菜天ぷらのそば切り、を頼んでみた。

ランチタイムのサービスとして炊き込みご飯が付くということなので、天ぷらは無くてもよかったのだけど・・・まあね、春ですし。

春だから何なんだ?と我ながら思うけど、天ぷらが美味い季節なのですよ。これ以上詮索するな。

そば切り

太い蕎麦は大きな箱状の器に入れられ(正式名称は忘れた)、つやつやとしている。

底が若干透けて見える密度なので、もう少しボリューム感があると嬉しいんだけどなあ、と思う。でもそれは目の錯覚で、そもそもこの器自体がかなり大きいから量が少なく見えるに過ぎない。全部食べきると、結構な満足感がある。

しかもガシガシと噛みながら食べるので、食べたぜ!感が十分にある。

炊き込みご飯はあさりご飯で、これもしみじみ美味し。

お店を出たのは15時半過ぎでラストオーダーを迎えていたが、その直前までお客さんが訪れていた。行列ができるほどではないにしろ、繁盛店らしい。

胃袋に蕎麦の重さを感じつつ、再び恵比寿の町に繰り出した。さて、あともう一踏ん張り。